2022年2月12日

プロ野球名鑑、2022年の顔はいったい誰?


2月といえば、プロ野球の選手名鑑が出る季節。毎年、気になるのが表紙の顔。今年の顔、見る前に予想してみました。デケデン。

〔セ・リーグ〕
ヤクルト 村上宗隆(MVPじゃけん)
阪 神  佐藤輝明(後半失速しましたが、期待を込めて)
巨 人  坂本勇人(代わる若手はおらんのか~)
広 島  森下暢仁希望ですが、栗林良吏かな?
中 日  柳裕也(最優秀防御率、最多奪三振。数少ない中日のよかったこと日記)
DeNA   牧秀悟(大将で行こう!)

〔パ・リーグ〕
オリックス 山本由伸(タイトル総なめ、沢村賞も)
ロッテ   佐々木朗希(前評判を裏切らなさそうな大器の予感)
楽 天   田中将大(突出した選手が浮かばない。打点王の島内宏明はちょっと地味?)
ソフトバンク 柳田悠岐(巨人の坂本しかり、代わる若手は~)
日本ハム  伊藤大海(追いロージン、カッコイイ~)
西 武   源田壮亮(長打陣があまり目立たなかったので)


ちなみに2021年の名鑑の予想は、パの選手が由伸と柳田以外浮かんでこなかったというひどい有様でした。

なぜならば、一昨年、カープがあまりに不甲斐なく(昨年もだが)、スポーツニュースを見る元気が失われ、自ずと他球団の情報を目にすることも少なくなっていて。

これには自分でも愕然としました。その反省を活かし、今年はまだしもなんとか絞り出せました。


さて、毎年、我が家で愛用しているのは、週間ベースボールのもの。私より先に表紙を見た夫が、「カープの人が誰だかわからない」と言うではありませんか。

たしかにここ数年の体たらくぶりに、以前よりカープ熱が低くなっている夫ゆえ、わからんでもないが、「大きな顔の人が笑ってた」と言うんです。

うーん。林晃汰? そんな顔デカイほどではないが、まだ表紙の顔になるには早い。大瀬良大地? 九里亜蓮? いえ、さすがにこの二人の顔はわかると言っております。

森下は顔ちっちゃいし。さほど顔がデカイわけではないが、栗林か?

そろそろ答え合わせです。

 ちなみにセは、巨人以外は正解。すまん、岡本和真よ、二冠なのに。すまん、すまん。オフシーズンでもう記憶が。

カープは栗林でした。顔デカイといっても、どの選手もどアップ写真で顔大きく写ってました。村上はその中でもひときわ。


パは、ソフトバンク、日本ハム、西武が外れました・・・。

日本ハムは上沢直之。ごめんなさい、エース。昨年はオリンピック日本代表の選手の活躍が鮮烈で。

ソフトバンクと西武は誰だかわからなかった。ドライチの風間球打と隅田知一郎。これぞという人がいないとき新人が抜擢されるのはよくあることパターンだが、ごめんなさい、ノーマークでした。

今年はさらに目配りしていきたい所存です。

なぜならば、カープが昨年よりはいい試合を見せてくれるのではと思っているので(開幕前の、今だけの特権だい)。

それゆけ、カープ。行ってくれ、カープー。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

〔関連記事〕

スポンサーリンク

2022年2月11日

攻めてる試合は面白い、野球もフィギュアも


朝ドラの「カムカムエヴリバディ」。3代目ヒロイン・ひなたの小学生時代の同級生の男の子、吉右衛門が高橋昂也にちょっとだけ似ていると2月9日に書きましたが。

10日の放送から、ひなたが小学生から一気に高校3年生に。で、その日、初登場のひなたの弟役の子役が、小園海斗に似ている気がする

この連続技、どういうこと? どんだけ狭いとこ突いてくんの? と、ひとりツボにハマる。


世にあまたのスポーツがある中で、好んで見るのは、プロ野球とフィギュアスケート。冬のオリンピック。2月10日、フィギュア男子、終わりました。

18歳の鍵山優真が初出場にして銀メダル、素晴らしかった。あの安定感、崩れなさ。制球の乱れない奥川恭伸のよう。

ジャンプの転倒はあったけれど、攻めたプログラムで銅メダルの宇野昌磨。ぐいぐいインコース攻めするピッチャーのよう。面白かった。無難におさまらなくていい、(悪いときの會澤翼みたいに)外へ外へ逃げない。この姿勢にも感じ入りました。


羽生結弦はフリープログラムで、4回転半に挑戦。初めて公式に4回転半と認定された。回転不足と転倒で大きく減点はされたけど、誰もやったことのないことを切り開いた。

これは野球の試合じゃない。自分の投げたい球を思い切り投げればいい。もちろん勝ちにいくために4回転半をやっただろうけれど、勝ち負け以上のものが刻まれた。

4年前のような圧倒感はないけれど(なんだか身体が辛そうです)、あんなふうに風や景色、色彩、物語を思い起こさせるスケーターはいない。

メダリストの演技も素晴らしかったけれど、それ以上に別の景色を見たような、刻まれるものがあった。やっぱりスペシャルな人だ。


羽入君は滑り終えてリンクを離れるとき、両手で氷に挨拶。氷に触れた両手で顔を包んでいた。氷に「ありがとう」って言っているのかな、と思った。

ショートプログラムでは、他のスケーターが作った氷の穴にはまってしまって、ジャンプにミスが出るというアンラッキーな出来事があった。「氷に嫌われちゃったかな」なんて言っていたけれど、氷への愛情が伝わってきて、泣けた。

2016年、カープの優勝報告会のとき行われた引退セレモニーで、黒田博樹が最後の最後、マウンドに手をついていたあの時間のこと、思い出した。

と、振り返ったら、4年前の平昌オリンピックのとき、おんなじこと書いてましたわ。

まだわからないけど、羽生君のスケートが最後になるのかなと思うくらい、これまでのスケート人生がすごかったので、胸がヒリヒリしました。


試合後、4回転半の挑戦を続けるかと問われ「ちょっと時間をください。それぐらいやり切りました」と答えていた羽生君。

ネイサンチャンは「金メダルがゴール」と語っていただけに、ここでフィニッシュして学業に戻るのかもしれません。

先日、将棋の羽生善治九段が降格したとき、今後どうするのか気になったと書いたばかりだけど、こちらの羽生君はどうするのか。

プロ野球はキャンプのまっただ中。開幕まであと少し。ヒリヒリする試合を見せてほしいと思った。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

〔関連記事〕

スポンサーリンク

2022年2月9日

春のキャンプと冬の五輪もたけなわ、似た人さがし


朝ドラの「カムカムエヴリバディ」。明日から、川栄李奈さん演じる「ひなた編」が始まるそうですが、深津絵里さん演じる、京都が舞台の「るい編」に、ちょっと気になる子役の男の子がいた。

はいはい、どうでもいい話。でも、言いたい。ひなたの小学生時代の同級生の男の子、吉右衛門が、ちょっとだけ高橋昂也に似ている(個人の感想です)。

ひなたとのからみで出てくるたび、「ハッ、昂也!」と反応する私。


冬のオリンピック。女子フィギュアの坂本花織さんは、金本知憲さんにどこか似ている。我が家では、かなり長い間、通称「金本」で通っていた。

香織さんも、樋口新葉さんも、骨太系。以前は、フィギュアの王道・優雅系とは対極にあるように感じた時期もあったけど、二人とも時を重ねて滑りが美しくなって、でもパンチがあって。

人間味があるというか、ロシア勢とはまた違った人をひきつける味わいが増してきたというか。もう「金本」なんて呼ばないよ。ちゃんと名前で呼んでます。


スノーボード・男子ハーフパイプの平野歩夢君は2014年のソチオリンピックで見て以来、応援しています。

お若いのに、あの落ち着いた飄々とした話し方、ツボにはまります(森浦大輔の飄々も、ツボにはまります)。ピグモンのようなクールな髪型も素敵だ!

先日、平野君のインタビューを見ていて、なぜか山本由伸と重なった。顔立ちも話し方も似てはいないんだけど、あの他の選手とは別格な感じ、違う景色を見ている感じがね。

そして、フィギュア男子のネイサンチェンのパーフェクト感と体幹の強さもまた、吉伸と重なるのね。顔は、元THE BOOMの宮沢和史さんに似ていると思う。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

〔関連記事〕

スポンサーリンク

2022年2月7日

羽生九段降格に、2軍降格・戦力外以上の衝撃


2017年10月にブログを始めてから、累計で一番アクセスの多い記事が、なぜか「羽生善治さんと赤いカープ帽」(2018年1月24日)。

このブログに訪れてくださるのは、にほんブログ村人気ブログランキング経由のカープファンの方がおそらくメイン。

人気ブログの足元にも及びませんが、それでも、このこぢんまりとしたブログに毎日たくさんの方々が来てくださって。始めた当初、カープ人気の大きさを感じたのでした。

ところが、この羽生さんの記事に限っては、キーワード検索で来てくださった方がかなり多い模様。それも、ある1~2時間に集中してアクセスのあったことが何度か。どなたかがどこで紹介してくださったのか? という思わぬ現象が。

将棋人気の大きさもまた、このブログを通して思いがけず知るのでした。


その羽生善治九段。2月4日、A級からB級1組への降格が決まった。

羽生さん、51歳。10代の藤井聡太君が大躍進するのと入れ替わるように、かつての大スターがB級に。いつかはやって来るものだとしても、衝撃が走った。

A級の定員は10人。まぎれもなく、選ばれし10人。でも、これは、春のセンバツ高校野球みたいに、誰かの主観で決まるものでも何でもない。対戦結果で客観的に決まるもの。

だから、厳しくも、すがすがしい現実を目の当たりにすることに。

プロ野球も誰でも入れるわけでない厳しい世界ですが、将棋はさらに実力(対戦結果)が物差しの、狭き門。

将棋の厳しさに比べたら、プロ野球は、まだまだ甘いんじゃないかと思うことさえある。引退時期が本人に託されている部分も選手によってはあったり、ずっと2軍にいるのに戦力外にならない選手もいる(カープで言えば、あの選手だ)。


A級から降格した棋士は、B級以下で(昇格目指して)将棋を続ける人もいれば、階級に属さず、タイトル戦などには挑戦できるというフリークラスに転身する人もいるそうです。

かつて十七世名人だった谷川浩司さん(59歳)。かつての貴公子は現在、B級2組で戦い続けている。

比較にならないけれど、戦力外通告されてもなお独立リーグでNPB復帰を目指す選手のような粘り強さを感じて、静かに感動してしまいます。応援したくなります。


降格が決まったとき、羽生さんは「(来期について)特にまだ何も考えていない」。

この言葉、1軍昇格を目指して頑張っていたさなか、突然戦力外を告げられた今村猛と、ちょっと重なる。比べられることではないんだけど。

羽生さんはこれからどうするんだろう。戦力外の男たち以上に、見届けたくなるものがあります。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

〔関連記事〕

スポンサーリンク

2022年2月5日

松田オーナー、堂林うんぬんよりトラックマーン!


2月5日、松田オーナーがキャンプを視察したという記事をちらほら見かける。それだけで、おなかの底がドヨ~ン。

「堂林に“4番打て”言うたんじゃ」には、とくにドヨヨ~ン。(「デイリースポーツ」)

球団はご自分の持ち物ですから、言いたい放題かもしれませんけど、愛情もって選手に檄を飛ばしているのかもしれませんけど、そっとしておいていただけませんか、と。思い入れで固有名詞出すのやめていただけませんか、と。

それより、そういう思い入れをわざわざ記事にしないでほしい。堂林は気にかけてもらって嬉しかったかな。しかし、今ごろ、堂林て。そら万が一、堂林がバコバコ打ってくれたら、嬉しいですけれども。


オーナーとして、そっとエレガントに見守っておいてほしい。選手への愛があるなら、トラックマン導入とかとかとか、ほかにもやることあるはずだ。

ご自分の持ち物ですから、自由に球場に足を運びたいでしょうけれど、その言動があらわにされるたび、少なくともファンとしてはモチベーションがゲッソリ下がります。

2017年、夏の甲子園での中村奨成の活躍を見て、最初の構想を変更し、地元出身の奨成をドライチに指名したという話を聞いたことがあるのだが。

それが事実だとすれば、なぜ、奨成をもっと使えとは言わないんだ?

いや、言わなくていいけれど、昨年、数少ないチャンスで結果を出しながらも、奨成封じしているようにしか見えなかったカープ。球団の差し金なのか、ベンチが偏っていたのか、ほんと、いやです。このいびつな感じ。


一方、東出ヘッドが、今年、奨成に期待しているという記事が。(「デイリースポーツ」)

そういうふうに見てくれているコーチがいるというのは、風向き悪くないぞ、奨成。

東出がヘッドって、どうなの? と思う側面もあるけれど、人が変わるのは時にいいことだ。思い入れにとらわれていた河田元ヘッドより。

誰がオーナーでも、監督でも、コーチでも、ほんとうに力のある人は出てくる。出てこーい、奨成。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

〔関連記事〕

スポンサーリンク

2022年2月3日

開幕投手宣言、カープとヤクルトが熱い


開幕投手争い。カープは大瀬良大地、九里亜蓮、森下暢仁、三本柱の三つ巴。この3人、誰が選ばれてもおかしくない。

高橋昂也、玉村昇悟、小林樹斗と、楽しみな若手もいるし、ドライチの黒原拓未もどこまでやってくれるか楽しみだし、2年目の栗林良吏や森浦大輔も、だしだし。

こうしてみると、カープ、投手陣にはなかなかの充実ぶり、感じます(野手は、野手は・・・)。


カープ以外で気になるのが、ヤクルト。日本シリーズでもすごくいい投球を見せた、勢いある奥川恭伸と高橋奎二が有力か? ここに、小川泰弘もからんでくるか?

と思ってはいたが、42歳の石川雅規。春のキャンプでバシバシ投げ込み、「開幕投手を目指して頑張りたい」と。おぉぉぉ。

石川先輩の口から「開幕投手」という声が聞かれるとは思ってもみなかった。

サッカーの三浦知良が、50歳を過ぎてもなお、日本代表に選ばれるため、いつでもスタンバイしている・・・という言葉を聞いたときのように、感動した。プロたるもの、そうでなくっちゃ。


石川も、日本シリーズで素晴らしい投球を見せてくれた。遅い球の石川、オリックスにとってラッキーアイテムになるかと思いきや、見事にオリックスを封じた。

リーグ戦終盤でも、3位にくらいつきたかったカープ(だけど、こんな成績でCSに進出してほしいとは思わなかったよ)、勝ち数増やしたいところで、石川。でも、ラッキーとはならなかった、打ち崩せなかった、はがゆかった。

そうは言っても、これまで9回。ヤクルトの開幕投手をつとめている人。2020年にも。「開幕投手を目指したい」はビッグマウスでも何でもない。野村祐輔は今、「開幕投手目指したい」なんて言えないだろう。

石川の選手としての充実ぶり、ヤクルトのチームの充実ぶりも見えてくるようです。今年も手強いわ。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

〔関連記事〕

スポンサーリンク

2022年2月2日

お客さんのいるキャンプ


春のキャンプ、始まりました。どのチームも、新型コロナ感染の影響で全員そろってとはいかずとも、野球の季節がやってきた!

阪神の矢野監督が今季で辞任とキャンプ前に発表したのには驚いた。

坂倉将吾がリハビリ組スタートというのにも、驚いた。自主トレ時には「捕手でいきたい」と息巻いていたのに。昨年も出遅れていたのに。どうした、どうした?


今年は、お客さんに見てもらえるキャンプ。

ヤクルトの山田哲人が取材で「モチベーションが上がるし、かっこいいプレーを見せようという気持ちにつながってくる」と話していた。

プロ野球って、やっぱりお客さんに見てもらう商売なんだと、当たり前のことにハッとする。

見られていることで逆にプレッシャーになることもあるだろうけど、そういう人はこの仕事に向かないわけで。お客さんの存在を喜ぶ選手の声を聞くと、スカッと嬉しくなる。


新型コロナ、早く収束すればもちろん嬉しい。いろいろ折り合いをつけて付き合っていくことになるけれど、数年はこういう状況が続く、くらいに考えて、いろんなことを設定しておいた方がいいと思う。相変わらず「そのうち収まりますように」っていう、楽観的なお祈りモードが抜けきらない日本。

プロ野球、今季は延長12回復活の方針らしいですが、感染者も増えているし(野球界も、世の中的にも)、今季も延長なしでいいと思うのだけど。

人手、足りなくなるかも。選手、疲弊するかも。野球人気が落ちている理由の一つに「試合時間が長い」もあるのでは。

昨年の、ヤクルトとオリックスの日本シリーズ、最終戦となった第6戦。延長12回の攻防はヒリヒリしたが、たまなら、いい。

とくにカープ。とどめをさせず、幾度となく、ドロドロと長引く試合をやりそうで、今から勝手に取り越し苦労してまーす。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

〔関連記事〕

スポンサーリンク