6月8日、楽天戦(マツダスタジアム)。
カープの先発は大瀬良大地。
昨日の大量失点のよどんだ空気は、その日のうちに後を受けたフランスアと永川勝弘が掃き清めてくれましたが、日付も変わって、マウンドに大瀬良が立つと、なんかこうやっとカープがニュートラルモードになったような空気に。
打線も、1回裏、田中広輔が初球ヒット、菊池涼介がバントで送って、丸佳浩の2塁打で1点。
2回裏、會澤翼がホームラン。
3回裏、ダイビングキャッチで好守備を見せたばかりの丸佳浩がホームラン、その後も1点追加。
大瀬良の日はみんなよく打ちます。
援護点があるかどうかは、相手チーム(ピッチャー)とのめぐりあわせも大きいけれど、勝たせたい。そんなムードを大瀬良は今のカープの中で放っています。エース的存在から、いよいよエースに近づいているのか。
三塁の美間優槻も、ゲームを通じて安定した守備を連発。今日、美間でよかった。と、そのたび思う。安打が出ずとも(もちろん出たらさらに嬉しいけれど)、それに匹敵する好守備。見ていて落ち着きます〜。
大瀬良は、7回、113球を投げて無失点。シーズンの折り返し地点を迎える前に、はや9勝です。
8回裏、鈴木誠也と池田隆英との同級生対決は、火花が静かにメラメラ散っていて、見応えありました。ここは鈴木のタイムリーで3点追加。
ジャクソン、中崎翔太の完封リレーで、終わってみると、7対0。この数字がひっくり返ったような場面ばかり見てきたような印象が強かったので、投・打・守すべてを兼ね備えた久しぶりの快勝感。か・完封です。
この日は、中日の松坂大輔が、ソフトバンクの千賀滉大に投げ勝って、3勝目。これもまた素晴らしい。やった!
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