2025年8月26日

エース床田、猛暑のマツダで完投勝利、尊敬が止まらない


8月26日(火)、巨人戦(マツダスタジアム)、対1。

床田寛樹、9回1失点、 今季6度目の完投。これは両リーグトップ。

この度を超す暑さの中で、よくぞ一人で投げてくれました(暑いの苦手なのに)。尊敬が止まらない。

8月24日、森下暢仁が肩のハリを訴え、登録抹消。

「どれくらいで戻って来るかわからないけど、その間に僕と大瀬良さんで何とか踏ん張りたい。若いいい投手が多いので、その子たちにも頑張ってもらいながらいけたら」と、試合の前日に言っていた床田。(「日刊スポーツ」)

もぉ、有言実行に、しびれる。来季の開幕投手(=エース)は床田で。


1回、1番中村奨成、2番ファビアンが連打。4番モンテロのレフトへの打球はエンタイトルツーベースとなって、1点先制!

5番末包昇大が犠牲フライで2点目! 1週間ほど前、チャンスの場面で最低の空振り三振を散々見せていた末包が、最低限の仕事。

「スミ2」で終わるんじゃあるまいなと思われた7回。6番羽月隆太郎2塁打、床田ヒットで、2アウト1塁3塁。ここで奨成がタイムリー、3点目!

床田の、スパーッとしたスイングはほんと見ていて気持ちいい。打率2割台。打席数が違うとはいえ、石原貴規や二俣翔一より打率いい。もちろん會澤翼よりも(會澤より打席数が多い床田)。

再来年、セ・リーグにDH制が導入されたとしても、床田は打席に立てばいい。床田がその頃、どこにいるかは知らないが・・・。


8回、代打キャベッジが初球をとらえてスタンド上段に14号ソロ3対1。床田、悔しそう。

8回ウラ、モンテロと末包が連続併殺崩れで進まーん。

となっていたところに、8回からセカンドの守備についていた菊池涼介がタイムリー2塁打、4対1に!


床田は9回もマウンドに。丸佳浩、岡本和真、吉川尚輝の並びも、大ごとは起きず、最後の打者となった中山礼都のファウルチップを坂倉将吾がこぼさずキャッチ。当たり前のプレーに「やった!」と思う自分がいた。

試合終了! 床田と坂倉に笑顔が~。なんかホッとする。

スタメンでヒットと打点がなかったのは坂倉だけ。打撃ではやはり元気なかったが、7番で調子をつかんでもらえたらと思う。

で、週に一度は休養日あっていいのでは? ずっと休みもなくスタメンマスク、5番に置き続けたほったらかしのベンチもベンチ。


ヒーローインタビューは床田とモンテロ。モンテロって、ベンチでもチームメイトに声よくかけている(傷心の森下とかにも・・・)。

今日も、床田に身振り交えて何か話しかけていて、でも床田は、「ん?」となっていて、通訳のフェリシアーノさんを目で探すという光景がほほえましかった。

いろいろ問題はあるけれど(おもにベンチに)、投手もがんばっているし、打線も動き出したし(当社比ですから!)、巨人に3タテしたい!

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2025年8月25日

森下も野村再生工場で見てもらったらどうかな?


昨年、現役を引退した野村祐輔。今季から3軍投手コーチ(兼アナリスト)として、2軍寮に隣接する大野練習場で、リハビリ中の選手や調子を落とした選手をマンツーマンで調整する仕事をしている。

野村の引退が発表されたとき、床田寛樹はこう言っていた。

「僕がプロに入って技術的なことを一番聞いた先輩。間の取り方とか、カーブを磨きたいと思ったとき、すごくわかりやすく教えてくれた」

「アドバイスがすごく的確。ほぼほぼ、野村さんに教えてもらったことをやっているという感じ」

こういう人が投手コーチになってくれたら・・・と思っていたので、そうなって嬉しかった。


昨日、今季初勝利をあげた常廣羽也斗は、7月下旬、野村にブルペンで1球ずつフォームの良しあし伝えてもらい、修正していったそうです。(「デイリースポーツ」)

今季、8月1日にプロ初先発をした髙太一。現在2勝目、3登板すべてクォリティスタート。私の中で「勝たせたくなる投手」として旋風を巻き起こしている髙も、野村コーチとフォームの見直しをし、よい変化をもたらしたよう。(「デイリースポーツ」)

7月28日に支配下登録され、8月2日の中日戦でプロ初登板で鮮烈な三者凡退デビューをした辻大雅も、野村コーチのもとで調整して、球速が10キロ以上アップしたとか。(「デイリースポーツ」)


むふ~。素晴らしい。もうひとつの「野村再生工場」と呼ばれているようです。(「Number Web」)

いずれ「野村監督」としても、いかがでしょう、なんてね。なんかエレガントそうだな(野村の内情は知らないが)。 6回終えたら、定時で帰りまーす、とかね。

8月24日、森下暢仁が登録抹消。ついにリフレッシュ休暇を言い渡されたかと思っていたら、肩に張りがあるとのこと。

どちらにしても、ゆっくり整えて、野村先輩にフォームのチェックをしてもらったらどうだろう?


赤星優志も8月25日に登録抹消。8月24日のDeNA戦では、チームワーストの9敗目。

森下の14敗のことを思えば9敗なんてまだまだという気がするが、最近の6試合を見ただけでも長いイニング投げられてなかったわりに、そこそこ失点。

先発の仕事を果たせていなかったようですね。森下の無援護で負け投手とは違う状況みたい。

阿部監督は「先発を外れてもらうことにします」と明言。そんな明言しなくても、登録抹消の時点でわかるわーい。なんか、阿部監督の言葉の使い方、時々ひっかかる。


あぁ、野村的なコーチが打撃コーチにもほしい(そう思っているカープファンはとてつもなく多いだろう)。

石原バッテリーコーチと藤井ヘッドが、坂倉将吾の送球改善に取り組んでいるようです。(東スポWEB

その話も書きたかったけど、また今度。
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常廣、今季初先発で連敗ストッパー! 前川、チャンスでまた打点!


8月24日(日)、中日戦(マツダスタジアム)、対4。

常廣羽也斗(2023年ドラ1)と金丸夢斗(2024年ドラ1)の投げ合い。

私的には、昨年新人王を獲るはずだった投手 vs. 今年新人王を獲るはずだった投手対決。

常廣は活躍を期待されながら、卒業に必要な単位が足りず調整が遅れるという想定外の出来事。金丸は、打線の援護に恵まれず、いまだ1勝(他人事と思えない)。

昨年9月15日のDeNA戦、プロ初先発にして6連敗止めた常廣。今日もカード3連敗止めた! ストライク先行で、見ていて気持ちよかった。


今日のスタメン、左の金丸に対し、オール右打者。

こういう采配、カープにはよくある。中日の井上監督もこういうことする人。

類は友を呼ぶじゃないけれど、類になりたくないタイプの監督ですから(新井さんもどうかしてるタイプですが)、同じようなことするの、やめてほしいと思った。

坂倉将吾には休養をと思うが、小園海斗まで外すとは。小園は右左関係ない主力なのに。それとも小園も休養? ちょっと解せない。

もしかして、坂倉への配慮なんだろうか。小園も外してるからね。坂倉だけ外したんじゃないからね。って、そんな邪推(?)をしてしまった。


3回、石原貴規の打球をサード・チェイビスが悪送球して、石原2塁。常廣のバント失敗には森下暢仁や床田寛樹先輩を見習おうねと思ったが、1番中村奨成ヒット、2番前川が先制タイムリー!

前川、久しぶりのスタメン(もっと出せー)。なんてチャンスに強い選手。今、最もカープに求められているもの(もうひとつはホームラン)。

続いて、4番モンテロが2点タイムリー!  

外角低めのボール球を絵に描いたように振り続け、3試合スタメンを外れていた5番末包が11号2ラン! 末包、お休みの甲斐あった。

エラーが起点になったとはいえ、初対戦の投手に弱いカープが大量得点で常廣を援護(僕のときも・・・by森下)。


4回、常廣は細川成也とボスラーを連続見逃し三振。ボスラーの打席では、3球目、審判のストライクのコールを聞く前に、もうスタスタとベンチに戻り始めていた。それくらいドンズバ。

5点とって安心したわけではなかろうが、追加点が入らない。これは要注意パターンです。

6回、岡林勇希の打球をショート前川がファンブル、ランナーを出してしまう。

ショートの経験少ない前川を守らせるベンチが荒っぽい。ミスした前川を責める気にはならなかった。


疲れが出てきたのか、常廣は田中幹也にデッドボール。雲行き怪しくなってきたところで、ブライト健太が3号3ラン、5対3。来たー。

ここで常廣降板。6回途中3失点(自責2)

中﨑翔太とハーンが連続ワンポイントで火消し。この二人の名前を聞いたときにはハラハラしたが、事なきを得た。

7回、昨日、ホームランを打たれた栗林良吏が安心の三者凡退。あれ、栗林、3連投やないかーい。

8回、島内颯太郎。ヒット、ワイルドピッチ、フォアとてんこ盛り。細川タイムリーで5対4。しーまーうーちー。

9回、森浦大輔が三者凡退で締め、3タテを阻止!


常廣、今季初先発で、初勝利。常廣と前川のヒーローインタビューが阻止されなくて、よかった。

しかし・・・昨日も今日も、マツダ名物、応援の「圧」を感じなかった。

球場にいるだけで体力を使う、この暑さ。応援にまでエネルギーが渡らないのかもしれないですが。見に行かれるだけですごいことですが。

その前の横浜スタジアムでのDeNA戦も、かなり暑かったはず。でも、両チームとも、応援に熱気があった。

夏休みのせいか、さすがにいつかのお寒いスタンド空席ガラガラ問題は見なくなったが、寂しい状況はそういうところに表れているのだろうか。

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2025年8月23日

髙が作ったいいムードをカープベンチがぶち壊し、森下14敗目


8月23日(土)、中日戦(マツダスタジアム)、対5。

中日に2連敗、早々に負け越し。

ムード、悪いですね。DeNA戦でせっかく髙太一がいいムードを作ってくれたのに、昨日、森翔平の交代時を見誤ったカープベンチに冷や水あびせられた。

選手がいくらがんばっても、チームの舵取りできない監督相手に、選手が気の毒になる。今日、試合を見るワクワク感がめっきり沈んでた。こういうの、今季何度もある。

しかも、昨日8回、2失点したイニング途中で、坂倉将吾から石原貴規に交代させたのも後味悪かった。


坂倉の守備の不安は目に余るものがある。でも、「正捕手は坂倉」と決めたのは新井さん。

そもそも、坂倉の直談判を受け入れたこと自体も疑問。「僕、図書係やりたいんです」「そうか、任せたぞ」なんて、クラスの係決めじゃないんですから。

それでも、任せると決めたなら、イニング途中で交代させるなんて、信頼してないぞのメッセージ、送らないでほしい。ミスの多い坂倉も坂倉なんだが、ひどいな、と。


開幕時、坂倉不在で、會澤翼や石原貴規がスタメンマスクの試合は、打線がめっぽう物足りなかった。でも、いま坂倉、打撃も不調。

この猛暑、疲労も大きいだろうから(でも自分で捕手やりたいって言ったのは坂倉)、たまにお休みさせてあげては? 會澤や石原出したら?

會澤2軍へどうぞの私でさえ、今日、そう思ってしまった(ほんとは清水叶人や髙木翔斗らに経験積ませてほしい)。

そういうマネジメントもケアもできていないカープベンチ、ひどいよ。


今季、森下暢仁と坂倉のバッテリーが復活して、やった~と喜んでいたのに、ん? 森下、6勝14敗目。目を覆いたくなる負け数。

1回、岡林勇希と樋口正修に連打。2盗を狙う上林誠知への坂倉の送球が、ちょっと逸れたとかじゃない、明らかな山なりの悪送球。その間に1点先制される

これはチームの雰囲気悪くなるレベル。森下もやってられないだろう。

でも、森下もぽんぽんランナー出してるわけで。細川成也のポテンヒットで、2点目

3回、山本泰寛タイムリーで、3点目


3回ウラ、中村奨成がタイムリー!  ファビアン2塁打、小園海斗犠牲フライで、2対3! 

立ち上がりの悪かった森下も徐々に調子を取り戻し、5回6回7回は三者凡退。あ~。寝起きの悪い子がだんだん覚醒するみたいなの、森下多すぎないか?

森下、7回を終えた時点で、91球。このまま投げさせるかと思いきや、7回ウラ、代打を出された(前川誠太、ショートゴロに終わったが、ヘッスラ見せた。もっと打席に立たせてほしい)。

1週間前のヤクルト戦のように、森下降板直後の逆転劇はなく、負け投手の権利だけゲット。


8回、栗林良吏。どの回でも誠実な仕事を見せてくれる栗林、安心感あるわぁ。と思っていたら、細川成也に13号ソロ。う。

9回、辻大雅も、チェイビスに4号ソロ。うぅ。

また、中日に4位を譲る。せっかく3位のDeNAが連敗してるチャンスなのに。なんなの、この2チームの譲り合い。

明日は、常廣羽也斗。やっと見られる~。と思ったら、中日は金丸夢斗。おぉ、こちらもやっと見られる~。

初対戦に弱いカープにすでに暗雲が・・・とならないことを願って。楽しみではあります(小声)。

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柳攻略も延長11回で負け。選手の状態より、右左とか球数見てるから


8月22日(金)、中日(マツダスタジアム)、対6。

4対4の延長11回、中﨑翔太の2失点が決定打に。でも、敗因は、森翔平を8回まで引っ張ったことだと思ってる。

今日の森、立ち上がりからよかった。いつも、どこかマウンドでの雰囲気がない森。今日は「点を取らせないぞ」という、いい緊張感を感じた。

昨日、2年目の髙太一が素晴らしいピッチングを見せてくれた。それが森に強い刺激を与えた気がする。


森は7回まで無失点だったが、疲れが見えてきた。でも、新井さんは、森を続投させると思った。球数85球だったし。

3点リードの8回。代打大島洋平ヒットからの、上林誠知タイムリーで1失点。

点を取られてから、島内颯太郎に交代。

試合後、新井さんは、左の上林まで森で行くことはプラン通りだったと言っていた。そうやって、選手の状態より、右とか左とか、球数で判断していることが敗因だったと思ってる。選手を見て!

島内からの、田中幹也タイムリー、細川成也12号2ランは誤算だったと思うけど。


今日は天敵の一人、柳裕也の日。

だったが、2回、佐々木泰タイムリーでプロ初打点! 加えて、森の打球が柳のグラブをはじいて、2点目

5回、4番モンテロのタイムリーで3点目。昨日から、4番が変わったとたん、動きだすカープ打線。

柳にとっては、「カープ打線を0点に抑える」のはデフォルト。6回3失点、ダメージ与えられたんじゃないだろうか。

ただ、3回、満塁で秋山翔吾がレフトフライ。5回、満塁で佐々木がピッチャーゴロ。7回、2塁3塁で秋山セカンドゴロと、攻めきれなかった。


逆転され1点ビハインドの8回ウラ、佐々木ヒット、代打矢野雅哉が粘ってフォア、中村奨成バントで送って、1アウト2塁3塁。

ファビアンはショートゴロ、佐々木挟まれ、タッチアウト。うぅ。

しかし、ここぞで小園海斗が同点のタイムリー! (リプレー検証で、岡林勇希のスライディングキャッチのワンバンが認められる)

ここはしびれた。ベンチの新井さんも確信のうなづき。

ここで一気に逆転したかったが、モンテロ空振り三振。


9回、2アウト1塁2塁で、代打野間峻祥。あぁ、DeNA戦での記憶もまだなま温かい代打野間。空振り三振で3アウト。

前川誠太もいたのに。前川見たかった。最近、全然前川に打席のチャンスなし。どうなってるの!

11回の中﨑といい、代打野間といい、監督の好み色濃く出てしまう。

岡本駿はヤクルト戦で村上宗隆にホームラン打たれた印象が残っていたのかもしれないが、岡本はしっかりと中﨑の火消し。

いつも打てない柳から3点とって、ご丁寧に8回で守備固めまでして、選手の状態見誤って、勝ち逃す。せっかくチームがのってきたのに、またベンチが、もぉ。

2025年8月21日

髙太一、また勝たせたくなる投球で2勝目! 4番末包からモンテロに変えたとたん5得点!


8月21日(木)、DeNA戦(横浜スタジアム)、2対

髙太一って、どうしてこうも「勝たせたい」と思わせるピッチャーなんでしょう。

プロ初先発初勝利をあげた8月1日、中日戦のときから応援したくなる雰囲気を醸し出していた。

今日はさらに、テンポもコントロールもよく、落ち着きさえ感じた。今、わりとノリノリだったDeNA打線を3安打に抑え、7回2失点で2勝目

これまで6回1失点、7回無失点、すべてクオリティスタート。7回、宮﨑敏郎の粘りの20球がなければ、さらにイニング投げていたかも?(宮崎とのこの対決は見応えあった)

森下暢仁や大瀬良大地たちが無援護という報われない蓄積疲労に見舞われているのに対し、まだ先発歴スタートしたばかりで、そういうのとは無縁(まだ今は)。それもあってか、マウンドに立つ姿が清々しい。


髙のナイスピッチングとともに、今日のトピックスは、末包昇大をベンチに下げ、モンテロを4番に置いたこと。ついに山(小山だな)が動いた。

動いたとたんに、こうも結果が出るとは。

4回、バウアーからモンテロが先制9号2ラン! 小園海斗がヒットで出ていたのも、なおよし。ソロより2ラン、2倍2倍。昨日までの腰砕けの空気がふきとんだ。


4回までノーヒットだった髙。5回、宮﨑敏郎の打球を、ライト中村奨成のグラブをはじき(照明が目に入った模様)、2塁打に。でも後は、シャットアウト。

7回、髙がセンター前にプロ初ヒット。からの、ファビアン15号2ランで、0対4! こちらも高のヒットで、2倍2倍。

さらに小園3塁打。バウアーから中川皓太に代わって、モンテロのタイムリーで0対5!


髙を勝たせる確率が高まってきた7回ウラ、1アウト1塁で、宮﨑との対決が始まる。

初球を見逃した後は、ボール以外に、ファウル15球の応酬。ポール際の打球もあり、髙が一度、しゃがみこむシーンさえあった(ホームラン打たれたわけではなかったのに)。

20球目、レフトのポール際に5号2ランを叩き込んだ宮崎もすごかった。

2024年9月22日、バンテリンドームで、矢野雅哉が涌井秀章からファウルで22球粘ってプロ野球新記録を作ったが、あのとき矢野はフォアで粘り勝ちの出塁。宮崎との打者としての格の違いを感じた。

髙は、その一発で沈みこむことはなく、山本祐大とビシエドを打ち取って、堂々としていた。素晴らしかった。


8回、1アウト1塁3塁、追加点のチャンスで、髙に代打、野間峻祥。この引き締まった試合に最後、野間を出してくるというカープベンチのセンス。併殺で終わり!

そこで流れを渡さない、8回島内颯太郎、9回森浦大輔がもう一度引き締めて、カード勝ち越し! 

ヒーローインタビューで、プロ初ヒットについての感想を聞かれたときの髙の笑顔がなんともよかった。また応援したい気持ちになった。

2025年8月20日

絵に描いたような末包の三振、4番目のループ映像もう見飽きた!


8月20日(水)、DeNA戦(横浜スタジアム)、7対

2回にしてすでに、「チャンネル変えようかな」という気持ちに。8月17日のヤクルト戦を思い起こす出だし。

先発の遠藤淳志が4回投げ切れず、6失点。中村奨成、ファビアン、小園海斗が作った満塁のチャンスをことごとく末包昇大が潰すという構図。

今日は、大瀬良大地が3回5失点(2回に6安打で5失点)。アウトがなかなか取れへーん、というヘロヘロ日記。やっと3アウト取れて、うつむいてベンチに戻る大瀬良。そら、うつむくだろう。

昨日、汗びっしょりになりながらも、7回114球投げた床田寛樹を見た後だけに、ないわー。


1回、ファビアンと小園海斗が連打で、1アウト1塁2塁。

末包はまたボール球すべて振って、空振り三振。坂倉将吾はピッチャーゴロ。また4番目で流れが止まるところを見せつけられる。

そう毎回打てるものではないと心得つつ、外角低めボール球を毎回きっちり振っている末包。よっぽど調子が悪いのか?

そんな末包の打順は据え置き。

今日、ファビアンが5打数5安打。月間打率1割台とストッパーだった時期があったことを思うと、長い目で見るのも必要・・・なんだろうけど、もはや末包にポテンシャルがあるのかどうかもわからなくなってきました。


絵に描いたような末包の打ち取られ方。見ていて変化がなさすぎて、ループ映像のよう。この類を見ない成長のなさ(それを言ったら、大竹耕太郎に連敗という最たるものがあるが)。監督時代の佐々岡さんを思い出した。

あっ、それを言ったら今の新井さんも・・・。コンディション不良の栗林良吏のクローザーにこだわったり、何と戦っているのかわからない。

この流れ止めてる4番と5番、一度ロック解除してほしい。


このまま大敗で終わるかと思われた3回、大瀬良フォア、ファビアン&小園がまた連打1アウト満塁で、末包。ここは犠牲フライで最低限の仕事。

もうね、「末包にまわる前に、ファビアンと小園で点を取っておいてほしい」と今日も思った。

8月6日、東克樹から6得点したカープ。まだ3回、まだ4点差。行けなくは、ない。

4回、代打二俣翔一が犠牲フライで、2点目

5回、ファビアンが14号ソロで、3点目


ヒタヒタと迫りました。鈴木健矢が4回5回を抑えて、さぁ、取り返すぞ~。

という6回、高橋昂也が林琢真とオースティンのタイムリーで2失点。これまで、好リリーフしてきてくれた昂也だが、そりゃないよー。

7回、1塁2塁のチャンスで、末包見逃し三振、坂倉ライトフライ。ランナー動けず、またこの光景見せられてからの、モンテロタイムリー。反撃はここまで。


7対4。5対0よりは試合らしい形にはなったけども・・・。

試合後、「打順の組み替えは考えていない」と言いつつ、「明日になったら、どうなるかわからない」と、伏線張った新井さん。(「日刊スポーツ」)

そら、ゆらぐでしょう、ぶれるでしょう、4番目の現状見ていたら。一度変えてみてくれまいか。ループ映像、もう見飽きた、つまらないんです。

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