8月17日(木)、阪神戦(マツダスタジアム)、6対0。カード勝ち越し。
床田寛樹がプロ7年目で待望の二桁勝利。手術に怪我(に無援護)と、いろんな経験をしてきた床田にやっと。今季も残りわずか、ぶじ完走してほしいです。
しかも、完封勝ち。2日続けて、大瀬良大地と九里亜蓮が早めの降板、リリーフ勝ちパターンズが連投。今日、床田が完投してくれたら(でもそんな都合のいいこと)と思っていたら、ほんとに完投してくれた。防御率もリーグ1位に返り咲き。
1回、三者凡退でスタート。これこれ、これが床田。今日は、近本光司を封じた。これまでの2戦とは別の景色。
1週間前のヤクルト戦、連敗のドロ渦に巻き込まれたような3回7失点は、エースにも年に一、二度ある大量失点の日だったのだな(繰り返さないところが大瀬良とは違うのだい)。
床田は3回、バントもしっかり決め、上本崇司の先制タイムリーにつなげる。4回にはタイムリーも2塁打。
非力なサブメンバーたちより強いスイングにほれぼれ。床田が打点を上げた試合は勝つ。
しかし、いろんなことがありました。
3回、先制タイムリーを打った上本が走塁中に足を痛めて、大盛穂と途中交代。小園海斗の打席では、何かアクシデントがあったようで、矢野雅哉が代打に。
その矢野が犠牲フライを打ち、大盛も4回にタイムリーと、ピンチヒッターたちが得点にからんだ。矢野は守備でもバシバシと魅せていた。
5点リードの4回ウラ、雨で中断。もぉ。点を取れたのはよかったが、ちゃっちゃと試合を進めないから~。これは岡田監督の策略なのかと思ったほど。このままノーゲームになったら、床田の10勝目が~。
と、やるせなくなるところだったが、雨が弱まって試合再開。これで、このあと引っくり返されたら、もう空笑いしかない・・・なんて展開にはならず、よかった。
お疲れ気味だった菊池涼介が、今日、8番と落ち着く位置に。先制点につながるヒットを打ち、言わずもがな守備でも床田を支えた。
ヒーローインタビューは、床田と、矢野と、大盛と。
3回、急きょの登場について、そのときの心境を聞かれた矢野は「やっとオレの出番が来たなと思って。待ってました。オレに任せろみたいな感じで行きました」。
お客さんを沸かせていたけど、言い方が。チームメイトに心配なことが起きて回ってきた出番。私は笑えなかった。そういうのは、スタメン起用されたときにドーンと打って、ドーンと言ってみよう。