2021年9月26日

誰も注目してない最下位決戦、でも面白かった、淡白じゃなくなってた


9月26日、DeNA戦(横浜スタジアム)、8対10。9回最後に逆転勝ち、3タテ。

いろいろあった試合だった。取られて取ってのもつれあい。これが優勝争いしてるチーム同士なら、接戦と呼ばれる試合。こちとら最下位決戦。両チームのファンと関係者以外、だぁれも注目していない試合。

でも、見ていて面白かった。ちょっと前の淡白なのより、ずっとよかった。

>森下暢仁と今永昇太、一球品同士の投げあい。面白い要素は最初からあった。


森下の立ち上がり、ストライク先行でいい感じ。でも、なんか森下っぽくないなぁと思ったのは、変化球中心だったから?

今永も余裕の立ち上がり。カープの1番、上本崇司。桑原将志とのギャップ大きいなと気分が盛り下がってスタートしたが、上本がこの後、大奮闘することに。

2回ウラ、牧秀悟の2ランで先制される。オースティンへのフォア、痛かった。

4回、上本2塁打、小園海斗ヒット(さすがに今の小園にバントはさせなかった)、西川龍馬のタイムリーで2対1。小園、快音続く。西川も続く。西川はこの後も爆裂することに。


4回ウラ、佐野恵太のセンターフライを上本がフェンスに激突して死守。足もひきずっている。交代かと心配したけど、続行。これはカープ、勝たな! 森下がんばれ! というプレー。

しかし、直後にオースティンに打たれ、宮﨑敏郎にフォア、牧にもヒットで満塁。森下、おまえなー。森下はカープで一番好きな選手の一人(それ一番?)だけど、言う。おのれ~。

しかし、大和併殺で、よっしゃー。このとき、座り込んで捕球し、両足を投げ出したまま、小園に送球した菊池をテディベアと呼んだ人がいた。


これは流れくるかも。の、5回。菊池涼介のスコンとした当たりがホームランに。2対2、同点に。

6回、西川2塁打、鈴木誠也進塁ゴロ、またチャンスの場面で坂倉。しかし今度は内野安打で1点追加、2対3、逆転。つながっとるやないか、カープ打線。

しかし6回ウラ、ヒットとフォアで塁が埋め尽くされ、森下まさかの押し出し。おのれ~。3対3、同点に。クオリティスタートなんだけども。

森下、今シーズン中に勝ちがついたらいいね(もう消耗するので、森下の勝ちにこだわらなくなってきた。いや、勝ってほしいんだけどもっ)。

と、自分に言い聞かせた7回、林晃汰が三嶋一輝からホームラーーーン。3対4。森下に勝ち投手の権利の薄日が(だって1点リードでは)。

だがしかし、だがしかし、上本打ったー、小園打ったー、西川2塁打! カープつながってる、2点追加。3対6。西川、最近、戦う顔になってる(遅い。けど、よし)。


7回は、塹江敦哉。ヒー。森下の勝ちを消す男の登場。島内颯太郎もケナム誠も連投してるし、そうなるか。

桑原ヒット、柴田竜拓ヒット、佐野の打球をよりによって菊池の悪送球で、満塁。の、オーステインがホームランで、7対6、逆転される。サヨナラー、一度手放し、取り戻した森下の勝ち。 予感が当たり過ぎ。

塹江は森浦大輔に交代。森浦は三者凡退。交代、遅かったね。そして、森浦がもっとベンチに信頼されるような結果を重ねていってくれたら、リリーフ陣に厚みが出る。これからもがんばろう、森浦。

塹江の沈み込みぶりは痛々しかった。

8回は島内。3連投、お疲れさまです。1塁2塁を作って、バードに交代。バードは佐野にタイムリーを打たれ、8対6、菊池保則に交代。菊池は1球で火消し。


2点ビハインドの9回、代打・松山竜平がヒット、よしよし。山﨑康晃の送球エラーで、小園出塁。風向きが、来た? また西川打った、満塁。

誠也が大嫌いな得点圏で今日も打った、2点タイムリーで同点に! 坂倉フォアで、菊池も2点タイムリー、8対10、逆転です! 今度は、塹江に代わり、山﨑が沈み込むことに。

9回は栗林良吏が抑え、26セーブ目。永川コーチのもつ球団新人記録を更新。試合後、「思い出に残る日になった」と栗林は語っていたけれど、球団記録でおさまる人じゃない。

森下と今永の投げ合いが遠い日のように思える、ダイジェストでは伝わらない、いろいろあった日。今日は斜め見できない何かが最初からあった。

順位なんて、もういい(というより、もうどうしようもない)。残り24試合、ファンを面白がらせてくれ。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

〔関連記事〕

スポンサーリンク