7月5(水)、阪神戦(マツダスタジアム)、0対2。
今季3試合で1点しか取れてない大竹耕太郎に、今日はプロ初完封までされてしまった。
5月20日、大竹と甲子園で投げ合って、0対0。9回最後、サヨナラ負けした森下暢仁(大竹は7回で降板)。
森下はリベンジに燃えていたはず。だと思うのだけど、島田海吏に先頭打者ホームラン。近本光司いないのに。大瀬良先輩みたいなこと、やめて。
中野拓夢にも打たれ、1回25球も要した。
3回にも先頭打者を出して、前川右京の打球を西川龍馬がファンブル、2点目。この後、満塁を作ったが、追加点は許さなかった。崩れることはなかった。
5回で終わりかとも思われたが、6回121球まで投げた。制球がよくないなりに粘って6回2失点(自責は1)。5月5日の初登板から、すべてクオリティスタートというのは立派だ。
そんな森下を援護できない打線(とベンチ)。今日こそはと、どんな工夫を見せてくれるか少しは期待したが、驚くほど変わらなかった。
スタメンマスクは打撃好調の坂倉将吾ではなく、またしても會澤翼。
週1の重役出勤していた會澤も、最近は週2ペースに。坂倉の疲労を考慮してのことなんだろうか。
週1だけだったら大瀬良大地が担当してくれて済んでいたのに。打率3割と1割台の差は大きいのに。
ただ、會澤は大竹に対して5打数3安打と相性がよかったとか。今日は全然そりが合わなかったけど。
というより、おおむね相性が悪かった。そんな中、4番・西川が4打数3安打。でも、全体で5安打。つながるはずもない。ホームランもない。
昨日3ランの田中広輔が5番。お気持ちわかりますが、田中5番では弱い。坂倉がいないと、そうなってしまう。さすがにデビッドソン5番は一度試みてやめたようだ。
意外だったのは、昨日ノーヒットの小園海斗をショートスタメンで起用したこと。てっきり、大竹から唯一タイムリーを打っている右の上本崇司を持ってくるかと思っていた。ここのところは、希望が持てた。
小園は今日もノーヒット(西川、田中、野間峻祥以外はみんなノーヒット)。いい当たりもあった。新井さん、もう少しだけ待ってて。
でも、もう前半のマクブルームやデビッドソンのときほど待ってもらえないかも。小園、落ち着いて。矢崎拓也に座禅を教わってみませんか?(ささやき)
それにしても、大竹の失点の少なさの再現性は見事。
逆に、大竹を打てないカープ打線の再現性は情けない。お得意さまにもほどがある。恥ずかしくてたまりません。
明日は、野村祐輔と、防御率1.58でリーグトップの村上頌樹(野村は0.00ですけども)。難儀なことになるのか、味わい投球合戦になるのか、楽しみにしときます。
オールスター戦の監督推薦選手が発表された。九里亜蓮が初選出。おめでとう!
カープからは秋山翔吾と二人。地元開催なのに、さ、寂しい。
でも、昨年、急遽出場の決まった、3日前にヤクルト戦で投げたばかりの森下に2イニング投げさせた高津監督。忘れまじ、許すまじ。よそのチームの選手によくそんなことできますね(よそのチームだからか?)。
投手(自分のチームのね)に無理をさせない高津監督のマネジメントは評価されていたが、化けの皮が剥がれたと思いました。あれ以来、高津監督をリスペクトできなくなった。
今年もセ・リーグの指揮をとるのは高津監督。この寂しさも、却ってよかったと思おう。タフな九里ならば、なんとでもしてくれることだろう。