3月18日、WBC決勝、アメリカ vs. ベネズエラ(ローンデポ・パーク)。2対3で、ベネズエラが初優勝。
どのチームが優勝しても、幸福な時間。ベネズエラの選手とスタッフが祝福しあう光景を、ロードムービーを見ているようにずっと見ていた。
準々決勝で日本と対戦したとき、パワーがあるのに、緻密さもあるベネズエラにリスペクトの気持ちが湧いてきて、ぞの後ずっと応援していた。
今日も、投手も打者も守備も引き締まっていて、見応えあった。
これまでだったら、「(いろんな意味で大国の)アメリカをやっつけちゃえ」と思った気がする。でも、それはアメリカチームの選手にとって、なにも関係のないこと。
ベネズエラの選手も、アメリカの選手も、優勝目指しているピュアな空間。もう何が起きても、どっちが勝ってもいい、そんな気持ちになった。
でも、やっぱり嬉しいベネズエラの初優勝。おめでとう!
投打ともにパワフルな試合を見せられると、この先、日本がWBCで優勝するのは難しくなってくるなと感じる。
数年前から「メジャーに行きたい」と言っていた森下暢仁の言葉が遠ざかっていくような気さえする。このままだと厳しいな、と。行けたらいいとは思うけれど。
WBC2023、日本の優勝が、大谷翔平の存在が、アメリカら他チームを本気にさせた。それまではジャッジらスーパースターがシーズン前にリスク冒して参加すると思えなかったもの。
大谷がWBCを変えた。他チームが目の色変えてきた。やっぱり大谷はすごいと思う。
トッププレーヤーたちの戦いは、サッカーW杯の決勝戦を見ているようだった。この先、このままでは、日本はかつてのサッカー日本代表のように、1次リーグは突破できても、その先勝ち抜くのは厳しい状況になりそう。
個々の球団の目先の利益だけでなく、球界あげて、日本の野球がレベルアップする環境を作ってほしいとおなかの底から思った。そうなると、もっとファンも応援しがいがある。
ここ数年、カープへの(とくに球団への)不信感が募って、歪(いびつ)になってた気持ちを、今回のWBCがコンコンコンとちょっと直してくれた気がする。野球って、やっぱり面白い。
心もとないカープですが、応援したいな、と。カープに限らず、いいプレーを見せてくれる他チームの選手も応援したいな、と。なんか今、心が広く、穏やか。
開幕して、すぐぼやきたくなることが出てきそうなことは容易に想像できますが。そんな落ち着いていられるのはまだ試合が始まってないからですが。WBC、ありがとう~。
私が見た試合はすべて黒田博樹が解説だったのも嬉しかった。
トリノでゴールドメダリストになったフィギュアスケートの荒川静香さんが、引退後、解説の仕事が増えたように、「メダリスト」「元メジャーリーガー」には箔がつくというか、格があがるというか。もちろん解説の内容が信頼されてのことだけど。
メジャーで実績をつくった黒田のことも、改めて誇らしく感じた。
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