2022年12月1日

最下位でもゴールデンクラブ賞はとれる


11月29日、ゴールデングラブ賞の表彰式。10年連続の菊池涼介と、初受賞の森下暢仁。冴えなかった今季のカープ、最後に唯一ピッカーンと輝く話。

数ある賞の中でも、プロにとって誇らしいゴールデンクラブ賞。エースとして、なおのこと。

「来季も受賞したい」と、森下。君ならできる。その前提として、大きなケガなく3シーズン過ごせていることが素晴らしい。


森下と盟友・山本由伸のツーショットは、ま、眩しい。ゴールデンなクラブを手にしてるだけに。

だがしかし、シーズン前、「沢村賞をとりたい」と言っていた森下(優秀防御率もな)。となりに並ぶ由伸は何歩も先を行っている。

かたやリーグ優勝したチーム。こちとら5位。勝てないチームでは分が悪い。今季は森下、防御率もよくなかったが。

それを思えば、ゴールデングラブ賞はチームの成績関係なくとれる賞なのであった。来年も行けー。


すっかり今年の10大ニュースがピックアップされる季節に。6月、交流戦の西武戦を見に行ったことは、私的にはカープ関係の一大ニュースでした。

球場の近くに住んでる方や元気にお過ごしの方には大げさに聞こえると思いますが、持病があって体力に自信がなく、野球観戦に出かけるのはもう諦めていました。

でも、「生きてるうちに一度ナマで森下見たい」と、思いきってベルーナドームへ。こんな気持ちは黒田博樹を東京ドームに見に行って以来。


試合開始前の練習、ウォーミングアップしている森下に目が釘付け。しかし、この日は6回2失点。粘っていたけど、テンポよくなかった、
よく打たれてました。ちなみに、キャッチャーは石原貴規。坂倉将吾が、坂倉とのバッテリーが見たかった。

ボロボロだった交流戦、1対2で終れたのはまだしもよかった方。翌日はアンダーソンが先発で、0対11の大敗。この日でまだよかった。

でも、思っていたほど森下にオーラは感じなかった。黒田のときのような。


それより脳に刻まれたのは、矢崎拓也。身体からエネルギーを発しているような熱を感じて、存在として見ていて面白かった。
球も強かった。

実際に足を運んでこそ感じたこと。出かけてよかったと思ったのでした。岡田明丈も見てみたいな~。

黒歴史のようなこの3年(プラス1年)。新井さんの新体制になり、一転して暗雲が一掃されそうなムード(シーズンが始まってみないと、どうなるかわからないが)。

来季は坂倉も捕手に専念。森下には坂倉とのバッテリーで、1年目のような強気なピッチングを見たい。1年目がピークみたいな話、もうしなくてもいいように(希望)。

カープの目玉になる! と思わせてくれたアンダーソンの初登板。あの日がピークでシーズンが終わるとは思いもせなんだ。
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