2024年3月7日

カープから5人の欧州代表戦、青学の西川に持ってかれました


3月6日、日本vs.欧州代表戦(京セラドーム)、5対0。日本が完封勝ち。

日本と欧州では野球人口(普及度)が違う。今回の大会規定ではコールドゲームはなし。だけど、それレベルの試合になるかと思っていたが、欧州代表を軽く見るなかれ(自分に言ってます)。

11月のアジアチャンピオンシップに近い、若手主体の構成。日本のベストメンバーだったら、また別の結果になったのかどうか。


坂倉将吾がスタメンマスク。ショートは源田壮亮。源田をはさんで、次世代ショートの小園海斗はセカンド、紅林弘太郎がサード。

源田、マシン相手じゃないのに、ボールがグラブにスッと収まるように無駄のないキャッチ。守備面での源田の壁は高いですね。それを上回る打撃で追い越してほしいぞ、小園。

2番・小園。走者1塁で、初球はバント失敗(2球目からはヒッティング)。これはサインだったのか? だとしたら小園にバントさせるなんて(カープか~)と、ちょっと肩透かしをくらった気分に。

その後、近藤健介、村上宗隆のWBC組の連打で流れるように1点。代表初出場の紅林がもう1点。紅林は守備でも見せて、アピール度高かった。近藤は5回にも2点タイムリー、格の違いを感じました。


この日、野手で目を引いたのは、5回、代走で途中出場した青学の西川史礁。6回には守備でも魅せて、そのウラの初打席、初球を振りぬいてタイムリー。8回にも、またまた思い切りのいいスイングでヒット。

6回、2アウト満塁で、持ってる森下翔太に初打席がまわってきた。だがしかし、セカンドゴロ。今日は西川に持ってかれた感が。

これはドラフトの目玉になりますね。常廣羽也斗に続いて、うちにこないか? あ、外野は渋滞? いえ、秋山翔吾や野間峻祥に指定席を与えることはないと思う。

7回に打席に立ったチーム最年少の田村俊介も、雰囲気、面構えともに、やっぱりいい。空振りになったけど、初球のスイングもよかった。でも、西川は当てちゃうのね。

井端監督と源田も絶賛の宗山塁の面構えもいいですね。当日、骨折が発覚して出場はなかったけれど、見てみたかったです。


投手では、宮城大弥と山下舜平大のオリックス勢が存在感。

山下のドスンと重い球。坂倉がキャッチできていて、ホッ(どんな心配?)。でもまだ坂倉が、大谷翔平や佐々木朗希の球を受けているイメージがわかない(がんばれ)。

森下暢仁が5回に登板。いきなり2塁打うたれとるがな〜。でも、打たれても、走者を塁に出しても点を与えないのが森下。

森下には代表が似合う。でも、今後も選ばれるには抜きん出た結果がほしい。1年目の突き抜け感がその後なく、ずっともどかしいものが。投球テンポも、もっとよくなるといいのに。宮城のテンポのよさが際立っていただけに。


9回は、栗林良吏。帰ってきた、栗林。が、こっちもいきなり2塁打。エンカルナシオが走塁中ころんでアウトになったが、次の打者にもヒット。連打されとるやないかーい。で、フォアボールと。まだ調整中の香りがプンプカ。

そこからギアをあげて連続三振。森下同様、点を取られないことが大事。でも、ともに代表力はそんなに強くないような。

次のWBCやオリンピックに向けて、若手を育てる展望ありきの井端監督の方針、とってもいいです(カープも見習おう)。今晩も楽しみ。

ケガなく終わることが一番の目標のこの代表戦。WBC代表でもあったチェコのシュナイダーが3回、投球直後にうずくまるシーンが。遠くまで来てくれて、いい投球を見せてくれていたのに。大事に至りませんように。
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