2023年8月3日

床田らには誇らしく、打線とベンチには情けなさすぎたゼロ


8月3日(木)、DeNA戦(マツダスタジアム)、0対0。12回延長引き分け。

スコアボードに0が24コ(合計も入れたら26コ)。なんという風景。投手にとっては誇らしく、打者には0点(れいてん)が突きつけられた、恐ろしいスコアボード。

床田寛樹とバウアーの投げあい。ともに完投。どころかバウアーは10回も投げた。二人とも先発の仕事をまっとうしたどころか、それを上回った。

10回、カープは矢崎拓也から繰り出して、11回、島内颯太郎、12回、栗林良吏。みな三者凡退と、仕事をまっとうした。


床田は自身初の10勝目を目指した試合。それに値する投球をしたのに、援護ゼロ。

かたや、勝利数で並んでいた戸郷翔征も今日、完投して10勝目。149球も投げていた。

8回ウラ、岡本和真の26号ソロ(2回には25号ソロ)という援護を得て、勝って終れた。素晴らしい。

投手の奮闘で持っているカープ。こんな試合が続いたら、さすがの自慢の投手陣も、心身ともに疲労がピークに達して綻びるの図、も目に見える。


そうなる前に、打線のテコ入れが必要なのに、なぁんも手が施されません。

スタメン見て、無常観の無表情。田中広輔(ファースト)、羽月隆太郎(セカンド)、矢野雅哉(ショート)という下位打線の並び。これでどうしろ、と。これは二軍戦なのか、と。

代走でテテテと駆け抜けて魅せてくれる羽月、守備で沸かせてくれる矢野。置かれて咲く場所が違ってる。


右投げのバウアー。左打者と右打者の被打率はほぼ同じと聞いた。次回、バウアーとの対戦で今日みたいなオーダー組んだら承知しまへんでぇ。物笑いの種ですえぇ。

さすがにスタメンになるとヒットがでない松山竜平は外したが。4番目は上本崇司だったが。

カープ併殺3つ(うち2つが羽月)、DeNAも2つという。


それでも10回と11回、見せ場はあった。秋山翔吾ヒット、上本バントで送って、坂倉将吾・・・は申告敬遠(ですよね)。

ここで田中。代打は出さず。ベンチはそんなに田中に期待(お祈り)をしてるのか? 家族って、やっかい(家族じゃねーし)。

100歩譲って、田中もごくたまにマツダではホームランを打つ・・・と希望を持とうとしたが、力ないスイングのレフトフライで3アウト。

11回、ランナーなしの2アウトで松山竜平。こんな場面で出すならもっと早い出番があったはず。それでも松山、ヒット。代走の大盛穂も盗塁決めた。

お、小園海斗だ。でも申告敬遠(ですよね)。野間峻祥ヒットで満塁。今日、併殺もあったが2安打の秋山。決めるか? いや、セカンドゴロ。


12回延長なのに、21時半までには試合が終るというスピードゲーム。7月29日の阪神戦は5時間近くかかっていたのに。

カープの投手陣と打線を見れば、だろうね。という結果になった。

だってテコ入れないんだも~ん。当たり前の結果、報いじゃ!

床田が、矢崎が島内が栗林が、報われてほしいわ!
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