8月28日、巨人戦(マツダスタジアム)、6対4。勝ち越し。対戦成績も12勝12敗と、タイにした。
矢崎拓也が帰ってきた(上本崇司と野間峻祥も)。
2点リードの8回ウラ、ヒいきなりット2本とフォアでとノーアウト満塁。ここからがすごかった。大城卓三空振り三振、代打・中島宏之セカンドフライ、吉川尚輝空振り三振。
強い気持ちと強い球でビシーッと決めて、自分で作ったピンチとは言え、ドラマチックだった。お客さんのひときわ大きな歓声、チームメイトの賞賛と興奮(磯村嘉孝)、矢崎の照れた笑顔、何度でもおかわりできます。
先発の大道温貴と赤星優志は、そろいもそろって、デッドボールとフォアを織り交ぜ、ものすごくテンポの悪い展開に。ともに4回4失点で降板。
大道、8月に昇格して、3登板とも4回どまり。たしか大道は新型コロナとは無縁だったような。通常の状態で、せっかく与えられたチャンスにこれでは、情状酌量の余地もなし。
しかし、リリーフ陣は踏ん張った。5回、2アウトとってからフォアとヒットで2塁1塁した島内颯太郎には、おーいと思ったが。途中交代した塹江敦哉がいきなりフォア出したときは、おいおーいと思ったが、なんとか無失点。
6回はターリーガ、7回は森浦大輔が、三者凡退。ここのとこお疲れ気味だった森浦は、三者連続三振!
8回のドラマチック矢崎を経て、栗林良吏も三者凡退で、26セーブ目。
打線は、堂林翔太の2度に渡るタイムリー、坂倉将吾の2ラン、スタメン復帰した小園海斗にヒットも出て、巨人のエラーもあって、6得点。
どのチームも経験していることだけど、選手の離脱と復帰を繰り返す今季。選手がそろってくるのは楽しみ。
ただただ望むのは、また監督・コーチ陣が過去の実績やネームバリューで選手起用を決めるモードに戻りませんようにということ。
ベテランも若手もフラットに、調子のよい選手を見極めて、競争できる環境を作って、チームに活気を与えてくれますように。
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