2019年11月10日

小園海斗200万円UP、しぶいよカープ。


契約更改の季節ですね。毎年、カープのしぶちんさには目眩がしそうです。とくに若手に対して。

活躍した選手でも、え、それだけ? 選手のモチベーションが下がらないか? と、こちらが落胆すること多し。 もっと評価してあげてほしい。

小園海斗は200万プラスの1000万円でサイン。

初打席初ヒットに始まり、思い切りのよいスイング、華のある守備。閉塞感のあった今シーズンのカープにとって、小園の打撃と守備を見られるのは、数少ない心躍る出来事だった。ファンをわくわくさせてくれた。

高卒の野手として、58試合に出場。1年目の小園にとって、お金には代えられない得難い体験ができたと思うのだが。

打率は最終的に2割1分3厘と高くはないし、エラーも多少はあったが(それは新人としての勉強代)。これはカープにいる限り、宿命のようなものだが。

カープファンを(いや、カープ以外の人をも)わくわくさせてくれたことは、200万円以上の価値があると思う。

カープを(いや、球界を)代表する選手になってほしいけれど、もっとよい評価をしてくれる球団にいつ移籍してもいいからねって気持ちになります。

同期入団の中日の根尾昂、ロッテの藤原恭大と比べても、今年一番の活躍を見せてくれたのが小園。

年俸1500万円の二人と比べると、スタートからして大きな差が。二人の契約更改はまだのようですが。

今年の活躍だけで順風満帆と言えない世界ですが、さらに経験を重ねて活躍して、たくさん評価される選手になってね。と願ってやみません。


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2019年11月8日

鈴木誠也、チャンスで打つ打つプレミア12


プレミア12、台湾戦、1対8で勝ちました。

1回、鈴木誠也がタイムリー。3戦連続タイムリーです。

3回、菊池涼介がヒットで出塁し、鈴木が2ラン。

9回、菊池ヒットのあと、またも鈴木がタイムリーと、キクセイコンビが大活躍。

鈴木はこの試合で4打点。盗塁も決めるは、好送球は見せてくれるはで、言うことなしの活躍っぷり。

今シーズン、首位打者に輝いたとはいえ、チャンスで打たない4番だったのに。あれは何だったんだと言いたくなるくらいの躍動感。

さて、台湾の応援。予想していた通り、日本風でした。

鳴り物あり、応援歌やチャンステーマあり、踊っている人たちもいました。

にぎにぎしい応援はアジア野球の文化? しかし、ホームゲームと言うこともあって、一体感がすごいというか、勇ましかったです。日本の応援と共通するところがありながら、台湾らしさをしかと感じました。

オープニングラウンドのあとは、11日から始まる日本でのスーパーラウンド。いつか中国や韓国でのゲームを見る機会があったら、応援カラーをチェックしたいと思いました。


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2019年11月6日

プレミア12で感じたカープ色


11月5日、プレミア12の開幕戦。ベネズエラに8対4で逆転勝ち。

2番・菊池涼介、4番・鈴木誠也って、ここはカープか〜。

今シーズンの菊池と鈴木の元気のなさは印象深かったので、いいの? このオーダーでいいの? 菊池はポップフライ多いよ、誠也は塁上に走者がいるとき打たないよ〜。

そんな斜め目線でいましたら、おっと5回に菊池タイムリー、誠也タイムリー。

8回には菊池が同点タイムリー、誠也が犠牲フライで1点追加と、チームに大貢献。

誠也の好調にはこんなエピソードも。10月下旬の宮崎での代表合宿でオリックスの吉田正尚からバットを借りたところ、感触がしっくりきて、すぐアシックス社に同じ型のものをを注文したそう。そのバットで早速2打点(「日刊スポーツ」)。

こんな話を聞くと、代表に参加してよかったねって思うのでした。



こんなシーンも、さりげないながら目にとまりました。打席から戻ってきた誠也が浅村栄斗に、會澤翼が坂本勇人に、ボールの印象を伝えていました。

この情報を共有しあうのって、カープの文化だなぁと。それが代表チームでも自然に行われているなと。どのチームでもそれなりに行われていることかもしれませんが。

海外の野球事情に詳しくない私にとって、今回のプレミア12は、海外の野球を親しむいい機会。

開幕戦前に行われたカナダとの強化試合で、今シーズンまで巨人でプレーしていたマシソンがカナダ出身と知って、カナダ野球に親しみを覚えたばかり。

そこで、ベネズエラ出身のNPBの選手は誰かいるかな? と調べようと思っていたら、エスコバー。DeNAのエスコバーの弟さんがマウンドに登場しました。

これでまた一つ、海外チームに親しみが。


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2019年11月4日

台湾で見る野球


プレミア12。グループBのニッポンは5日、ベネズエラと対戦。

先日、カナダとの強化試合をテレビ中継で見ました。この季節に野球を見られるのは嬉しい反面、シーズン終わって休養が大事な時期。選ばれた選手にかかる身体の負担が心配。

選ばれたことを意気に感じる選手や、他チームの選手との交流で刺激や得るものがあると感じる選手もいるでしょうからいいんですけど、ハラハラします。

日本代表の試合はベンチの風景を見ているのも楽しい。

鈴木誠也、髪伸びましたね。ちょっと洒落た感じになってる。シーズン中、髪を乾かす時間がもったいないと坊主頭にしていた清々しい誠也が懐かしい。

それにしても、菊池涼介はいろんな選手と会話してますね。守備範囲のごとく、あっちこっちに出没。動き、感じます。



ところで、カナダには野球のイメージがなかったので(私に知識がなかっただけですけれど)、正直びっくりしました。野球大国アメリカのお隣の国だから、それなりに盛んでもおかしくないのですが。

そう思って見ていると、今シーズン巨人を退団したマシソンがカナダ代表で登場。マシソン、カナダ出身だったんですね。カナダへの親近感がUP。まだまだ知らないことだらけです。

カナダの選手にとって、日本の鳴り物入りの応援、うるさくなかったでしょうか。

サッカー日本代表が中東で試合しているとき耳にする、あの延々とスタンドで流れている中東独特のメロディのように、外国チームの選手にとって、エキゾチックに響いているのでしょうか?

グループBの開催地は台湾ですが、台湾の応援って、どんな感じでしょう? 韓国って、どうでしたっけ?

そんなスタジアムの雰囲気も意識して、今度は見てみようと思います。


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日本と韓国のプロ野球、こんな違いを発見!

2019年11月3日

ちょっと新しいカープ


山本昌さんが阪神の秋季キャンプに臨時コーチとして招かれているようですね(「サンスポ」)。

昌さんと言えば、いずれ中日の指導者になる人、中日 of the 中日 というイメージ。そんな昌さんが阪神に。

中日時代、一緒にプレーした矢野監督からの依頼と聞けばスッと納得ですが、「中日の人」という固定観念にフワッと風が吹くような、新鮮な響き。

野茂英雄さんが中日の秋季キャンプを電撃訪問(「中日ニュース」)。こちらも与田監督との親交関係あってのこと。

こういう風通しのよさのようなものは、球団や監督のカラーが生むものなんでしょうね。



そのチームの出身者が多くなるのはどの球団にもある傾向でしょうが、見事なまでにカープ出身者一色でびっしり固められた2020年の監督・コーチ陣。

投手コーチの横山竜士(1軍)と永川勝浩(2軍)、外野守備・走塁コーチの赤松真人(2軍)以外は、1軍、2軍、3軍が入れ替わった顔ぶれ。畝コーチはいつのまにか3軍に。

赤松さんは現役時代、好走塁と好守備でファンを魅了した人。

自分でも「足が速い人はもっといる」と語っていた。相手ピッチャーのクセをつかみとるコツ、タイミングの取り方……足の速さ以上にそれらを走塁に活かし結果を出した人。

守備もまたしかり。ポジショニングの妙などなど、ぜひとも選手に伝えてほしい。体調に気を配りつつ、2軍での経験を積んで、いずれ1軍でコーチしてほしい。



今シーズンから中日を指揮することになった与田監督が、ヘッドコーチに伊東勤さんを招いた話を聞いたときには、うらやましく思ったものでした。

伊東さんと言えば、西武の黄金時代をリードした名捕手、パ・リーグの人というイメージ。

与田監督との取り合わせは新鮮だったけれど、力になってほしい、力ある人とタッグを組む……こういうのを組閣っていうんじゃないかと感じたのでした。

新鮮さ、ワクワク度はあまり高くないカープの新布陣。でも、始めてみないと何が起こるかはわからないので。

佐々岡新監督は今シーズン投手コーチとしての采配を見ていて、選手起用に一貫性や柔軟性は感じなかったのだけど、でも、たまに人が変わるというのはよいことあるかも。

大きな人の入れ替わりはないけれど、頑ななイメージが強かった緒方監督から佐々岡監督に変わり、ベンチ内で少しでもものを言いやすい雰囲気が生まれているといいな〜。そういうのは馬鹿にできない気がします。


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フラットな選手評価
黒田はまだそこにいる……黒田博樹が残したもの

2019年11月2日

大砲どこ行く、どこにいる?


11月1日、FA権行使の申請期間が終了。

バレンティンはヤクルトに残るようで、ホッと一安心。

バレンティンはセを代表する強打者。DeNAの筒香嘉智はメジャー挑戦を表名しているし、バレンティンまでセからいなくなると、ますますセが弱体化してしまう。

ライバルチームの話とはいえ、よかった、よかった。

ヤクルトを退団した石井琢朗さんは、やっぱり巨人へ。あれもこれもほしい巨人へ。

巨人打線にどんな影響がじわじわと現れてくるか。大物選手が巨人移籍を決めたとき以上に、ちょっと嫌な感じがしますね。



一方、カープは、新外国人、ホセ・ピレラ外野手の獲得を発表(「デイリースポーツ」)。

先日、もう一人のジョンソン、DJ・ジョンソン投手の獲得を発表していましたが(正面からの写真がなんだかサンタさんのようなお顔)、お、今度は野手。

やっと打撃に力を入れてくれる気になったか? もしかして長距離系?(そわそわ)。

と期待して見てみると、内野も守れるユーティリティープレーヤーのようですね。そうでしたか、そうでしたか。

活躍してくれたら何よりですが、それにしてもカープ、ユーティリティプレーヤーばかり獲っているかのようなイメージが。

大砲、出てこ〜い。ドンドンドン(机をたたく音)。

駐米スカウトとして就任したエルドレッド。頼むから、あなたのような、相手に脅威を与えてくれるバッターを見つけてきてください!


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野村祐輔、残った。
長野久義、来シーズンもカープで!

2019年11月1日

長野久義、来シーズンもカープで!


長野久義は来年もカープのユニフォームを着てくれるようです。嬉しい。

今年の1月、巨人にFA移籍した丸佳浩の人的補償として長野の名前があがったときには衝撃が走ったが、すぐチームにもファンにもウェルカムムードに包まれた覚えが。

しかし、その明るいムードもシーズンが始まるとおかしな雲行きに。

もっと長野の活躍を見られるかと思っていた2019年。

そう上手く行かなかったのは、スロースターターなこととか、レフトの守備になれていないこととか、長野自身にもその理由はもちろんんあっただろうけど。



それにしても、これだけの実績とキャリアのある人物になっかなかチャンスを与えなかった緒方前監督。

もちろん、実績とキャリアがあれば通用する世界ではありません。

ただ、緒方監督はシーズン前半、成績が明らかに振るわないにもかかわらず、他の実績ある選手(田中広輔、中﨑翔太、松山竜平)は長く使い続けた。あまりに長すぎるほど。

そのフラットでない選手起用は、他の選手にとって、失礼な態度をとっているように見えた。何より、チームの成績が低迷した。

来シーズンは、フラットな選手起用のもと、長野がベテランの味わいを見せてくれたら、レギュラーを獲りに行く活躍を見せてくれたらと、今度こそ期待したいです。

あ〜、もちろんの若手の活躍も見たい。そこは切磋琢磨で〜。


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