2022年11月4日

黒原、岡田、ドライチたちの契約更改。そして坂倉のこと


人事異動が落ち着いたと思ったら、始まりました、契約更改。

ドライチの黒原拓未は100万円マイナスの1400万円。

シーズン序盤、イキのいいピッチングを見せてくれていた黒原。5月4日の巨人戦で吉川尚輝にデッドボールを与えてから、1軍で登板なし。

SNSで巨人ファンからの誹謗中傷を受け、早々に人気家業のハードな経験をすることに。

元気にしてるのか気になっていたけど、上半身のコンディション不良だったとか。来季はコンディションを整えて、リリーフ陣の厚みを増す一人になってほしいです。


こちらもドライチ、岡田明丈は250万マイナスの1750万円。

昨オフ、トミージョン手術を受けて、今季登板なし(3年間1軍での登板なし)。それでこの金額とは。査定って、ほんとによくわからない。

投球練習も始めたようで、復活、待ってます。マジで。


岡田と坂倉将吾は活躍を願ってきた二人。坂倉は今や主力に。

今季は首位打者になって、お正月のリアル野球盤に出るはずだったんだけどな。

そうは言うても、規定打席に達した選手の中では、打率はチームでトップの2割8分8厘。

しかし、ファーストどころか、サードを守らされ、捕手としての出場がなくなってから、打席で元気がないように見えた(それよりもっと精彩を欠いた人はいますけど、なんぼでも)。


坂倉のキャッチング(ポロポロ)やスローイングは見ていて時にいたたまれない。これはプロか、プロなのか? と。

よって、バッテリーコーチの意図もわからんでもないが、會澤翼がマスクをかぶると、投手の球数が増え、テンポの悪い、思い切りの悪い試合が増えていった。

おまけに坂倉の打率も下がっていったというのに、わかってないな、カープベンチ。

そこに、新監督・新井さんの「(坂倉は)来年は捕手一本で」宣言。坂倉にも、チームにも、光がちょっと差してきた。


「どっかできれいに打とう、丁寧に打とうという思いがあった。強い打球は三塁を守っていてもイヤだった。強さもプラスすると、印象は変わってくる」と、今季の打撃について語った坂倉。(「デイリースポーツ」)

サードを守った経験が視点を広げる側面はあったみたいです。でも、打撃もいいけど、やっぱり捕手としての練習も、しっかりとな。

肩の強さは持って生まれたものがあるとしても、せめてキャッチング。

達川光男さんは、入団当初、ボールが獲れなかったそうだ。そんな達川さんに、キャンプが終わった後、江夏豊さんは「キャッチングが悪いと、どうにもならん。1カ月で10万球受けて来い」と言ったという。

達川さんは、ブルペンで、1人70~80球として、1日11000球を受け、足りない部分はピッチングマシンで受け、7万球はこなしたそうだ。(二宮清純『広島カープ 最強のベストナイン』)

坂倉、それくらい練習してるか? 量をこなして質を変えていこう。達川さん、どうぞ助言をお願いします。


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