3月9日から11日まで、兵庫の実家に帰省。WBCの中国戦と韓国戦は家族(おおむね阪神ファン)とテレビ観戦。みんなでワーワー、ドンドン、ただでさえ楽しいWBCがいっそう楽しいものに。
初戦の中国戦、サッカー日本代表の森保一監督がの始球式に登場。キャッチャーが栗林良吏!
サンフレッチェ広島でプレーし、監督もつとめた森保さん。広島つながりかな? 実況でそういうこと、ちゃんと触れてほしいな。
2戦目の始球式では岸田総理が登場。このときの観客の歓迎してなさったら。なんでこんな人選するかな、この楽しくも空気のきれいな空間に。ミスキャストと思いました。
中国戦は8対1と大勝。でも、1回、制球難のワン・シャン相手に、満塁のチャンスも押し出しの1点のみ。2回には源田壮亮が牽制死。カープか~い。
韓国戦では、キム・グァンヒョンに手玉にとられ、3回、ダルビッシュ有が3点先制される。
マウンド上で笑顔を見せる余裕のあるキムに対し、試合開始前から白目がよどんで見えたダルビッシュ。さすがに緊張してあんまり眠れなかったのかな、と勝手に推測してしまう緊迫感。
大会の規定があって、開幕前に実践登板できなかったダルビッシュ。そうでなくとも、ふだんなら調整中の3月上旬。さすがのダルビッシュでも・・・。準備が大切なこと、学びました。
でも、毎回思うけど、試合ってわからない。打てる気がしなかったキムから、4回には4点奪って逆転。結果、13対4と大勝。
韓国にとってあわや屈辱のコールド負けもあり得ましたが、そこは日本、とどめをさせなかった。試合、長いねん。決めてほしかったぞ、おーかーもーとー。
3月11日のチェコ戦も見応えあった。
本業をもちながら出場する選手も多いと聞いて、正直、楽勝ムードが日本全体にあった。ところがどっこい、チェコ先発のサトリアの緩い球がとらえられない。
「日本が勝つ」前提の実況、もっとフラットにやってほしいと思った。民放でなかったら(遠まわしな言い方)、もう少し淡々と実況してくれたかな、サッカーW杯のときみたいに。
あと、いつもプロ野球を見てる人、わかってくれてる人仕様の実況なのも気になる。WBCを機に、野球を見てくれている人が多いことも、もっと意識して放送してほしいと思う。
チェコ代表がどんな仕事をしているかも、もっと聞きたかった。
よく達川光男さんが「生活感」という表現をされるけれど、チェコ代表こそ、生活感が。大人の香りが。
電気技師、トレーダー、営業マン、消防士、学校の先生・・・監督は神経内科医。野球ばっかりしてきた人(野球しかしてこなかった人)と、ほかに職業を持つ、ある意味プロフェッショナルな人との対戦。
結果、10対2と大勝はしましたが、楽勝とは思わなかった。チェコ旋風、素敵だった。
第二先発の宮城大弥。大差リードの重圧少ない場面だったとはいえ、あの、ひょいひょいとテンポよく打ち取る真骨頂。5回から最後まで投げた。先発の佐々木朗希より脳に残った。
ヒーローインタビューは、3回、逆転打を打って流れを変えた吉田正尚かと思ったが、佐々木。
3月11日という日、震災を経験された方にエールをこめた選択だったのかもしれないが、韓国戦でも逆転打を打った吉田、もっとクローズアップされていいと思う。
村上宗隆はやっと初ヒット。みんなで安堵。東京オリンピックのときの鈴木誠也状態。このまま4番で行くのだろうか。オーストラリア戦、興味深いです。
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