2019年11月30日

床田寛樹と菊池保則のこの一言に救われた


今シーズンのカープは、見ていてワクワクしないゲームが多かった。ひとえに緒方監督の偏った選手起用から起きたこと。

そんな中にあって、1年目の小園海斗や、2年目の遠藤淳志の凛々しさにはワクワクしました。

そして、何と言っても、ケガから復活した3年目の床田寛樹。

先発ローテーションの一角を担った床田のピッチング、フィールディング、ときにはバッティングにも魅せられた。

先発の中では、ジョンソンと並んで、最も頼りになる存在でした。



しかし、毎回のように好投するも、打線の援護に恵まれないやら、後を受けた投手が打たれるやらで、不運がおそろしく重なって、勝ち星がなかなかつかなかった。

床田の白星が消されるたび、おなかの底から悔しくなった。チームプレー稼業だもの、仕方ないとはいえ、あまりの報われなさに、地団駄踏みたくなるストレスが募ったものでした。

最多勝をとっていてもおかしくないほどの投球内容。それでも毎回、修行僧のように、淡々と自分の仕事をした床田。

契約更改で、2050万円プラスの年俸2700万円に。650万円から約4倍の大幅アップ。

床田「自分が思っている以上に評価していただいた。こんなに上がっていると思っていなかったです」(「スポニチ」)

わたし的にはもっと評価してもらっても全然オッケーなんですが、床田自身が素直に喜びを表しているのを見て、よかったー。と思いました。



マウンドでの姿を見られるのが嬉しかった選手がもう一人。楽天から移籍してきて、フル回転の活躍をしてくれた中継ぎの菊池保則。

菊池は1800万プラスの2900万円。

こちらも、私としてはもっと評価してもらっても全然オッケーなんですが(同様の活躍をしていたら、楽天だとどれくらいはずんでくれたのかちょっと気になったりもしますが)、この一言で胸の中に爽やかな風が。

菊池保「広島に来てよかった」(「スポニチ」)

「もっと選手を評価してほしい」と毎年思うことの多いカープの契約更改ですが、床田や菊池の声を聞いて、よかったとしみじみ。

来シーズンのさらなる活躍をまた願うのでした。ボッ(ファイヤ〜)。


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