2020年8月9日

1点差リード守ったのは今季初だって?


8月8日、阪神戦(マツダスタジアム)。2対1で、カープ2連勝。

大瀬良大地と西勇輝のエース対決。6回まで、失点はともに本塁打1本のみ、球数もともに90球と、互角の投げ合い。

しかし、先にマウンドを降りたのは、西だった。7回、ワンアウト3塁の場面で打席が回ってきた西に代打が送られる。この場面では、そうなりましょう。

代打の福留孝介を併殺打にしとめ、ピンチを切り抜けた大瀬良。渾身のガッツポーズ。このガッツポーズがなんとも明るく、よかった。


その直後の7回裏、大盛穂がフォアで出塁し、藤川球児の暴投の間に2塁に進塁。ここで羽月隆太郎の代打に坂倉将吾。タイムリーを放ち、大瀬良の力投に応える。

坂倉、存在感を増してきましたね。この時をずっと待っていました。

存在感といえば、長野久義。この日も、初回にホームランで先制点。

昨シーズン、長野の起用に異様に腰の重かった緒方前監督。そのことを思うと、まだしも状況はよくなった。坂倉の出番も増えている。

しかし、打席でキレのない田中広輔は依然として、ほぼ不動の位置に。

6回、田中の打席の前、菊池涼介が申告敬遠される。この不名誉さを打って払拭してほしかったが、打ち取られて終わる。


8回は塹江敦哉が、9回はフランスアが無失点で抑え、勝ちパターンらしきものが出来上がってきた?

2対1と1点差。ちょっと前までなら、この1点リードは必ず引っくり返されると思ったものだが、この日は、このまま逃げ切ってくれるかもという予感が。少しずつ、明るいムードになってきました。

しかし、1点差で勝ったのは今シーズン初だとか(「スポーツ報知」)。まさかデータ的にほんとにそうだったとは・・・。

だがしかし、1勝2敗ペースから、2勝1敗ペースへとなりつつあるし、若い選手の活躍も楽しみになってきたし、まずは1つずつ、順位をあげていってほしいです。


この日の試合終了後、力投した大瀬良の肩をつかんでいた佐々岡監督。あ~、また・・・。

7月29日の中日戦。8回を無失点で抑えた野村祐輔を、佐々岡監督は試合後、賞賛とねぎらいの意をこめて肩をもんでいた。

お気持ちはわかりますが、一部の選手との距離を妙に近くするのはやめて、と違和感を持ったのでした。

でも、二軍の投手コーチもつとめ、投手たちと苦楽をともにしてきであろう佐々岡監督。そんな距離感が自然と出てしまうのも無理ないのかもしれないと思った夜でした(でも、監督は選手とはフラットに接した方がいいと思いますよ~)。


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