1回裏、岡田が先頭打者・高山にフォアボール(出た〜)。続いて、岡田が鳥谷のゴロをファンブル(やっても〜た〜)。そして、糸井がヒットで、あっという間にノーアウト満塁。ロサリオの犠牲フライでトントントンと、阪神に1点。
しかもこの日、岡田は2度の送りバント失敗もありました。
昨年なら、このまま負の連鎖が続くのでは……と思われそうな展開が幾度となくありましたが、ミスを引きずることもなく、フォアの連発もなく、「腕を振って、テンポよく投げた方がいい」との磯村のアドバイスが功を奏し、野手の援護にも恵まれて、終わってみると、6回1安打1失点という手応えある投球内容。
4月5日、初登板のヤクルト戦でも、 先頭バッターにいきなりフォアを与えるなど、つい昨年のフォア連続大量失点が脳裏をよぎり、見ている側としては期待しないように……と防御反応が起きたりもしたものでした。
しかし、初先発の日に続き、この日も大崩れすることなく、チームの4連敗もストップ!
チームの4連敗ムードだけでなく、昨年からファンが岡田に対して抱いていた「フォアフォア病」のイメージをもこの日は断ち切ってくれました。
昨年春のキャンプで、宮本慎也さんや三浦大輔さんが予言してくれていたように、いずれカープの柱になるためのこの1年を期待させてくれる投球でした。
打撃も大好きという岡田。この日の2度の送りバント失敗を胸に刻み、さらに打撃練習に意識をもってのぞんでくれることでしょう。でも、岡田にはいっそ普通に打たせてみたらどうでしょう? なんて思ってしまいます。こちらの赤いユニフォームでも、投打に期待していますよ。
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