7月8（土）、中日戦（バンテリンドーム）、５対１。
最下位の中日に2連敗。
7月6日の阪神戦は、先発・リリーフの投球、打線、守備と走塁、それぞれのピースがはまった、久しぶりにいい試合を見た気持ちになった。
その翌日、九里亜蓮が7失点、打線も援護ゼロで完封負け（しかもまた左投手に）。
そういうときもあると思いつつ、ベンチに戻って自分への怒りでグローブ叩きつけそうになる九里を見て、でも自分で招いたことだしなぁ。って、ちょっと冷めた気持ちになる。
今日、大瀬良大地は久しぶりの坂倉将吾とのバッテリー。テンポよかった、途中までは。
6回、厳しい判定でフォア、今日初めて先頭打者を出す。その後、大島洋平に11球粘られ、2塁打で同点に。4番に返り咲いたビシエドにも逆転打。
7回も先頭打者を出し、後藤駿太が犠牲フライで2点差に。
7回3失点、先発投手として表向き悪い数字ではないが、後半、失速した。今日も体力（底力）のなさを見せられた気分です。
試合後、新井さんは、7回はエース大瀬良に託した的なことを言っていた（「エース」という言葉は使っていなかったけど）。私の中では大瀬良は数年前からエースではないので、まだそんなこと言ってるの？と気持ちが冷めた。
8回、勝ちパターンのターリーが2失点。これも痛かった。
カープも中日も9安打。あちらはつながり、こちらは散発。
それでもチーム最年長の松山竜平は渋いバッティングを見せていた。4回、タイムリーで1点先制。
でも、松山がスタメンで出ると、とたんに代打が手薄になる問題。
9回、藤嶋健人から、松山と坂倉が連打で、ノーアウト1塁2塁。中日は防御率0.00のマルティネスを出してきた。
ここで途中出場の羽月隆太郎。うーん・・・。非力感は否めないが、交流戦、ロッテの佐々木朗希から9球粘ってタイムリーを打ったこともあった。そういうの、見せてくれるかな。いいえ、今日は空振り三振。
小園海斗はレフトフライ。ところがどっこい、上本崇司はフォアで、満塁。
ここで、代打・大盛穂。お、大盛？ 非力な感じがするのだが、右投手には左打者というセオリー通りなんでしょうか。
一発のある右の末包昇大はコールされず、大盛は空振り三振で3アウト。羽月、上本、大盛、相手にとってこわくないラインアップで最後を締めた。
中日・先発のメヒアが来日初勝利。とっても嬉しそうだった（そらそうや！）。笑った顔がかわいい。
なんか祝福したくなった。おめでとう～。あまりのカープの情けなさに気持ちが平淡になって。
阪神とDeNAが負けたため、ゲーム差は開かずに済んだが。敵の負けで首の皮1枚つながった気持ちになるなんて、優勝むずかしいわ。左投手は打てないし。おまけに巨人が0.5ゲーム差に迫ってきた。
こわくない、こわくない。名づけて「ナウシカ打線」を続けるなら、同じようなところをグルグル回って終る。そろそろ目を覚ましてもらえまいか、ベンチのみなさん。
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