3月12日、WBC、オーストラリア戦(東京ドーム)。1対7で、日本代表が1次リーグ全勝。
山本由伸、高橋奎二、大勢、湯浅京己、髙橋宏斗の完封リレーが見られるか? の9回ウラ、ホームラン打たれて1失点してしまったけれど、髙橋宏、いいですね。
スゴ腕ぞろいの日本代表投手陣、髙橋宏を見るのがじつは一番楽しみだったりする(宮城大弥と伊藤大海も。佇まいに雰囲気のある選手にひかれます)。
まるでマシンのようにポンポン投げる、パーフェクト感がすごい山本も好きなんだけど、髙橋宏は「人間」って感じ。打ち取ってやると向かっていく感じが、感情がメラメラ出ている感じが見ていて面白い。心動かされる。
ヌートバーを見出したこともだが、髙橋宏を日本代表に選んだこと、栗山監督、グッジョブ。
そう言えば、お正月の、各チームの選手が競うバラエティ番組で、的当てゲームが1コも当たらなかった髙橋宏と大勢、全部当てましたけど何か? みたいな顔してたな。
そういう人が投手に向いているんだろうなと思いました。そういうとこだぞ、島内颯太郎。
1回、大谷翔平が特大の3ラン。やっと出た、チーム初のホームラン。みんなが見たかったホームラン。しかし、その後、打席に入る村上宗隆、やりづらかろう。
仏の顔も三度まで。今日もまた4番なのかと正直びっくりした。
6回、村上にヒットが出て、まわりがホッ。よかったねと気遣う感じ、これって4番ですか? 東京オリンピックの鈴木誠也が目にしみる。
史上最年少三冠王は素晴らしい。誰にでも出来ることではない。でも、いうてもセ・リーグ村のこと。いうてもまだ23歳の若い選手。
1次リーグは様子見としても、次のラウンドも村上4番に固執するとしたら、なんか湿っぽいな。
ほんとなら、まだ登板なしの栗林良吏が見られるかと楽しみにしていた試合。腰の張りで登板回避していたことが発覚。チームを離脱することに。
カープから唯一の日本代表。寂しい。それ以上に、リーグ戦も見すえ、コンディションが心配です。大事にな。
出来すぎ君とあんまり興味のなかった大谷。WBCで、そりゃあ大好きになりましたよ。そんな人気者の大谷ばかりを追う相変わらずのメディア(中田英寿のときもそうだった。中田ファンでもやり過ぎと気になった)。
日本代表には、各チームから選手が集まってきているわけです。それぞれの選手にファンがいるんです。
そこのところ、メディアにわかってほしい。アイドルグループのセンターばっかり映すんじゃなくてね。
たとえば栗林がベンチにいるのが一瞬映るだけでもカープファンには嬉しいんですよ。
せめて試合前、国歌が流れるとき、大谷だけアップするの、やめて。ほかの選手もまんべんなく映して。