1月18日、新井さんは今年も護摩行へ。もう20年目。今朝の「サンデーモーニング」でも取り上げられていました。
毎年、護摩行する野球選手のことは遠目に「やってはるわ・・・」と見ていた。
いいも何も、やるのは本人の自由。でも、たとえば、イチローや大谷翔平は護摩行するだろうか。しないだろう。野球が上手くなるために、ほかのことをやるだろう。
でも今日は、「新井さんなら、いいか」と思った。かつての金本知憲さんとかも。
新井さんは2000本安打の人。実績ありますから。技術のある人がメンタルをさらに磨くために本人が選んでやっていることならば、と。
そうでない人がやるなら、ただのお祈り?
今年は會澤翼や堂林翔太に、末包昇大と中村奨成も加わった。
末包昇大は「(護摩行を)やったからといって野球がうまくなるわけではない」と承知の上で、「僕には時間がない。取り込めるものは全部取り込んで、悔いなく終わりたい」と言っていた。
昨年の末包は(いえ、1年目だって)、もっと打席を与えられたら、さらにいい成績を残せたのではと可能性を感じさせた。結果を出しても起用しないベンチに、むしろ責任あるのではと感じた。
大学~社会人野球を経てプロ入り。年齢的にも切実さが伝わってくるので、末包の護摩行を否定する気にはなれなかった。
「もう逃げたくない」と言っていた奨成は(やっぱり野球から逃げとったんかーい)、トレーニングでの鍛錬や自分で考えて工夫するのをすっとばして、護摩行に走っている感じがしてしまう。
これを経験すれば何かが変わると思っているような。
護摩行の前にすることあるやろ?って。護摩行は、會澤翼も「おすすめはしない」と言っていたほどの、けして楽ではないものなのですが。ひとつの経験にはなるのでしょうけれど。
會澤や堂林には、野球の実績としては、新井さんのようなつきぬけ感はない。
「週プレNEWS」(『週刊プレイボーイ』のニュースサイト)で、江夏豊さんと新井さんの対談が!
強面ながら、野球の話をするときの江夏さんにはいつもエレガントさを感じます。
就任1年目を経て、新井さん、得点力の強化や若手の育成が課題ということは認識されているみたいです(されてないと困るという話)。
2024年、お頼み申します。