2020年6月8日

プロ野球も、一般の人たちにも、もっとPCR検査を。


6月3日、「巨人の複数の選手から、新型コロナウィルスのPCR検査の陽性反応が出た」とニュースで聞いたときには、しかもそれが、主力選手の坂本勇人と大城卓三だったとわかったときにはかなり驚いた。

開幕はどうなるか心配されたが、坂本と大城のウィルス量が少なかったということで、大きな問題にはならなかった(されなかった)。

いつのまにか感染して、症状が出ず、知らぬうちに乗りきったという人は少なくないでしょう。自分もそうかもしれないし、検査してみないと何ともわからない。

坂本も大城も大きな症状はなく何よりだし、問題とされることではないレベルの話なら何よりなのだが、開幕ありきで、大きな問題にしなかったようにも見えた。

もし開幕前に、選手に感染者が出たらどうするか、NPBはあらかじめ決めていたのだろうか?

基準を曖昧にして、自分たちの都合に合わせ緊急事態宣言を解除した政府と似た香りをほんのり感じたりもした。


5月16日に再開したドイツのプロサッカーリーグ、ブンデスリーガは、選手に定期的にPCR検査するようだけれど、日本のプロ野球はチームによって対応がまちまち。

巨人は坂本と大城の陽性判定がわかった後、1軍選手と首脳陣にPCR検査を行い、シーズン中も定期的に検査していく所存のようですが、最初は選手、首脳陣、スタッフら総勢220人のうち、希望者に抗体検査を行ったようです。

検査を希望しなかった人がいたというのはどゆこと? 何か事情があったのかもしれないけれど、この機会に検査を受けてクリアに開幕を迎えようって考えなかった不思議。


と、開幕が10日あまりに迫った今日、NPBは開幕前に、全チームを対象にPCR検査を行うことにしたそうです。(「スポーツ報知」)

ふぅ。やっと決まりました。

しかし、PCR検査数を増やす増やすと政府が言い続けてはや数カ月。なかなか増えていない、この現状、この頑なさはいったい何?

先日、あるラジオ番組で、気になる症状があるのでPCR検査を受けたいと相談窓口に電話したところ、「4日間様子を見てください」という対応をされたそうだ。いまだに・・・。

プロ野球選手や、夜の街関連(なんだこの時間帯や場所を特定する失礼な言葉は? そんなことより大事なのは人と人との距離なのに)の人たちだけでなく、検査を受けたい一般の人がもっとスムーズに受けられるようにしてくだされ~。


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