2023年9月5日

粘って10回延長サヨナラ勝ち、も、すごい残塁の山だった


9月5日(火)、DeNA戦(マツダスタジアム)、6対5。10回延長サヨナラ勝ち。

阪神は中日に大差で勝利、マジック1コ減らして14に。余裕。阪神の眼中にカープはもういないかな。だがしかし、カープはまだ阪神を射程圏内にとらえております。

7回まで、4対1と3点リード。8回、島内颯太郎が桑原将志の3ランで同点に。

9回、矢崎拓也が押し出しで、1点ビハインド。マクブルームの捕球ミスも痛かった。

9回ウラ、代打・松山竜平のセンター前ヒット(いいぞ松山、代打で輝け~)を皮切りに、野間峻祥の内野安打で同点に追いついた。

10回、曽根海成と矢野雅哉がフォアを選んで、2アウト2塁1塁。堂林翔太のセンター前ヒットで、曽根がタッチをかいくぐるヘッドスライディング。か、勝った。


6得点したが、もう一押し、ゴリッと行きたかった場面が山盛り。死屍累々ならぬ、残塁累々。

4回、ノーアウト満塁で坂倉将吾がタイムリー、3ヵ月ぶりに1軍復帰のマクブルームがサードゴロで、もう1点。も、1アウト3塁1塁で末包昇大は併殺。

5回、菊池のタイムリーで2点追加。1アウト2塁1塁で、デビッドソン空振り三振、坂倉ファーストゴロ。

6回には、1アウト3塁1塁で、堂林翔太が空振り三振、代打出塁の田中広輔盗塁失敗で3アウト。

同点に追いついた9回、2アウト満塁でデビッドソンがセカンドゴロ。

それでも、最後まで粘って勝った(でも残塁の山多すぎ)。この二文がグルグル回る。


マクブルームの昇格は嬉しいような、前半の不調の残像で嬉しさも半分のような。

打席に立たないまま二俣翔一が降格、曽根が昇格。大盛穂や羽月隆太郎もいるのに、また曽根?と思ったが、10回ウラ、キレキレの走塁でホームに還ってきた。

ダブつくサブメンバーズ。ならば大盛を下げて、長打をのぞめる野手を入れてくれまいか。

4番は菊池涼介。上本崇司のときと同じ、4番目として仕事をしてくれる安心感をベンチは取ったんだね。その菊池も2点タイムリーを打って仕事した。起用が当たったと言えば当たったのだが。


週末の阪神戦は、床田寛樹、森下暢仁、九里亜蓮の3本柱。今日からのDeNA戦は、森翔平、大瀬良大地、遠藤淳志。

直接対決の阪神戦も大事だが、その前に事切れないよう、DeNA戦も大事。ギラギラ感は足りないが、ギラギラしていたら勝てるというものでもない(打線の問題もある)。

と思っていたら、森翔平が4回、大将・牧秀悟に26号ソロを打たれはしたが、6回1失点と快投。


8回の島内颯太郎には、え~。調子落としているのに、疲れているのに、いつかの栗林良吏のときのように「信頼」という思考停止でマウンドに上げる。3点リード。休ませる手もあっただろうに。

2アウト2塁1塁まで来たところで、桑原が同点の3ラン。島内というより、これはベンチの采配ミス。休ませ~い。

今まで助けられきた島内と矢崎を今日は打線が救った。いや、打線がグイグイ打っていれば、残塁の山を築いてなければよかったとも言えるのだけど。

ヒーローインタビューは堂林と曽根。「明日からもがんばります」って、揃いも揃って面白いことを言わない二人(そういうキャラではないが)。

延長逆転、もう安堵と興奮でそれどころじゃなかったのかもしれない。面白いこと言わなくても、全然オッケー。
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