7月16日、巨人戦(東京ドーム)、4対11。
連日、満塁ホームランが見られるとは。
2回、長野久義が先制ソロ。快調。夏がそうさせるだけではないのだろうけど、夏男。いつものカープなら、先制したけどあと続かなかったね。なのだが、これは序奏でした。
3回、先頭打者の森下暢仁がヒット。これが口火になりました。野間峻祥ヒット、菊池涼介のバントがヒットになって満塁。ここで秋山翔吾が2点タイムリー。秋山、からだ温まってきましたか?
いつものカープなら、もっと畳みかけたかったのに残塁のまま終る・・・なのだが、ここからがすごいことに。
つづくマクブルームもタイムリー。坂倉将吾デッドボールでまた満塁。ここで長野がグランドスラム!
まだ止まらない。小園海斗ヒット、會澤翼ヒット、森下バントで送って、野間凡退。そろそろ打ち止めかと思われたところに、菊池が2点タイムリー。いっぺんに9得点、0対10に。
4回には、マクブルームのソロも出て、0対11。
森下に大量援護が。立ち上がりよかった今日の森下なら、よっぽどのことがなければ、今日は勝てそうな雲行き。しかし、カープの得点ラッシュはここで終わり。油断はなりません。
6回を三者凡退で締めた森下が、7回ウラ、先頭打者の丸佳浩にソロ弾。その後も、岡本和真、ポランコ、中田翔と連打が止まらず、もう1失点。
大城卓三フォア(判定きわどい)、ウォーカーのゴロでもう1失点。増田陸のタイムリーで、また1失点。大量リードとはいえ、森下不本意。あぁぁ、防御率が高くなる。ここで矢崎拓也と途中交代。
矢崎、フォアで満塁つくるも抑えたが、ワンポイントとは言え、3連投。タフな選手だが、信頼も増しているんだろうが(私は増し増しです)、ひとりに負荷をかけないで。
残り2イニング、7点リードとは言え、ほころび見せたら、引っくり返されることだってある。勝ち越したい(追加点ないし)。リリーフは誰に?
8回、松本竜也、9回、藤井黎來とイキのいい二人を出したことにはホッとした。ここで一岡竜司や中﨑翔太を出してきて、力のない球をグランドスラムされたら、一気に形勢変わる。
しかし、この選択は「このゲームは落とさないぞ」という佐々岡監督の意志なのだろうか。それとも、もっと競っている場面で、一岡や中崎を起用するつもりじゃあ、あるまいな。そこが油断ならない。