11月12日、2025年のゴールデングラブ賞発表。
9つのポジションのうち、セ・リーグは阪神の選手が7名選ばれるという格差をここでも見せつけられる。
投手 村上頌樹
捕手 坂本誠志郎
1塁手 大山悠輔
2塁手 中野拓夢
3塁手 佐藤輝明
遊撃手 泉口友汰(巨人)
外野手 近本光司、森下翔太、岡林勇希(中日)
昨年は、矢野雅哉が遊撃手部門、秋山翔吾が外野手部門で受賞したことがカープの小さな喜びだったが、今年はゼロ。
矢野は打撃に精彩を欠いたが、守備にも昨年のような力量は感じなかった。秋山翔吾は試合数が昨年の半分以下。慣れないライトの守備での、らしくない落球も記憶に残る。
もっと秋山センターで見たいけど、中村奨成の台頭も今年のカープの数少ないよかったこと日記。1年でいろんな変化が起きる。
今年のゴールデングラブ賞は、「該当者なし」が選択できるようになったとか。今までできなかったんかーい。(「日刊スポーツ」)
それより、記名式投票にまだなってないんかーい。
記者の方々には無記名でなく、責任もって、スポーツジャーナリストとして、正々堂々とフラットに選手を選んでほしい。
小園海斗は今季、サードで70試合、ショートで57試合、セカンドで26試合。
ポジションコロコロさせられて、「チーム試合数の1/2以上1つのポジションの守備についていること」というゴールデングラブ賞の条件のどれにも当てはまらなかった。ゴールデングラブ賞の可能性の土台にも立たせてもらえなかった。
ショートで1年通したとして、ゴールデングラブ賞が獲れるものでもないけれど、オールスターでもどっちつかずなポジションに。
守備でこんな負荷をかけられて、よくぞ首位打者とってくれた。このポジションコロコロが、いま日本代表の内野ユーティリティとしてアドバンテージにもなっているのだけど、だけど、だけど、チーム内での扱いが雑!
新井さんはこのオフ、「今、ポジションが決まっているのは小園しかいない」と言ったが、1年遅いんじゃー。と、叫びたい。
矢野ショートにこだわって、どんだけチャンスを潰してきたか。チームを停滞させたか。
その矢野は11月9日の契約更改で、500万円マイナスの4800万円。あの活躍(しなさ)でこの金額……。カープにはよくあることだが、寵愛されているベテランレベル。昨年の増額もだったが、球団やっぱり矢野に甘い。
小園はまちがいなく1億は超えるだろうけれど、昨年同様、跳ね上がり方が渋くならないか、まっとうな評価をしてもらえるのか、今から心配しています。そんなことになったら、今度こそグレます。早くこのチームから出ていける日を松の実。
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