10月3日(木)、ヤクルト戦(神宮球場)、2対5。連敗止まった・・・。
残り2試合となって、正真正銘の消化試合がやってきた。とはいえ、カープは連敗止めたい。ヤクルトは中日との最下位争い(じゃない5位争い)が続行中。
それより、10勝目がかかるヤクルト先発の吉村貢司郎、長岡秀樹を4本差で追う秋山翔吾の最多安打の行方が気になる。まさに消化試合に残された楽しみ。
今日やっと大瀬良大地と會澤翼のバッテリーが解除。坂倉将吾がスタメンマスク。坂倉が捕手として適性があるかどうかは置いといて(肩が守備が)、シーズン最後でやっとです。
田村俊介、林晃汰、二俣翔一の若手が下位打線に並ぶスタメン。俄然見る気が起きる。こういうのがもっと早くから見たかった。
最初から若手を出していたら優勝争いがどうなっていたかはわからない。でも、同じ4位なら、若手に経験積ませた4位の方がいい。
優勝争いを途中まで楽しめたのは、最初から4位では味わえないことでしたが、あまりに急転直下ぶりがすごくて。
1回、4番・坂倉のタイムリーで1点先制。
4回、中村悠平のタイムリーで同点に。大瀬良、防御率を1点台にキープして、4回1失点で降板。ザ・消化試合。
5回、中﨑翔太。6回、長谷部銀次。長谷部はイニングまたいで7回も無失点。連敗止めたい同点のシーンでがんばった! 大瀬良が逃すことになった勝ち、がんばった長谷部につけてあげたかった・・・。
吉村は、援護を待って、8回122球1失点と粘った。10勝には届かなかったが負けもつかなかった。無援護、ここにも。
8回ウラ、島内颯太郎も無失点。
9回、ロドリゲス。吉村から4安打のープ打線、連投ロドリゲスを狙い打ち。野間峻祥2塁打、矢野雅哉バントで自分も生きて、代打・菊池涼介フォアで、ノーアウト満塁。
ここで点が取れなかったら、おこぉるでぇ(横山やすしで)。小園海斗がセカンドフライ。マジか(マジだよ)。小園、調子悪そう。
しかし、田村が勝ち越しの2点タイムリー! 田村は1回、守備でもサンタナの打球をダイビングキャッチして大瀬良助けた。グッジョブ!
途中出場の石原貴規も2点タイムリー! 吉村から全然打ててなかったので、声高では言わないですが。
そして秋山に5打席目が巡ってきた。なんていい後輩たち。しかし、投手は右の山本大貴に代わり、セカンドゴロ。
9回ウラ、森浦大輔が山田哲人に14号ソロをお見舞いされたが、今日引退試合の山崎晃大朗との全球ストレート勝負は好ましかった。
山崎、昨日の青木のごとく今日2本目のヒット。これもまた好ましい。
代打・川端慎吾にも打たれたが、長岡をライトフライに打ち取って、勝った! この感じ、あまりに久しぶりすぎて。タイムラグがありすぎて。
今日のヒーローインタビューは田村だね、やったー。あれ、ヤクルトのセレモニーがあるため、ヒロインなし。わーん。また今度ね。
秋山と長岡は1本ずつヒットを打ち、差は縮まらず。最終戦に持ち越し。
巡り合わせの妙とはいえ、島内が11勝目。床田寛樹に並ぶ。昨年のターリーの7勝をゆうに超えている。なっ(絶句)。
ときに不穏な空気を醸し出す今年のマウンドさばきを見ていると、「運がいい」という感じはないのだけど、いいってことですね。お、おめでとう。
ちょうど1ヵ月前、DeNA戦で森下が5失点した試合から雲行きがおかしくなっていった。2日後の5日が最終試合。もう少し長くカープの試合を楽しむ可能性があっただけに、早いな、もう終わり。
このジェットコースター的な急転直下を味わっただけに、オフはオフで、いろいろ振り返り甲斐がありそうです。