2020年10月28日

九里亜蓮の安定感ますます増す。森下暢仁の存在感も。


10月27日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)。2対0で完封勝ち。九里亜蓮は4連勝。

大盛穂が久しぶりにスタメンで1番。待っていました。どうして結果を残しながらも使われ続けなかったのか、ナゾ采配が続いていました。

その大盛、3回でタイムリーで1点先制。田中広輔のゴロの間にホームイン。先発の九里を援護。

大盛は今のカープにあって、よい空気(緊張感)を感じさせてくれる数少ない選手。チャンスを活かして、期待に応えて、結果を出している大盛。佐々岡監督、ちゃんと見てくれていますか。か?


先発・九里の安定感がますます増してきた。7回を投げ終わった時点で109球、無失点。8回、九里は安打と2つのフォアで満塁をつくって、塹江敦哉に交代。

ここはハラハラしましたが、塹江が4番・村上宗隆を空振り三振に打ちとる。

9回、フランスアも無失点で抑え、完封勝ち。元気のないヤクルト相手とはいえ、よきよき。しかし、打線は依然として秋の夜の気温のよう。

4位との4ゲーム差はなかなか縮まりませんな。

ヒーローインタビューで「今、一番勝っているのが森下なので、負けないように」と語った九里、男前でした。

森下は、黒田博樹のように、そのプレーがチームのレベルをひきあげる存在になると、10月24日のDeNA戦で感じた。九里も森下から大きな刺激を受けているはず。


この日、巨人は森下と新人賞を争う戸郷翔征が先発。5回5失点で降板、9勝目ならず。

戸郷が見ていたかどうかはわからないけれど、森下の、10月24日のDeNA戦での投球を超えることはできないだろう。

あの日の森下を見て、森下を応援したいと思ってくれたDeNAファンもきっとたくさんいるだろう。

まだ確定はできないけれど、森下は新人賞に確実に近づいた。そのことも、この日の嬉しい出来事。それくらい、あの日の森下は印象深かった。


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