2020年4月17日

山中伸弥さんの新型コロナサイトがいい


新型コロナウイルス、いろんな情報がとびかっています。中国の武漢で発生してから世界に広がっている今に至るまで、専門家と呼ばれる医療関係者でさえ、言っていることがさまざま。

日本で感染者が徐々に増え出したこらから、感染の拡大を防ぐためにも、軽症のうちに早く見つけ、どんどんPCR検査の数を増やした方がいいと私は思っていました。

一方、医療の現場を知るからこそ、医療崩壊するから検査はセーブした方がいいと主張する医療関係者もいました(ここまで感染者が増えてくると、検査数を増やす方向になりつつありますが)。

感染者を収容できるキャパをなんとか工夫して用意することは行政の仕事。困難であっても、そこをなんとかアイデアとアクションで状況を変えてほしい。

「○○がないから△△できない」じゃなく、「△△するために○○する」という発想で動く人のなんと少ないことか。

どんな対応をするか・・・トップに立つ人の機転で随分違いが出てくることをくっきり見せてくれる新型コロナ。



iPS細胞を発見し、ノーベル賞を受賞した山中伸弥さん。3月からこんなサイトを起ち上げています。

山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信

「感染症や公衆衛生の専門家ではありません。しかし、人類への脅威となった新型コロナウイルスに対し、医学研究者として何かできないかと考え、情報発信を始めることにしました。(サイト「PROFILE」より)

山中さんが他の人にもお知らせしたいと思った新型コロナに関する情報(データやサイト)が紹介されています。

ただでさえiPSの研究や実用化で時間がいくらあっても足りないほどの仕事をしている山中さん。現役の研究者が、そんな中、時間をつくってサイトをオープン。

しかも、作りっぱなしでなく、随時、耳寄り情報が更新されています。シンプルで見やすくて、とてもいいです。

ますます尊敬です。それぞれの持ち場で出来ることをやっていこう。そんな人や試みを見つけるたび、こんなスッキリしない状況ですが、サーッと晴れやかな気持ちになります。

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