2020年5月12日

プロ野球、3地区制、よいではないか〜。


最短で6月半ばの開幕を目指しているという、日本のプロ野球。

移動のリスクを抑えるために、セ・リーグの6球団、パ・リーグの6球団がそれぞれ1地域に集まって連戦するという「集中開催案」が浮上中。(「スポニチ」)

たとえば、セは首都圏、パは関西圏を拠点とし、各チームは宿舎から球場へバスで移動するだけにとどめるという案。

もしこれが実現したら、カープや阪神、中日はアウェイに出づっぱり。ちょっと寂しいですが、ゲームが開催されることが最優先となれば、はい、そうも言っていられないのですが。


そんな中、「メジャーリーグの3地区制を日本に当てはめてみたら?」という、こんな楽しい妄想記事を見つけました。(「BASEBALL KING」)

セとパをミックスして「東地区」「中地区」「西地区」の3つに分け、4チームずつで戦うという構想。

東地区は、日本ハム・楽天・ロッテ・巨人。

中地区は、西武・ヤクルト・DeNA・中日。

西地区は、オリックス・阪神・広島・ソフトバンク。

カープは、ソフトバンクとオリックスと一緒という時点で、かなり不利感満載ですね。

しかし、カープが昨年の交流戦で1勝もできなかったオリックスですが、なぜかパ・リーグでは最下位。カープ相手に快勝したとしても、ソフトバンクと阪神との相性によっては、オリックスが上位にくるとはかぎりません。

カープと阪神は似たもの同士。お互い決め手に欠け、五分五分のような試合が多い印象。


この3地区制、カープに勝機はあるか。んんん。厳しい。でも、がんばろう。がんばってみようじゃないか。

東地区は、巨人がパのチームの中でどれくらい奮闘できるのか。

中地区は、打高のイメージの強いチームが多く、これも面白そうだ。

ちなみに、東地区、中地区、西地区ともにドーム球場が2つずつというのも、ちょっといい(西武ドームはドーム球場と言い切れませんが・・・)

と、かなり妄想、楽しめました。ありがとう、BASEBALL KINGさん!


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やったぜ台湾、有観客試合!
おとなしいよ、カープ君
4つしか勝ってない交流戦、逆にすごい。
ずっとこのまま交流戦だといいのに。

2020年5月11日

やったぜ台湾、有観客試合!


4月12日、世界に先がけて開幕した台湾のプロ野球。5月8日にはついに、スタジアムに観客が。

5月11日、「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)のスポーツニュースによると、観客数はまずは1000人限定からスタート。

観客と観客の間はもちろんしっかりソーシャルディスタンス。ヨコは2席、タテは前後に1列あけることに。

そんなわけで、スタジアムの風景写真を見ると、ポツンポツンとお客さんが座っていて、いつもとはちょっと違った風景。

しかし、声を出したり、歌をうたうのもOKのようです。

このこと以上に「さすが台湾」と感じたのは、どの座席(指定席)に誰が座ったかを完璧に把握できるようにしているとのこと。

入場するときに本人確認が証明できるものを見せて、もし感染者が出たとき、あとで検査が受けられるようになっているようです。

きっとITを上手に使って管理しているのではと思われます。


日本で、新型コロナのPCR検査数がきちんと把握されていないなどの報道があったとき、ずっと不思議に思っていました。

たとえば各検査機関がその日の検査数をパソコンで入力すると全国の集計が出るシステムを作れば、さほど困難なことではないはず、と。しかし、どうもそうはなっていなかったようですね。

こちらはPCR検査とは別かもしれませんが、政府が医療機関に新型コロナの発生届を手書きしてファクスするよう求めていたこと、今月中旬からオンラインで伝えられるようになったというニュースを知ったときには、ゴロンゴロンと転げ落ちそうになりました。(「共同通信」)

数を集計してファックスし、それをまた集計って・・・。あれ。日本が先進国って呼ばれてたのって、一体何だったの? ゴシゴシ(目をこする音)。

今回の新型コロナであらわになった政府のおかしな(ちぐはぐな)対応はこれに止まりませんが。

PCR検査へのスピード対応や国民への補償などなど、他の国に学べることはどんどん採り入れてほしいのだけど、どこ見てるの? 何見てるの〜?

日本で、もしプロ野球の開幕が実現となったら、NBPには台湾などのモデルケースからお手本に、できることはどんどん学んでいただけたら、尊敬の気持ちを表してもらえたらいいなって思います。


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台湾でプロ野球が開幕・・・もう一つびっくりしたこと

2020年5月9日

メジャー1年生、秋山翔吾が早くも黒田博樹流を会得?


新型コロナで開幕延期中のプロ野球。今の段階では自主練習という形をとる球団がほとんど。少し前までは活動を休止していた球団もありました。

広島が緊急事態宣言の特別警戒地域の対象になっていなかったことも幸いしてか、カープは人数を半分ずつにして、午前と午後に分けるという練習スタイル。

それでも感染に気遣いがあることには変わりませんが、チームとして練習できるのは、12球団の中でもかなり恵まれている環境かもしれません。

ところで今シーズン、メジャーに移籍した筒香嘉智、山口俊、秋山翔吾。

筒香は、球団施設やトレーニングジムが閉鎖され、練習が十分にできなくなったため、一時帰国中。

山口は、ブルージェイズの本拠地トロントがあるカナダでは、カナダ国籍を持つ人以外の入国が禁止されていることなどもあって、こちらも一時帰国中。

練習再開や開幕の目処が立つまで、日本の慣れた環境で落ち着いて練習するというのも、一つの選択。

その一方で、秋山翔吾はアメリカに残った。


秋山は、「開幕が決まったとき、いつでも動き出せるようアメリカに残ることを選んだ」と、以前、リモート出演していたテレビ番組で話していました。

入国する際、2週間待機しなくてはならないですからね。

メジャー1年目。というより始まったばかり。生活様式や言葉、いろんなことがこれまでと違う環境に身を置いた秋山、なかなかのことと思います。

実際に試合で活躍できるかどうか、始まってみないとわからないけれど、そういう思い切りのよさ、メジャーに適応する能力が大いにありそうです。

かつて、メジャーを経験し、結果を残した黒田博樹は「鈍感になるのも必要」と話していました。(こちらの記事をどうぞ)

たとえば、時差もあれば、食事の環境も日本と大きく違うアメリカ。普段通りできない部分が出てくるとストレスになる。そんなとき黒田は、神経質にならないで、あえて鈍感にやった方がいいという姿勢を身につけていったという。

メジャーが開幕して、打席に立つとき、秋山の登場曲は THE BLUE HEARTS でしょうか(だとしたら楽しいな)。

応援します、秋山翔吾。


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2020年5月8日

オールスターがなくっても、ペナントレースだけでも御の字です。


7月19、20日に予定されていたオールスターゲーム(ペイペイドーム、ナゴヤドーム)、中止が濃厚のようですね(「サンスポ」)。開幕すら不透明な状況、ごもっともです。

もし中止となったら、1951年から始まったオールスター史上、初めてとのこと。

シーズンを開幕できたとしても、最短で6月下旬から7月。この日程では、オールスター開催は困難。野球ファンや選手に夢の舞台を用意したいと検討していたNBP(日本野球機構)にとって、中止は苦渋の決断。

しかし、今となっては、通常のシーズンを見ることができるだけでも味わい深いです。

もし、もし、交流戦やオールスターがなくても、見られる試合の数が少なくなっても、無観客でも、通常のシーズンを少しでも観ることができたら、野球ファンにとって、こんな嬉しいことはありません。それこそ夢舞台じゃ〜。


夢舞台。素敵な響き。しかし、「夢舞台」と呼ぶにふさわしい野球にレベルアップしなくては(とくにセリーグ)。

と、迫力に欠けるセ・リーグではありますが、リーグでの戦いぶりを集中して観られるのも乙なもの。

5月6日、大型連休の最終日、NHKでアーカイブス放送していた「あの試合をもう一度! スポーツ名勝負〈2003虎の夢 星野阪神18年ぶりV〉」を見て、そう感じました(こちらの記事をどうぞ)。

この日、放映された2003年9月15日、甲子園球場での阪神戦。カープは負けてしまったけれど、それでもこんなふうに淡々と(野球って長いですから)野球の試合を見られるのはいいものだな。やっぱりペナントレースはいいなと思ったのでした。

そんな日常の喜びをもし感じることができたら、ファンとしてはそれだけでも十分ですから、NBPさん。


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休日の思いがけないデーゲーム・・・懐かしくて新鮮なカープ
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2020年5月7日

休日の思いがけないデーゲーム・・・懐かしくて新鮮なカープ


5月6日、お昼時、テレビをつけたら、野球やってる!

スタンドは満員。もちろんライブの試合でないことは百も承知の助ですが、なんだなんだ、どれだどれだ?

「あの試合をもう一度! スポーツ名勝負〈2003虎の夢 星野阪神18年ぶりV〉」と題した、NHKのアーカイブス放送。2003年9月15日、阪神がリーグ優勝を決めた甲子園球場でのカープ戦でした。

私はこの頃、阪神ファン(兵庫県で生まれ、兄2人が熱狂的な阪神ファンだった影響を受けて)。この試合のことは覚えていました。

9回裏、阪神の赤星憲広が打席に立つ前、星野監督に呼ばれ、何か声をかけられ、その打席でサヨナラ打を放ち、ベンチに戻って来たとき、星野監督に抱き寄せられ、頭をガシガシなでられていたシーンは何度見てもいいです。

でも、この試合の相手がカープだったことは記憶から抜け落ちていました。

思いがけず、カープの試合を観ることができて、なんか嬉しい。途中からでしたが、見入ってしまいました。


この頃、まだカープに出会っていなかったので、選手のことがよくわからない。それでも、あっ、捕手は31番。若き石原慶幸ではないですか。(オ〜)

センターにとんだフライをキャッチしているのは誰だ? あ、緒方孝市だ。(キャッ)

ベンチには、新井貴浩の姿も見えます。(キャ〜)

このとき、監督は山本浩二さんだったのですね。あっ、あれは北別府学さんでは? コーチをしていらっしゃったのですね。

中継ぎに澤崎俊和も出てきました。「6年目、黒田博樹と同期」と紹介されています。さすがにこの試合で黒田を観ることはできなかったけれど、この時代にカープにいたのだと臨場感が伝わってきて、わ〜い。



カープの歴史をほんの少し知ることができて、カープ初心者的な素朴な喜びが全快。

試合は一部カットしての放送ではありましたが、特別な編集はなく淡々と放送され、あの野球の、ゆったりと進む感じが味わえ、よかったです。

しかも、この試合はデーゲーム。お休みの日の午後見るのにぴったりの雰囲気でした。

数ある試合の中でこのゲームが選ばれたのは、「阪神18年ぶりの優勝」というトピックスもさながら、NHKに映像があった(たまたまこの日、放映していた)ということも大きかったでしょう。

カープが25年ぶりに優勝した2016年9月10日の巨人戦もたしか、NHKで放送していました。あの試合も、アーカイブ放送してくれないかな〜。何度でも観たい。


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まさか、こんなところにカープファンが

2020年5月4日

迷走する指揮官、あれ? どこかで見たことあるぞ。


新型コロナウイルスの緊急事態宣言、5月末まで延長されるようですね。5月6日までに収束すると思えなかったので、想定内のことでしたが。

経過観察はもちろん大切。でも、「この2週間が勝負です」と言われ続けること延々。具体的にどんな状況になったら宣言を解除するか、政府が数値を提示したことは一度もない。

地域によって感染状況も違うし、一概に数字で示せないと専門家会議の方は言うけれど、たとえば「東京の新たな感染者数が1日○人程度になったら・・・」と具体的な話を出してもらえたら、もっと納得できるのに。

まるで昨年、緒方監督から「切り替えてやるだけ」と紋切り型の台詞を聞かされ続けたときのよう。



私自身は、自宅を仕事場にしているのと持病があるのとで、コロナ前からもともとSTAY HOME。大きな生活の変化はなかったので、そのことへのストレスは少ない方かもしれません。

それより「ある程度落ち着いたら」と漠然とした言い方を繰り返す政府(と、政府が選んだ専門家)に、ものすごくストレスを感じます。

4月30日、2020年度の補正予算案が成立。「Go Toキャンペーン」に約1.7兆円。一方、医療関連の予算は約7000億円。

年内に新型コロナが収束して、日本国内を自由に旅行できる状況になっているとは考えにくい。それなのに1.7兆円の予算を充てるノーテンキぶり。

観光やイベント、飲食業などを支援する経済対策も、もちろん大切。でも今は、ぎりぎりのところで奮闘している医療現場や、自粛要請で大きな痛手を受けた方たち(観光やイベント、飲食業の方も含めて)の補償に充てるほうがどう考えても優先事項。



最近やたらと「みんなで一つになってこの状況をのりきりましょう」という、政治家や著名人のメッセージがメディアの中で繰り返され、違和感を覚えています。

人はそれぞれに生きているのだから、一つにならなくてもいい。そんなこと言わなくても、感染を抑えることは多くの人の願い。

「みんなでひとつに」と感情に訴えるより、新型コロナについての客観的なデータをクリアに示してほしい。客観的な事実がわかったら、人の行動も変わっていく。

漠然と「あと2週間の我慢」「みんなでがんばれ、がんばれ」って、第二次大戦中の「ほしがりません勝つまでは」みたい。

4月はじめに「1日2万件に増やす」と首相がかかげたPCR検査。未だに検査数が1万にも満たない。

検査数が少ないと言われ続けて数ヵ月たっても一向に改善されないのは、人手が足りないのか、どこかがセーブしているのか、原因を明らかにしてほしい。

もし今の政府と省庁が民間企業だったとしたら、仕事のできない人たちと評価されても仕方がないです。

首相も憲法改正への情熱と同じくらい、新型コロナ対策に情熱を持ってほしい。情熱があったとしても、それを打ち消そうとするまわりの力が働いているのかもしれないけれど、広い視野を持って、粘り強く指揮をとってほしい。

プロ野球で、ちぐはぐなベンチの采配を見せられているときの、あの感じに似ている。プロの仕事を見せてほしい、と心底思う。


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2020年5月2日

黒田きたー! 新井さんも。


新型コロナウイルスのニュースで賑々しいこの数ヵ月。黒田博樹はどこにおる〜? 日本なのか、アメリカなのか、と時々思い出していました。

ヤンキースに在籍していた2014年、広島市で土砂災害があったとき被災地を訪れたり、引退後も2018年に西日本豪雨で大きな被害があったとき、広島県に1000万円を寄付していた黒田。

この新型コロナの感染拡大状況を見て、黒田は何かアクションを起こす人。そう思っていたので。

そしたら、黒田きたぁぁぁぁぁ。

5月1日、黒田と新井貴浩のカープOBが、新型コロナと闘う医療従事者を支援するため、広島県にマスク7万枚を寄付したとのこと。(「日刊スポーツ」)

黒田が新井さんに声をかけ、黒田は広島県にマスク5万枚、新井さんは広島県と神戸市に2万枚ずつ寄贈。う〜ん、名コンビです。いい絵です。(「スポニチ」)



マスク寄贈のお話は時おり耳にしますが、日本国内では、まだまだマスクの品薄状態が続き、店頭で買うことも難しい状況。どういうルートでみなさんマスクを調達できたのかが、そのつど素朴な疑問。

今回は、黒田が現役時代から親交のあった広島のグッズ会社がマスクの取り扱い(輸入)を始めたことを知り、協力を得ることができたそう。

中国などの状況が少しは落ち着き、マスクの生産が少しずつ復活しつつあるということなのでしょうか。

医療の現場でのマスクをはじめとした医療資材の不足は深刻と聞きます。病院によっては、「あと数日持つかどうか、時間の問題。恐怖を感じる」という話も聴きました。

少しずつでも確実に確保されていきますように。


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