2021年9月5日

3本のHRで高橋昂也を援護、打線はつながらないまま


9月4日、ヤクルト戦(東京ドーム)、2対4。高橋昂也が6回無失点で、5月14日以来の3勝目。栗林良吏が1週間ぶりの登板で、23セーブ目。

大瀬良、森下、九里、玉村に続くあと二人が課題だった先発ローテ。8月29日の床田寛樹に続き、昂也が帰ってきた!

1回裏、昂也は1塁3塁、満塁の場面を作るも、粘って無失点。球数24球。1回が終了したのは試合開始から30分。時間かかった。でも粘った。

このままテンポ悪い試合になったらと案じもしたが、後になるほど調子をあげて、5回裏と6回裏は三者凡退。6回裏には菊池涼介の素敵なジャンピングスローも昂也を盛りたてた。


打線も今日は援護した。2回、鈴木誠也がソロホームラン(先頭打者だったから)。誠也、このところのホームランペースが目覚しい。

5回には菊池がソロホームラン。嬉しい追加点。

6回には、誠也2塁打の後、坂倉将吾が2ラン。0対4。

この日の得点は、この3本のホームラン。2番の小園海斗と3番の西川龍馬はともに無安打。

打「線」はつながらなかったが、一発の大きな「点」を加算して、今日は勝てた。


先発の昂也は5安打されながらも、無失点と粘った。が、このまま完封勝ちとはいかなかった。

7回裏、塹江敦哉がフォアと2安打で1失点。2アウト1塁2塁で島内颯太郎に交代。

その島内もいきなりフォアで満塁。早々にバードに交代。

坂倉の好捕球が出て、バードが間一髪のところでベースカバー。バード、おつとめ果たしました。

ベンチに戻るとき、會澤翼が坂倉の頭をポンポーンとなでてて、こういうシーン、なんか嬉しい。


8回裏、森浦大輔が3安打とフォアで1失点。満塁の場面で、ケムナ誠に途中交代。ケムナ、ここをしっかり抑え、2点リードを守った。

「小刻みな継投でピンチを防いだ」と言えば聞こえはいいが、この継投順でよかったの? 左腕の塹江が対したのはすべて右打者。

バードとケムナはみごとに火消し。それでも、2イニングで5人も出す効率の悪さがあとに残る。

9回裏、栗林良吏が1週間ぶりの登板。お待たせしました。連続フォアでひやひやしたけど、併殺、ピッチャーゴロで、無失点。

栗林とていつかまた得点される日は来るだろうが、いろいろあっても何とかしてくれるこの安心感はすごいわ。チームが最下位とアドバンテージは低いけど、不利だけど、この仕事ぶり。新人王獲ってほしい。


しかし、中日、DeNA、カープの下位チームは団子のようにくっついたまま。まずはここを抜け出したいですな。

優勝を争う巨人と阪神。阪神のサヨナラ勝ちと、熱戦だったようですね。

メディアはいまだに「伝統の一戦」という。伝統もたしかに素晴らしい。でも、それぞれのチームにも歴史があるんだからね。

もっと別の素晴らしいことを見つけて、いつまでもその常套句で野球を語るの、やめにしてほしい。
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