2023年6月16日

逆転したけど満塁で残塁、負ける理由はほかにもある


6月15日(木)、楽天戦(マツダスタジアム)、7対11。
昨日1勝できてよかったという最低限のカードに。

先発コルニエルが1回に4失点、すでに42球。2回にも1失点。あーあーあー、という始まり。

でも、これは想定内(大瀬良大地とコルニエルのときはこんな感じ。もちろんいいピッチングを見せてくれたら拍手を送っています)。

試合を落ち着かせてくれるだろうと期待した中村祐太も3連打で1失点。

投手が土台を作れないことには話にならないが、打線も打線。1回、1アウト3塁で、秋山翔吾も西川龍馬もランナーを返せない。これは勝てないパターン。今日、3番4番は沈黙してた。


しかし、4回、デッドボールに相手エラーありで、1アウト満塁。代打・松山竜平が最速のお出ましで、2点タイムリー! 菊池涼介のゴロで、もう1点、野間峻祥のタイムリーで、4対6。2点差と迫る。

さらには6回、1アウト満塁で、菊池が2点タイムリー。代打・上本崇司も打って、 7対6と逆転。こんなん、楽天ファンはやってられないでしょうね。

ここで、昨日、クリーンアップを黙らせた鈴木翔天が出てきた(秋山フォアで、1アウト満塁)。ところが、リベンジどころか、西川、空振り三振。坂倉、センタールライ。また黙らされてしまった。

さらに畳みかけたいこの好機で、満塁で残塁。逆転はしたけれど、限定的に敗北気分が残った(最近、こういうのが多い)。


まだ3回ある。リリーフ陣が打たれる=楽天打線が点を取りにくるかもしれない。点を取らないと。

7回、ターリー。1塁3塁ピンチの場面で、途中出場のライト・曽根海成が好返球して本塁タッチアウト! しびれた。

しかしな。8回、島内颯太郎、2アウト満塁で、中日からトレード移籍の阿部寿樹。なんでここで図ったように嫌なバッターが。

で、しっかり嫌な感じのとおり、打つんですよ、2塁打。しかも、さっき好守備見せた曽根が後逸して、3失点。今度はカープファンがやってられない気持ちに。


9回、栗林良吏。逆転したとき、リードの場面でベンチが栗林を出して、また辛いことになるんじゃないかと心配していたのだが、2点ビハインドでマウンドに。

いきなりフォアで、結果、田中和基に2ラン打たれ、とどめを刺された。

新井さんは投げながら調子を上げてほしいと栗林を1軍に置いたままにしたが、そういうコンディションではないのでは。気合でどうにかなるレベルじゃないのでは。ケアしてほしい、マジで。

打線も打線。逆転した後、3イニング連続三者凡退。



昨年を思えばまだいいように見えても、起用されてる選手がそう変わってないのだから、今日みたいな結果になっても不思議に思わない。

監督が変わるとき、一番期待するのは選手起用が変わること。そこのところは期待を外されっぱなし。

今日、末包がスタメンで、1安打、1死球、フェンスぎりぎりのレフトフライと、いい打席を見せてくれた。

ベンチは1軍昇格の判断も遅く、スタメン起用も遅かった。即スタメンでよかった、即スタで。


ファームでの小園海斗を評価してくれている、こんな記事があった。2019年まで中日で2軍バッテリーコーチをしていた田村藤夫さんの記事。(「日刊スポーツ」)

ちゃんと見ていてくれる人はいる。カープの人は、ちゃんと小園のこと(選手のこと)、見てくれているのかな。

この記事からは、(チーム事情があることは理解しつつ)今の小園を1軍に上げないカープへの釈然としない気持ちも伝わってきた。

この記事、カープ関係者が見てくれないかな。外圧〜。
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