11月15、16日に東京ドームで開催される日本代表と韓国との強化試合のメンバー28人が、10月8日発表された。
カープからは森浦大輔と小園海斗。さすがに打撃・守備ともに絶不調の坂倉将吾は今回選ばれなかった。
逆に、オリックスの若月健矢の選抜には「その手があったか!」と、膝を打つ。
打撃でもしぶいところを見せていたようだし、山本由伸と最優秀バッテリー賞に選ばれたこともある。WBC日本代表、いいかも?
森浦は2022年、日本代表に選ばれたとき、「みんなと話したい」と意気込みつつ、気疲れもしたようでした。
デビュー時は私の中では面白キャラだった森浦も、今年はマウンでの風格も増してきた。自分のペースで役割まっとうしてもらえたらいいな。
小園は今や井端JAPANの常連(坂倉もそうだったんだけど)。監督からの信頼も感じる。やっぱり評価されてる場所でのやりがいって、格別なんじゃないだろうか。のびのびやってほしいです。
小園は今季、終盤になってやっとショートスタメンに。小園と矢野雅哉を同等(?)に扱う時点で、すでにカープベンチの見る目のなさがやるせない(ポジションコロコロは日本代表でも経験させられているが)。
小園は今季、首位打者と最高出塁率のタイトル2冠。さらにWBCにも出てキャリア積んで、好きな場所に飛んでってほしい(ドラフトのときカープに入れて嬉しそうな小園だったのに、その後の扱いが雑すぎる)。
小園がいなくなったカープを私は応援し続けているのかな……。そうだ、岡本駿がいる(小園と全然立ち位置違うけど)。
その岡本、フェニックスリーグで、四国IL選抜戦に先発。7回4安打2失点と好投。(「スポニチ」)
7回も投げたか、よしよし(まるで孫に目を細めるように)。このスタミナはベンチからも好評価。
岡本の先発転向(お試し枠?)はなかなか目の付け所がいいなと思う。
辻大雅も先発挑戦中。7日のDeNA戦では、4回1失点と好スタート。(「デイリースポーツ」)
ただ、辻は三振をとれる投手。引き続きリリーフや、クローザーでも見てみたい気持ちが。
それより、栗林良吏の先発転向なんてどうでしょう?
登板過多で疲労蓄積が見える栗林。入団時の力は感じないなりに、どんな場面でも誠実な仕事をしようとする栗林の姿勢にはいつも胸打たれる。
栗林=リリーバーという思い込みを解いて、自分のペースで調整できる先発に挑戦させてあげたらどうだろう?
今年のカープ、数少ないよかったことは、岡本と辻と髙太一が1軍でいい投球を見せてくれたこと。私の中ではミニ旋風。
3人とも、「勝たせたくなるピッチャー」という、なぜか応援したくなるものをもっているところがポイント。
現役ドラフトで、日ハムから移籍のアンダースロー、鈴木健矢も新鮮だった。後半、1軍復帰してからはとくに安定感。もっと見たい。
大型新人、菊地ハルンの物おじしない感じも楽しみ。
こんなふうに投手陣には、新鮮さと可能性を感じることがポツポツあったカープ。打線は小園と中村奨成以外、まだ輪郭が見えない……。
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