2023年9月2日

気づいたら完投の森下、またチャンスで末包、今日は打った!


9月2日(土)、中日戦(マツダスタジアム)、3対1。

前のめりで見たくなる、森下暢仁と髙橋宏斗のマッチアップ。全盛期を過ぎてしまった菅野智之と大瀬良大地の投げあいをエース対決と呼ぶなかれ。

互いに、調子よくないなりに持ち堪える。森下、立ち上がりは審判のきびしめ判定もあり、試合の前半を見ている限りでは、まさか完投するとは思わなかった。

9回1失点で8勝目。先発投手の完投が報われる、胸がすくような終わり方。リリーフ陣も休まったー。


2回、2アウト3塁2塁で、末包昇大。

昨日と一昨日、面白いほどチャンスの場面で末包に打席が回ってきて、ことごとく打てなかった。今日もまた来てしまった。

このチャンスをフイにしたら、3試合連続ホームランのことを忘れて、ジェットコースターみたいに、あがった評価を下ろされそうな場面だった。

でも、今日はやったぜ、先制のタイムリー。


3回、西川龍馬の打席で、代打・松山竜平。あれ、まだ早いよ? どうやら西川、右わき腹に違和感があったらしく、大事に至らぬうちにの交代とか。

松山、ここはピタッと犠牲フライで、1点追加。このまま4番に座る。

リーグトップの代打打率を独走中の松山も、スタメン起用となると、こと快音が止まる。

今日は代打で結果を出した後、ヒットも。松山、3回くらいから試合に出る案というのは、どうだろうか。ピッチャーでいうところのオープナーみたいな打者(野手)が2回までは打って守るの。なんてな。

松山の後、続けてデビッドソンのタイムリーが出て、3点リード。


4回、細川成也のホームランで2点リードと縮まったが(おそるべし、細川)、森下、それ以降は無失点。

8回には、デビッドソンが立て続けに軽やかな守備を見せ、森下のギアも一段と上がったような気がした。

援護がなくても、味方がミスをしても、エースは投げ続けるもの。だけど、援護と守備で野手が盛り立ててくれたら、こんな嬉しいことはない。野手と投手が呼応し合っているような試合は、やっぱりいいな~と思った。

本調子ではないなりに試合をつくり、4回には森下ヒット、5回には宏斗がバントヒット。互いにフィールディングのよさも見せ、華のある投手同士の対戦はいいものだ。


8月19日の巨人戦での記憶と重なる、森下と末包のお立ち台。

最後、暢仁さま(by末包)は、「ほんとに暑い中、声援ありがとうございました」と感謝の言葉を口にして、こう締めた。

「(チームは勝つしかないので)もっともっと熱い声援よろしくお願いします」

ちょっと、春のWBCの直前に行われた阪神との強化試合でお立ち台に上がった、大谷翔平みたいだった。
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