2020年8月13日

ジョンソンここまで迷走するなら、一度石原と組ませてみたら?


8月12日、中日戦(マツダスタジアム)。

先発は、今度こそ!のジョンソン。捕手は、會澤翼。

数日前、1軍登録された石原慶幸ではなかった。打線のことを考えれば、妥当。ならば、石原を1軍にあげたのは何のため? この日はナゾのままでした。

そんなジョンソン。3回までは順調だったが、4回に2失点。6回には満塁の場面でフォアを出して1失点。5回1/3を投げて途中降板。またしてもジョンソン、白星をもたらせず。

その後を継いだ菊池保則がエラーで1失点。どことなく続く負の気配。

しかし、せっかくの満塁で、フォアとエラーで2得点のみの中日。

どんな形であれ、得点が転がり込むのは素晴らしいこと。ですが、ごっそりと持っていけなかったのは、中日にしてみれば物足りなかったかも。というか、だから最下位決戦なのか、と。


7回は薮田和樹が無失点に抑え(ホッ)、8回には島内颯太郎。

このところ、いいピッチングを見せてくれている島内。そろそろ勝ちパターンかと思いきや、こんな4点ビハインドの場面で使うとは(しかも連投)。もったいないのその1。

8回、菊池涼介のタイムリーで、カープやっと1点入りました。

島内の代打に坂倉将吾。しかし、ここで柳裕也から岡田俊哉に交代。代打の代打で、長野久義がコール。なんかここだけ豪華だ。坂倉の打席は消える。もったいないのその2。

その長野もあっさり3球で打ち取られ、追加点ならず。

9回は久々の中田廉。三者凡退でガッツを見せてくれる。よっしゃー。でも、スコッと打たれることもあります、中田廉。なんか九里亜蓮的な。名前をフルネームで呼びたくなるところも、九里亜蓮的。


それにしても、4安打と見せ場のなかったカープ打線。1対4で敗れ、2勝1敗ペースも崩れる。

ジョンソンは今、石原と組んだら、どんなピッチングを見せるのだろう。

石原と組んだからといって、必ずいい結果が出るとは限らないが、ここまで迷走しているなら、一度組んで試してみては?

沢村賞をとったほどの投手が専属の捕手でないといい結果を出せないなんて、いい響きはしない。

でも、そんなことよりチームにとってそれがプラスになるなら、試してみればよかったのになと思った。せっかく石原を上げたのなら。

勝つためにいろいろ試す。が、もっとあってもいいのに、カープ。

勝つためではなかったが、控え投手を疲弊させないため、野手の増田大輝にリリーフさせた原監督の采配は、今のカープではほど遠いものに思えます。

あのときの増田はリラックスして楽しそうに投げているように見えて、なんかよかったな。

競った場面で若手をリードするとか、石原が登場するシーンは今シーズン、あるのだろうか。私は見てみたいのだけど、点の取れない打線にそんな余裕が今ないのはたしかだ。


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