2022年6月2日

中村奨成やっとスタメンマスク、遅い!


6月2日、日ハム戦(マツダスタジアム)、6対3。

勝ち越せてよかった。しかし、手放しで喜べないことが随所にあった試合だった。

中村奨成がスタメンマスク。これまで頑なに奨成の捕手起用を避けてきたベンチがどういう風の吹き回し?

ていうか、遅いねん!  昨年の5月19日、巨人戦、九里亜蓮とのバッテリーを完走。九里は完投勝利、奨成はチャンスの場面でプロ初打点を上げ、躍動した忘れがたい試合だった。

と、活躍しながらも、それ以降、ほぼ捕手での起用がなかった(続けて使われることはなかった)。

コンディションが悪いにもかかわらず、田中広輔を何年も1軍に置き続け、昨年の10月、やっと2軍に送ったときにも思った。遅いねん!  この判断するのに何年かかってんねん。


昨日の石原貴規の外外に逃げるリードに鼻白んでいたので、今日の奨成のインコースをついてくる配球に、スッキリ。

3回、日ハムにダブルスチール仕掛けられて、1点先制される。

伊藤大海は、5回ウラ、先頭打者の九里にフォア。野間峻祥にもフォア。3回ウラの西川龍馬のピッチャー強襲が影響したのか、ここで無念の交代。

古川侑利から菊池涼介ヒットで、ノーアウト満塁。しかし、西川が浅いレフトフライで走者動けず。ノーアウト満塁で点を取れないの図が、ありありと浮かぶ。


ここで、鈴木健矢に交代。マクブルームが10球粘って粘って、押し出し。ヒットではないけれど、点がとれるのはいいことだ。

続いて、坂倉将吾も押し出しで、2対1。ここはフォア狙いのような、歩くのを待っていたような消極的なものを感じて、ちょっといやな感じが残った。

小園海斗はゴロ(おーい)。宇草孔基がデッドボールで、3対1。

でも、投手交代しないBIG BOSS。今日は、無理しない日なんだな。明日からの阪神戦に備えてるのかな。それもまた戦略。でも、ソフトバンクに続き、カープなめられてる感がここでも。

ここで、奨成。ゆけー。行った、2塁打ーーー。やっとスカッと3点タイムリー。でも、ここでさらに3塁を狙う姿勢がほしかった。


6回ウラ、宇草に代わって、上本崇司がレフトに。守備に不安がある宇草を代えるのはいいとして、上本? 5点リードしたくらいで、もう守りに入るの?  中村健人は??  堂林翔太は??

援護の直後に打たれるのは、今年の九里あるある。立ち上がりから力んでいた九里。長く塁上にも立って疲れも出たか、6回、清宮幸太郎と野村佑希の連続2塁打で、1失点。宇佐見真吾のタイムリーで、もう1失点。

ここでやっとターリーに交代。遅いねん!  しかし、栗林良吏のセーブシチュエーションができた。ギリギリよしとしましょう。


7回8回、ケムナ誠、森浦大輔がなんとか無失点に抑えたものの、6得点した後は、オール三者凡退。

9回は、會澤翼がマスク。栗林が3人で抑え気持ちよく終れたが、最後まで奨成で行ってほしかった。

ヒーローインタビューは奨成。開口一番「最高でーす」。でも、まだその言葉とっておこうね。そのレベルにはまだ達していない試合内容だったから。

今日は奨成を見ることができて、ほんとうによかった。奨成が打席に立つと、観客の声援がひときわ大きい。華がある。

華のない二流コーチ陣にまた足をひっぱられないか、心配です。引き続き、スタメンで!

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