鈴木誠也が今シーズンの目標として、「打点王」を高らかに掲げました(「スポニチ」)。誠也が個人タイトルについてはっきりと話題にするのは初めてのことだそうです。
いいですね、打点王。打率でも本塁打でもなく、打点。
打率も本塁打も、純粋に個人の記録。そこを追求するのではなく、勝ちにつながる量が数字にあらわれる打点に重きを置くところに、4番としての意思を強く感じます。
2018年8月1日、ヤクルト戦で「5打数5安打7打点」と驚異の打席を魅せた鈴木誠也。ホームラン2本、2塁打2本、ヒット2本と、サイクルヒットを上回る大活躍っぷり。
そのときのヒーローインタビューも、とても印象的でした。サイクルヒットとはならなかったけれど(それ以上の結果でしたが)、個人の記録達成より、チームが勝つことを第一に考えている姿勢をしかと感じましたもの。
黒田博樹や新井貴浩の持っていた「フォア・ザ・チーム」スピリットの継承者は、じつは鈴木誠也なのではと感じるこの頃です。
「スポニチ」の新井さんと誠也の新春対談でも、新井さんが何度も誠也の賢さについて口にしているのですが、若くして野球人としての風格すら、誠也には感じます。いや、こういうのはきっと年齢だけではないですね。
なんだか、いよいよ、ますます、カープの至宝となってくれそうな期待が高まってきます。ズンズズン。
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