2022年3月30日

上本、攻めのファウルで粘って粘って、死んでも連勝の波を放しませんでした


カープファン 余韻にひたる 水曜日、&(アーンド)サヨナラ勝ち。しかも2戦連続の逆転勝ち。

3月28日、阪神戦(マツダスタジアム)、3対2。開幕4連勝。佐々岡監督初の最多貯金4だそうです、単独首位です(小声)。

どしたん、カープ。何があった、カープ。好不調はちょっとしたきっかけが大事(分かれ道)と言われることがあるが、そういうことなの、どういうことなの?

まだ143分の4と心得ど、鈴木誠也がメジャー移籍した2022年。前田健太なきあとの2016年のようになっちゃうの? と気持ちが先走る4連勝。


西勇輝が天敵だったのは昨年途中までのこと。3回ウラ、西川龍馬ヒット、菊池涼介バントで送って、小園海斗のタイムリーで1点先制(直後、けん制死したが)。打順が固定しなかった昨季を思えば、この流れ、落ち着く。美しい。

菊池は史上8人目の300本犠打達成。「私、失敗しないんです」は菊池に進呈。

いつも手玉に取られていたときよりは西に球数投げさせていたけど、結局、1点しかとれなかった。天敵ではなくなっても、難敵ではある。


6回、九里亜蓮が3連打の後、糸井嘉男のセカンドゴロで1失点(菊池がとめて最小失点におさまった)。大山悠輔の犠牲フライでもう1点、1対2と逆転される。

7回、デッドボールも織り交ぜて、2アウト2塁3塁でマウンドを降りる。6回3分の2、2失点は悪い数字ではないけれど、もうひと踏ん張りしてほしかった。開幕投手宣言する人ならば。

こんな窮地でドライチ・黒原拓未が初マウンドに。待ってたぜ!

いきなり高めのボール球が3球続いたときには、ヒー。でしたが、でも球に力はあった。糸原鍵斗を三振で打ち取って、よっしゃー。マウンドを降りるときの充実した顔つきが脳に残る。

8回のドラ5・松本竜也。9回の矢崎拓也もボール球先行。出ました四球の王子様。矢崎、2コ献上でハラハラしましたが、無失点リレー!


9回ウラ、最後の攻撃。新加入で初スタメンのマクブルームが初ヒットで出塁。ようこそ、ようこそ。

代走・曽根海成が落球ありの盗塁成功、よしよしよしよし。

會澤翼は空振り三振に終ったけれど、何かが起きる上本崇司の打席です。これでもかこれでもかと8本のファウルで粘って、12球目にフォアを奪い取る。逃げのフォア選択ではなく、攻めのフォア奪取。でかした!

ここで代打・長野久義。DeNA戦を踏襲する流れ。いい予感がとまらない。ピッチャーのグラブを弾くラッキーな当たりで、2アウト満塁。


ここで西川。ピースが一つ一つ揃っていく。世の中に絶対はないけれど、サヨナラ勝ちを確信したくなるシチュエーション。

ライト方向にきれいに打ったー。サヨナラ2点タイムリーで、4連勝。

しびれる。こういうの、久しぶり。こういうの、見たかった。

末包昇大にももっと打席に立たせてあげたいが、マクブルームにも結果出してほしいし、上本崇司は当面外せないし。こんな悩み、久しぶり?

カープは開幕3連勝の波を死んでも放しませんでした。
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