2020年2月3日

キャンプ情報あれこれ


キャンプ初日、目にしたテレビのキャンプ情報は、ロッテの佐々木朗希と、松坂大輔の西武復帰の話題のオンパレード。

実際、佐々木や松坂を見に訪れているファンの数は多いよう。取り上げられる理由もそれなりにあるのだろうけど、こうした人気者偏重の報道傾向って、ますます強くなっているような。

たとえば、夜のNHKニュースでの大相撲。一時期、「人気の遠藤は・・・」と、毎日、遠藤の取組を流していたことがあった。最近は「人気の炎鵬」にすり替わっていますけど。

人気の力士を取り上げると決めてかかるより、その日、エキサイティングだった取組を紹介する。そんな視点で作ってくれたら、もっと相撲の面白さを知ることができると思う。

そんなことを思っていたら、2月2日の「サンデースポーツ」(NHK)のキャンプ情報は、佐々木と松坂のワンパターンセットでなかった。

ロッテでは、楽天から移籍した美馬学のブルペンでの様子を伝えていて(バックネット裏でそれを見学している佐々木)、こういう切り口がもっと見たいと思ったのでした。



キャンプ情報以外には、西武の辻監督、源田壮亮、外崎修汰を招いたインタビューも。

西武と言えば、2年連続でパ・リーグを制し、2年連続で日本シリーズに進めなかったチーム。

リーグ3連覇すれど、日本シリーズでは勝ち知らず、のカープ。でも、2回、日本シリーズに進めているから、まだよしとしましょうか。

昨年リーグ優勝した巨人にいたっては、日本シリーズで4連敗のストレート負けですからね。カープはまだ、まだよしとしましょう。と、そんな小さい話はここまでにして。

このインタビューが、何となくチームの雰囲気のよさが伝わってくるものでした。3人から最初からやわらかい笑顔が見え、いい感じだった。

源田と外崎曰く、辻監督は怒らない人で、のびのびとやりやすい、と。監督は監督で、選手はみんなプロなんだから、そこは任せている、と。

佐々岡監督も、もっぱら強面(こわもて)とは真逆の人のよう。今のところ、チームの雰囲気はよさそうかな?

今シーズンから、筒香嘉智、バレンティン、山口俊がいなくなり、迫力が数ミリ低下したセ・リーグですが、いる人で盛り上げてほしい、ワッショイ。


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