2021年4月2日

負け方上手


4月1日、阪神戦(マツダスタジアム)、3対6で、3連勝はならず。

大瀬良大地、九里亜蓮、野村祐輔、森下暢仁、床田寛樹と、先発5本柱が固まってきたカープ。問題は6人目。

中村祐太といえば、昨シーズンの9月20日、ヤクルト戦で初回に3連続ホームランを浴びた記憶も鮮明。そんな状態が2試合続いた後、何事もなかったかのように好投を見せたのもまた、記憶に新しい。

今日はどちらか。

1回に1失点。3回に、田中広輔のエラー(小噴火、ボッ!)もからまり、糸原建斗に3ラン、6回にも2失点。

プロ野球のシーズンは勝ったり負けたりが数珠繋ぎ。2連勝の後、今日は小休止の日とお見受けしました。

先発としての今日の祐太はものたりなかったが、自ら敗戦処理(まだ勝負はついていないが)、6回まで投げる。


3月30日には、森下が点を与えず、打線も天敵・西勇輝から1点をもぎとり、1対0で勝った。

この日は、もう一人の天敵・秋山拓巳を攻略なるかというところでしたが、5回まで三者凡退のオンパレード。

この時点で0対6と大差ついてましたが(しかも秋山の球数53球、少なっ)、ノーヒットノーランだけはやめて。が、この日の小さな、いや、大きな目標になりました。

6回裏、クロンと會澤翼にヒットが出て、本日の目標達成いたしました。

さあ、2つめの目標、逆転(せめて同点)と行きましょう。というところで、代打の長野久義が併殺。でもまだ、3回ある。


7回裏、菊池涼介が今日も打ち、西川龍馬も続き、4番鈴木誠也と5番松山竜平は凡退。ここは予想を裏切らない人たち。

だがしかし、秋山の暴投で2塁3塁と走者が進塁したところで、堂林翔太が2点タイムリー。試合らしい格好がついてきました。

8回裏にも、田中と菊池の連打で、1塁3塁の見せ場を作った。西川は倒れたが。

7回と8回は島内爽太郎。ここで、いつもの島内節出したら、これ以上点差広げたら怒るでぇ(横山やすしで)。というところでしたが、ふんばって無失点。

9回には、コルニエルが初登板で無失点。球が速い。制球もよさげ。


9回裏、ここでは予想を裏切り(期待に遅く応え)、鈴木が打って、松山がタイムリーで3対6。

代打の坂倉将吾がフォア。同点のチャンスで、代打の安部友裕。今日の安部はやってくれる安部か、空振る安部か。空振三振でした。

同じ負けるにしても、へんな消耗する負け方ではなかったので、応援する側としても、淡々と過ごしました。はなから松山がレフトでしたし。

しかし、同じ天敵が相手。もし、先発投手が森下のごとく「点を与えてなるものか」の気迫で無失点を続けていたら、また風向きは変わっていたのだろうか。ちょっと興味あります。

この日、ファームでは、おっ。岡田明丈が6回1失点。小園海斗が1号ホームラン。上がってこいこい。


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