4月18日、中日戦(バンンテリンドーム)、2対4で、カープ逆転勝ち。
先発・高橋昂也、3年ぶりの1軍マウンド。この日がついに来た。待っていました。
打たれたのは1回裏、福留孝介の2ベースのみ。4回途中、アクシデントでいったんベンチに下がったときは心配したけれど、戻って抑え、中日打線に仕事させませんでした。
この日、もう一人の帰ってきた人、クロンが2回にお帰りタイムリーで1点先制。
勝ち投手の権利を得て、昂也は5回(78球)無失点でマウンドを降りる。
昨日の柳裕也と九里亜蓮に続き、今日も昂也と小笠原慎之介の投手戦。援護が1点では、この日、昂也に白星をプレゼントするには厳しいと思った。
6回、1塁3塁、追加点のチャンスで、堂林翔太ががセーフティスクイズを失敗。クロンも凡退。厳しい。
6回裏、中田廉がコールされたとき、なんか心配になりました(ごめんね、中田)。
クロンのエラーという不運にもみまわれ、福田永将にタイムリー。カープが失敗したセーフティスクイズを三ツ俣大樹が決め、2対1と逆転される。はわゎゎゎ。
ちなみに、福田はこのとき打席に立った時点で、打率が0.143。田中広輔より低い(絶句)。その人が4番。中日も人手不足が深刻そう。だからお互い低迷しているわけなんですけども。しかし、ここぞの場面で、4番の仕事。
昂也の白星消えました。1点差だったもの。カープ打線だもの。昂也も覚悟していたかもしれません。
8回、祖父江大輔が乱調。鈴木誠也フォア、會澤翼ヒット、ここで堂林に代わって坂倉将吾。昨日、チャンスの場面でことごとくいいとこなかったリベンジの坂倉はフォア。
満塁の場面で、クロンが2点タイムリー。2対3と逆転。クロンは6回のエラー、胸に刻んでいたんです。
「自分自身に怒りを感じていた。先発なら勝ちを付けてあげたいし、抑えならセーブを付けてあげたい。燃えるものがあった」と。昂也にも「謝ったんだ」と。(「デイリースポーツ」)
そうだよね。復帰した昂也に勝ちをつけてあげたいと思ってくれていたんだよね。
この後、なおもワンアウト2塁3塁のチャンスの場面で、田中広輔についに代打が出た。
これは、昂也の復活と、クロンの復活タイムリーと並んで、私の中で今日の3大トピックスだった。
代打・磯村嘉孝が粘って粘ってゴロで1点追加して、2対4と2点差に。
一昨日、中村奨成、今日はクロンと、少しずつ動きを見せたベンチ。またも完封負けの昨日は、メヒアや堂林を出してる場合か? と思っていた矢先だったので、ちょっと(ちょっとだよ)一歩前進。
しかし、 今日も中村奨成がスタメンにいないのにはガッカリした。
昂也はマウンド上では表情を変えず、ひょうひょうとしていた。2018年4月4日のデビュー戦のときから、そう。いい。
小鹿のような目をした森下暢仁と、小さな黒目の昂也。この右腕と左腕の二人がエースになって(森下はすでに昨年からエースだけど)、カープをひっぱっていく図。そんな未来を久しぶりに感じた。
あとは、打撃陣だ。