8月4日、DeNA戦(横浜スタジアム)。
前日、勝ちパターンのリリーフを総動員しながらも、延長11回でサヨナラ負けしたカープ。
この日は、先発・大瀬良大地が安定したピッチングで8回(104球)まで投げ、おおむねリリーフ陣を休ませることができ(最後は中﨑翔太が登場しましたが。1点取られましたが)、なによりでした。
一方、DeNAの先発は、20歳の京山将弥(まさや)。投げっぷりのよさ、打たれても表情を変えないところ、そのうえ黒田博樹似の顔立ち。と、相手チームながら応援している選手の一人です。
ちなみに、家族に「黒田に似てると思わない?」と聞いてみると、「そう言われれば、似てなくもないけど……。目が新井貴浩に似ている」との答え。そ? かな? それはそれでまた応援したくなるというものです。
ところで、京山と黒田の思わぬ共通点を発見。京山の座右の銘は、「耐雪梅花麗」だそう(「サンスポ」)。これは黒田と同じではありませんか。高校時代のチームメイトから贈られた言葉で、黒田とは関わりのないことのようでしたが、ますます応援しがいを感じるのでした。
この日のスタメンで、ついに菊池涼介が2番から8番に(2番には安部に)。
6月2日の記事で、「突然、何をやらかすかわからない菊池涼介のような存在が下位打線にいるのも、相手にとっては不気味だと思いますよ」と書いたことがありました。ここはひとつ、のびのびと開き直ったバッティングを見せてほしいところ。
と、思っていたら、早速2回、菊池からタイムリーの快音が。しかも、田中広輔のタイムリーで菊池がホームイン。新鮮な光景です。しかも、キク・タナでしっかりつながりがってるという。
前日のゲームで、菊池はチャンスの場面で代打を送られ、むくれていたと聞きましたが、菊池ほど実績のある選手に代打を送ったり、打順を下げたりは、なにかと配慮があったりするのでしょうが。その点、近ごろ怒られてばっかりの岡田明丈と薮田一樹。
まだプライドが邪魔するほどではない若い二人は、ストレートに怒られやすいんでしょうね。それはそれで悪くないようにも思えてきました。これからへの期待の現れとも言えますから。勝負の世界ですから。
怒りやすい(怒られやすい)というのは、逆に言えば、打たれ強さがあるとも言えます。岡田、がんばれ!(次回こそ)
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