2025年10月31日

2025日本シリーズ、藤井皓哉が誇らしかった


10月30日、日本シリーズはソフトバンクの4勝1敗でもつれることなく終わる。

どっちも普段応援してないチーム同士。でも始まったとたん、ソフトバンクを応援していた。

セ・リーグで唯一まともなチームだった阪神の選手たちを素晴らしいと思いつつ(ほかのチームがアレすぎた……)、一方でこんな気持ちが。

就任1年目でリーグ優勝、ドラフトでは競合で立石正広の交渉権を得て、「しばらく先までタイガース、未来が明るくなりました」と沸き立っていた藤川監督。

日本一になってこれ以上調子に乗られたら嫌だな、謙虚になっていただきたいな、と(はいはい、やっかみですよー)。


パ・リーグは日ハムが優勝したら面白いのにと思っていたが、終盤で失速、4.5ゲーム差で一歩及ばず。そこは何だかんだ、ソフトバンクが底力見せた?

「来年はダントツで優勝する」どいっていた新庄監督。うん、そうして、そうして。日本シリーズは王道のリーグ覇者同士がいい。

優勝(日本一)のために補強に遠慮なしのソフトバンクのことをいいと思ったことはあんまりないけれど、突き抜け具合が巨人よりは清々しく感じる。

巨人は同じようなことを目指しつつ、マルティネスはわかるが、田中将大や甲斐拓也にも手を伸ばし、補強が成功してるのかわからない状態になってたから。


甲子園の阪神ファンを喜ばせて終わるかと思われた10月30日の第5戦。2点リードの8回、シーズン鉄壁だった石井大智がまさか柳田悠岐に2ラン浴びるとは。

でも、石井で負けたなら、仕方ないと思える試合だった。打った柳田、すごい。柳田の前にヒット出塁していた嶺井博希もエラかった。

シーズン中、あんなにも素晴らしい投球を見せ続けてくれた石井を責める人なんていないと思う。

延長10回、背水の陣で村上頌樹がマウンドに。イニングまたいで11回も。そこを野村勇が勝ち越しソロ。やった!


というか、この5回戦、一番ちゃんと見た。だって、大竹耕太郎が先発。ソフトバンクがどんなふうに打ち崩してくれるか楽しみにしてたのに。

なんだこの既視感は。6回無失点、打たれたヒットは3本だけ。ソフトバンク打線には、パワー系でない大竹のような投手はかえって打ちづらかったか。対戦回数も少ないし。

って、カープ何回大竹と対戦してんねん。19試合で2勝14敗、この類を見ない成長のなさ!

7回も行けそうなほどだったが、藤川監督は及川雅貴に交代。パターンを重視したような気がした。


野球を見るとき、応援したい選手がいると、俄然見る気が違ってくるじゃないですか。今回、そんな選手は一人だった。さよう、それは藤井皓哉。

藤井のときは、親戚の子を見守るように、ハラハラドキドキ。甲子園に舞台を移してからは3連投、ホームでの1回戦を含め、すべて無失点!

とりわけ10月28日の3回戦では、山川穂高がファンブル、海野隆司がパスボール。うわぁぁぁ、このままでは負け投手になってしまうー。

ところが得点圏にランナー背負ったシーンでも、近本光司と中野拓夢を連続空振り三振、味方のエラーを帳消し。それってエースのふるまいでは? しびれたー。


試合後、「そういうことが起こるのは想定内、焦らなかった」と言っていた藤井。カープにいたとき、ランナー出して、アウトとれずにあわあわしていたことあったのに。カッコいいぞー。

2014年、藤井をドラフトで4位指名していたということは、カープ見る目はあったってことですね。藤井を開花させられなかったが、それは藤井にも問題あったと思うし、タイミングがまだだった。

戦力外と独立リーグを得て、いろんな景色見て、今の藤井がいる。日本シリーズでチームの力になっていた藤井、とても誇らしかった。

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2025年10月26日

山本由伸、アメリカでも平常運転。大量失点で固まる藤川監督、器が……


10月26日、ワールドシリーズも日本シリーズも、両チーム1勝1敗に並んでホッ。

山本由伸がポストシーズン2度目の完投。

山本の中では山本なりのいろんな変化が起きているんだろうけど、大きくはない体から醸し出すパーフェクト感。

舞台は違えど、まるでオリックスにいたときみたいな平常運転、素晴らしすぎる。


昨日の第1戦、ポストシーズン絶好調だった、ドジャース先発・スネルが不安定。チーム事情があるんだろうけど、けっこう監督ひっぱった。6回、フォア、ヒット、デッドボールでノーアウト満塁になって、やっと交代。

しかし、ことごとく継投はまらず、出る投手出る投手打たれ、6回だけで9失点。

大谷翔平は7回に2ラン打って一矢報いたが、そもそも2回の満塁で凡退して流れをブルージェイズに渡していた。ドジャースもこんな試合するんだと、既視感満載だった。

それだけに、今日の山本の9回1失点、チームを勝ちに導く投球に感動。


日本シリーズは最初、阪神を応援するつもりでいたんです、頭では。

今季、セ・リーグで唯一まともな野球をしていた阪神は大差でリーグ優勝。セのチームはこれから阪神を追い抜くためにやっていかなきゃいけない。だからこそ日本一になってもらいたい、と。

でも昨日、試合が始まったら、即座にソフトバンクを応援していた。なんかこのまま阪神が日本一になったら、藤川監督が調子にのる感じがして、嫌な感じがしたのだ。

阪神の選手はね、自分たちの仕事をして自信をつけていて、悔しいけど投打ともにいい感じだと思うんですよ。


昨日の第1戦は、有原航平と村上頌樹の投手戦=ロースコア戦。

ソフトバンクに先制されても、6回、近本光司が打ち、盗塁し、中野拓夢が絶妙なセーフティバント、流れがじわじわ阪神に。

森下翔太のタイムリーゴロ、佐藤輝明のタイムリーで逆転。村上が尻上がりに調子をあげ、石井大智が出てきたら、もう決まり。

絵に描いたような展開で、1対2でソフトバンクを制す。阪神、強い、くやしー。


しかし第2戦、先発はデュプランティエと上沢直之。投手変われば、試合も変わる。ソフトバンク14安打(阪神7安打)で、10対1と大勝。よしよし。

藤川監督、解説者時代は、その解説を聞くのが楽しみで大好きだった。しかし、監督となると、なんというか大らかさを感じないというか。

今日も大量失点して、ベンチで硬い表情。試合への感情が出る、それもまた勝負師として当然のことかもしれない。でも、器、小さいと見た。


コーチ経験を経ずに監督就任という、新井さんと同じコースをたどった藤川監督。解説者としては見事だったけど、実際に現場で指揮を執ると、どうなんだろうと、興味を持っていた。

そして1年目でリーグ優勝してしまった。ただ、投打ともに戦力(人材)が充実している今の恵まれた阪神での優勝。「名将」と呼ぶのには早すぎる。

もし、藤川監督が、今のカープの選手(とフロント)でカープの指揮を執ったとして……1年は拙速なので3年差し上げましょう。

それでカープを優勝に導いたら、名将と呼んでもいい。やってごろうじろ?(大変なんだから)

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2025年10月25日

「カープいい捕手いすぎ問題」から「正捕手いない問題」へ……さようなら、磯村嘉孝


10月25日、午前中はワールドシリーズ、夜は日本シリーズという野球三昧の日。そこにサンドイッチされた、カープの第2次戦力外通告

磯村嘉孝山足達也韮沢雄也、育成の名原典彦の4人(名原は育成再契約)。

3年前、里崎智也さんが「カープいい捕手多すぎ問題」と話題にしてくれたことがあったが、当時の磯村もその一人だった。


今季、坂倉は右手中指の骨折が尾を引いたのかもしれないが、打撃だけでなく、目に余る精彩を欠いた守備で信頼度急低下。来季、捕手としては半分戦力外通告。

パンチのある打撃と言われたこともあった石原貴規も、左手関節の骨折が響いたのか、打率は1割台、迫力なかった。

磯村まだ32歳、今季は出場機会も6試合と少なかった。坂倉と會澤の状態を見れば、まだしも石原ともども、もっと出場機会があってよかったような(石原ともども、打席では迫力を欠いていたけれど)。


會澤翼はシーズン半ばから大瀬良大地専用の重役出勤、それまでベンチの(新井さんの)お守りみたいになってた。

ベテランの存在も必要かもしれないが、よっこらしょという動きを見ていると、順番が違うのでは?と思ってしまった。

シーズン終盤、清水叶人がスタメンマスクをかぶったけれど、これからの選手。

バッテリーコーチが石原さんになったとき、期待していたんだけど、あれ、おかしいな? 今では、「カープ正捕手いない問題」が重篤。

新井さんともども、一緒にプレーしていた會澤には温情が残って、客観的になれないのかな。やっぱりそういうの、よくないな。


磯村が最も印象に残っている試合として挙げたのが、2022年5月17日にスタメンした宇都宮での巨人戦。2点リードの9回、サヨナラ負けした、遠藤淳志が先発した、あの試合。(「スポーツ報知」)

磯村は「勉強不足が顕著に出た試合。あの1試合で得たものはすごく大きかった」と振り返っていたが、私はよぉぉく覚えている。

1アウト満塁の追加点のチャンスで、遠藤に代打を送らず、打ちに行って併殺で3アウト。あれは佐々岡さんの采配ミス。八百長かと思うような、ベンチがわざわざ負けに行った試合だったんだよー(その日のブログはこちら)。

「(引退後も)突っ走っていきたいと思います」という言葉は、磯村の中のスッキリとしたものを感じさせる。元気でいてね。ありがとう。
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2025年10月24日

ドラ1平川、ドラ3勝田、ドラ7高木が手本・目標にしたい選手がカープにいるという喜び


毎年、当日は指名された選手情報ほぼ真っ白の私ですが、ドラフト会議から一夜明け、選手の紹介記事を読み、少し理解が進みました。

1位 平川蓮/外野手(仙台大)

187cm、体重93kgの大型スイッチヒッター。「簡単なことではなかったと思うが、コーチと二人三脚で、人の倍、努力することで今のかたちができあがった」と、スイッチヒッターを勧めた森本吉謙監督談。

プロになるような人には当たり前のこととは言え、努力を厭わず結果を出す姿勢に好印象。岡本駿みたいに、のびしろも感じる。

レッズのスイッチヒッター、デラクルーズに憧れているという平川。秋山翔吾にもいろいろ教わりたい、と。君、わかってるじゃないか。


2位 齊藤汰直/投手亜大(亜大)

「2位に齊藤君が残っていると思っていなかった」と新井さんに言わしめた「2025ドラフト番付」(『週刊ベースボール』)で西の関脇だった投手。

1位指名されなかったことを悔しがっている負けず嫌いさん。大丈夫、プロになったら順位関係ないから!

3位 勝田成/内野手(近大)

163㎝。西武の滝澤夏央(←好きです)の164㎝を超えた!

中学時代から「忍者のような動き」と菊池涼介に憧れ、球場まで見に行っていたという。実物が待ってますよ~。


4位 工藤泰己/投手(北海学園大)

最速159km。目標は「平均球速160km以上」。カープに、というか、セ・リーグに求められる球速。ぜひ実現して。

5位 赤木晴哉/投手(佛教大)

天理高では、今をときめく日本ハムの達孝太と同級生。メラメラしてほしい。

6位 西川篤夢/内野手(神村学園伊賀高)

三拍子揃った選手とか、まだふんわりとした情報しかわかりませんが、50m5秒9と俊足のようです。駆け回って~。


7位 高木快大/投手(中京大)

指名の瞬間の本人と周囲の喜びっぷりが嬉しい。昨年の渡邉悠斗を思い出してしまう。

ずっと目標にしていたのが、森下暢仁。「フォームが似ているなと思ったのが最初」で、「ストレートの質、変化球の種類、組み立て方」を動画でくまなくチェックし、学んでいるという。

「ずっと目標にしていた選手がいるチームで野球ができるのが幸せ」とも。(「スポニチ」)

昨年の常廣羽也斗も、「岸選手や、森下選手のような、ストレートで空振りをとれるピッチャーになりたい」と、指名されたとき言ってた。

逆に、森下にもう一度輝いてほしい気持ちになってしまった。


育成1位 小林結太/捕手(城西大)

やっと来た、捕手。投手も野手もいい人ほしいが、いまけっこう宙に浮いてる捕手問題。

「いい捕手多すぎ問題」と、かつて里崎智也がカープを評してくれたのは、あれは何だったんだ。いま、ガラガラガッシャ-ン状態。チームの要、育てないと。

育成2位 岸本大希/内野手(徳島インディゴソックス)

なぜか応援したくなる独立リーグ出身者(藤井皓哉効果)。俊足とのこと、駆け回って~。

             * * *

秋山からいろいろ教わりたいという、1位の平川。菊池に憧れ、球場に足を運んだこともあるという3位の勝田。森下を動画でくまなくチェックし、学んでいるという、7位の高木。

「若い選手から手本・目標にされる選手がカープにいる」というそのことも、嬉しい今年のドラフトだった。

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2025年10月23日

ドラフトの日、気概を見せたスポーツ紙


今朝、「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)のオープニングトークを聴いて、びっくり。

昨日、政府は臨時閣議で、副大臣26人、政務官28人を決定。そのうち裏金事件に関与した議員が7人起用されていた。

そのことについて、『東京新聞』は一面トップ、『日刊スポーツ』『スポーツニッポン』は大きく取り上げたが、他の一般紙ではびっくりするくらい記事が小さかったという。

さすが『東京新聞』は独自の(というかまっとうな)道を進んでいますが、他の大手新聞社はもはやジャーナリズムの体を成してないですね。

そこに、『日刊スポーツ』と『スポニチ』の毅然としたことよ。

ワールドシリーズも、日本シリーズも、ドラフトもまだという隙間日程だったからかもしれないが、関係なかったかもしれない。スポーツ紙もやるな! と思わされた朝(というか、一般紙が不甲斐なさすぎる)。


10月23日、本日はドラフトの日。はー、毎回、緊張する。そして、新井さんのとなりに出張ってくるオーナーに毎回むかっとする。

私が見知っている12球団のオーナーはほかには、ソフトバンクの孫正義さん、DeNAの南場智子さん、楽天の三木谷浩史さんだけ。この3人はもちろん会場には来ていなかった。

ほかにも、私が顔を知らないだけで出席されていたオーナーがいたかもしれないが、毎回ドラフトに口を出しては我が物顔で出てくるカープのオーナーには、いらいらっとするのである。本気で優勝目指してないくせに。プン。


さて、カープが12球団最速で1位指名を公言していた創価大の立石正広。「呼ばれるな、呼ばれるな~」と無理なことを願いつつ、日ハムが、阪神がっ。

いやーーー。阪神だけには負けたくない! と、マジで叫んだ。

健大高崎高の石垣元気をロッテとオリックスが、スタンフォード大の佐々木麟太郎をソフトバンクとDeNAが競合したのだけど、今年はわりとバラついた印象。


「来い、来い、来ーい」と新井さんに念を送ったが、3分の1の確率は阪神のもとへ。うっ。

でもね。ここ3年間の12球団のドライチがテロップに出ていたが、目立って活躍しているのは、阪神の森下翔太だけ。

中村奨成のように、8年目にして覚醒する選手もいるわけで、一概には言えないが、立石が前評判通りに活躍するとは限らない。と、負け惜しみ。でもこればっかりはホントにわからないから。もう今日のことは忘れるよ。


そして、次の指名では、また日ハムとかぶった! が、新井さん、引き当てた! カープ2025年のドライチは仙台大の平川蓮!

こちらもスラッガーとのこと。ドラフト情報には詳しくない私は、誰もみな初めましてですが(徐々に学んでいきます)、指名された選手には、みな活躍してほしいと願うのも毎年のこと。

みなさん、ようこそ。よろしくお願いします。
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2025年10月21日

カープがドラフト1位指名公表の立石って、横綱やないかーい


10月23日は年に一度のドラフト会議。カープは10月13日、12球団最速で、創価大の立石正広さんを1位指名公表。

投手大好きのカープよ、野手の獲得に動いてくれたか(まだ獲得してない)。

昨年も宗山塁を1位指名、野手ではあったが(5球団競合で獲得かなわず、佐々木泰を獲得)。

で、昨年も宗山を1位指名公表していたカープ。一昨年の常廣羽也斗も。


宗山は広島生まれの広島育ち、カープの指名公表は嬉しかったかもしれない(実際のところは知らない)。

常廣も会見で、「広島カープが1番早く1位を公言していただいたときから、一番自分を評価してくれた球団に入りたいという思いがあったので、広島カープで野球がしたいと思っていたのでとても嬉しいです」と言ってくれていた。

新井さんはこの日、楽天との競合を制して、常廣との交渉権を引き当て、「よっしゃ!」と豪快なガッツポーズ。


そんな幸せな1位指名だったのに。周囲からも期待されていたのに。谷繁元信さんも、1年目のシーズン前、名指しでほめてくれていたのに、あれ? 常廣いま迷走中。

新井さんが常廣への指名挨拶のため青学を訪れたとき、ちょうど中島大輔が楽天に6位指名された場に居合わせ、中島に「またオープン戦とか交流戦でお会いしましょう」とエールを送ったのも忘れがたいシーンだった。(こちらです)

中島、今季は規定打席に達する活躍。つーねーひーろー。


毎年、アマチュア選手情報には詳しくなく、ドラフト指名された選手は後になって名前と顔が一致していくタイプです。

よって、立石さんてどんな人? と、『週刊ベースボール』を見て見ると、「2025ドラフト番付」で、東の横綱とされているではないですか。獲れたらいいね……(晴れたらいいね、みたいに)。

そんな人が、「えっ、カープ?」なんて思っていないといいなと、気になってしかたない。

「日本に住みたい」「日本で仕事したい」と外国の方が思ってくださるような日本であればいいのにと思うが、それと同じで、「カープでプレーしたい」とプレーヤーに思われる球団であればいいのにと思う(どっちも評判低下中)。

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2025年10月20日

打撃コーチはどうなってるの?&力強い森浦発言


試合にストレス感じなくてもいいオフだからこそ(なんというチームなんだ!)、のんびり野球(カープ)のことを書きたいのに、今ちょっとゆっくり時間がとれません。

ですが、そのときどき気になったこと、つぶやき感覚で書いていこうと思います。

試合内容と結果にストレス感じることはないオフだけど、相変わらずストレス感じる続けるであろう球団。

10月19日、ヤクルトでコーチをしていた石井弘寿さんを迎え入れるという発表。おぉ、お珍しい。他球団からの招へい。


と思ったら、投手コーチやないかーい。打撃コーチはどうなっとんねーん。

相変わらず、そこのところはシーンと静まり返った広島界隈。こわい、こわいです。

石井さんがどんな方か詳しく知らないので、ちょっと唐突に感じたけど、他球団から新しい人がやってくるというところは、いいなと思う。

この閉鎖空間に、少しでも新しい風を(と、言える方だといいな)。それより、打撃コーチをなんとかして……。


11月の韓国戦、小園海斗とともに日本代表に選ばれた森浦大輔。

「選ばれたからには、しっかりアピールして、WBCにも選ばれるようにアピールしたいなと思います」と力強く言った!(「日刊スポーツ」)

2022年、日本代表に選ばれたとき、「みんなと話したい」と意気込んでいたが、始まってみると「気疲れした」とも言っていた森浦。もう日本代表はいいですみたいなニュアンスを感じなくもなかったけど、そうか、そうか。いいぞー!

今年は昨年にも増して、マウンドで風格すら感じるほどになった森浦。デビュー当時のちょっと挙動不審な落ち着きのなさも私は好きでしたが。でも、いま、カープの誇りの一人。


WBCは、メジャーリーガーもいて、日本代表に選ばれるのは狭き門となってくるけれど、小園ともども選ばれてほしいなぁ。

で、親戚の子を応援するようなドキドキ感で、「ミスしないで~」とか、「おっしゃー」とか、目いっぱい応援したい、二人のこと。

2023年は、栗林良吏が離脱することになり、そういう楽しみはお預けになったから。それはなくとも、存分に楽しんだWBCだったが。

あ、鈴木誠也も選ばれるだろうから、三人ね!

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2025年10月17日

ここまで来るのに3年かかったか


「ポジションが決まっているのは小園しかいない」という新井さんの言葉を聞いて、やっとここまで来るのに3年要したか、と思う。(「スポニチ」)

小園海斗に対してじゃないですよ。やっとそのことがわかるのに、新井さんよ3年かかったか、という意味ですよ。

そのポジションとは、ショートのことですよね? ショートですよね!(念押し!)


8年目にして、やっと本気出してきた(?)中村奨成については、「まだ計算できる選手ではない」と、新井さん。

「何年か続けて数字を残してレギュラーになる。そしてレギュラーになって初めて計算できる選手になるわけだから。奨成は今年頑張って、きっかけはつくったけど」と。(「デイリースポーツ」)

そうかもしれない。が、不動のレギュラーと認められる日はそう遠くないと思う(思いたい)。


「坂倉にも、来年は捕手一本じゃないよと伝えている」発言も、小園発言に続き、やっとカープがスタートラインに立つ感じ。

というより、新井さんが監督としてのスタートラインに着くといった方がいいのか? もうすぐ4年目ですけど……。

「痛みを伴う改革」も3年目の終盤にしてやっと行われた。何もかも時間かかった。かと言って、仕切り直して来年から新しい景色が見えるかどうかはまた別の話。

期待はしていないけど(この3年を見て、どう期待しろと?)、またやらかしの日々が続くかもしれないけど、カープがいい試合見せてくれたら嬉しいに決まってる。

どうか迷走が続きませんように。迷走したまま新井さんの5年契約が終わりませんように。


フェニックスリーグでは、内田湘大や佐々木泰が外野に、二俣翔一は捕手に挑戦。

こういうのは他チームでも珍しくはないのかもしれないが、カープの最近のポジションコロコロは目に余るというか、腰が据わってないというか、選手を育てるのに一貫性がないというか。

奨成の外野は今や私的には外せない。こんなふうにコンバートが実を結ぶ場合もあるんだろうけど、あっちもこっちもで、どっちつかずに見えてしまう。迷走に終わりませんように。

多少ベンチが迷走しても(もうこれは織り込み済みだ!)、選手は迷走しませんように。

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2025年10月15日

MLBを楽しむカープファンの父を見ていて思ったこと


こんにちは~。数日、兵庫の実家に帰っておりまして、久しぶりの更新です。

NPBもMLBもポストシーズンたけなわ。

実家の母と兄は阪神ファン。中日以外のチームには軽々勝ち越している阪神なれど、DeNAのCSファイナルステージ進出をすごく嫌がっていました(わからんでもない)。

筒香嘉智が10月11日のファーストステージ第1戦で、2発のホームラン。「やめて~」という感じでした。

でも、この調子が持続するかどうかはまた別物。2016年のファイナルステージ、田中広輔が12打数10安打と大爆発。それがその後の試合で続くとは限らないのは経験済みなので、心配いらない気もする。


逆に驚いたのが第2戦、戸郷翔征の先発。1回に5点先制してもらって、そのウラ5点掃き出す。今年の対戦で戸郷の不調をことごとく見ていたので、ここでもやってしまったか、と。

それでも、こんな大事な試合任せるんだ。巨人のチーム事情はよく知らないが、ほかに人はいないのかー。

CSホーム開催がかかるシーズン終盤でも、田中将大の200勝にこだわって(?)登板させていた巨人。田中の200勝が優先されているように見えて、勝つための集団という感じがしなかった。

昨年は、DeNAの爽やかブルー下剋上に感動したが、今年はセ・リーグで唯一ちゃんと野球していた阪神が(ほかがへっぽこすぎやねん!)、ソフトバンク相手にどんな野球をするのか、普通に見たい(チームとしては日ハムの方が好き)。


兄二人が子どもの頃から阪神の大ファン。勝っても負けても、夜ごとワーワー。そういうのを見て育って、阪神ファンだった時期もありました。

そんな土地柄、父もてっきり阪神ファンかと思っていたら、実はカープファンだったことが私が社会人になってから発覚。

戦後、復興のさなか、市民球団として発足したカープをずっと応援していたのだそうです(私はこの話が好き)。

そんな私も、今カープファン。実家に帰って、「今年はカープ、さっぱりやったな」と、二人の反省会(?)は一瞬で終わりました。


病気の治療中で、テレビを見る時間が増えた父。MLBの試合も日常的に見ています。これはやっぱり、2023年WBCが大きかった模様。

おかげで10月11日、ブリュワーズとの第5戦、カブス・鈴木誠也の感動的な同点ソロホームランもリアルタイムで見ることができた(カブスは負けてはしまったけれど)。

父は、日本人選手が誰一人出ていないマリナーズとブルージェイズの試合も見てました。あの球場の熱気、すごかった。そら、魅了されてしまう。

ご近所にも、今まで野球に関心なかったのに、やはり前回のWBCきっかけに野球を好きになった高齢の女性の方がいると母から聞いて、感動してしまった。


先細る野球人気のことを思うと、もちろん若い世代の方に野球の面白さを知ってほしい。球場に若いファンがたくさんいると、活気も感じる。

でも、どんな年代の人だって、楽しんでる人がいるのって、いいなと思う。自分もいずれ高齢者になるわけですし。

そんなふうに野球を楽しんでいる父を見ていると、だからこそ、来年のWBCのネットフリックス独占配信は、地上波で放映されないのは残念すぎる。

うちはネット環境担当の兄の奥さんが、そのときが来たら、父や母もテレビでWBCを見られるようにパパパッとセッティングしてくれるだろうからいいんだけど……、気軽に見られない状況になるのはどうにも残念。

時代の流れにはもう逆らえないかもしれないけれど、野球に興味のなかった人まで巻き込むのは難しくなる。つまらないです。

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2025年10月9日

〔カープ2025事件簿〕勝たせたくなる投手、岡本・髙・辻旋風


11月15、16日に東京ドームで開催される日本代表と韓国との強化試合のメンバー28人が、10月8日発表された。

カープからは森浦大輔と小園海斗。さすがに打撃・守備ともに絶不調の坂倉将吾は今回選ばれなかった。

逆に、オリックスの若月健矢の選抜には「その手があったか!」と、膝を打つ。

打撃でもしぶいところを見せていたようだし、山本由伸と最優秀バッテリー賞に選ばれたこともある。WBC日本代表、いいかも?


森浦は2022年、日本代表に選ばれたとき、「みんなと話したい」と意気込みつつ、気疲れもしたようでした。

デビュー時は私の中では面白キャラだった森浦も、今年はマウンでの風格も増してきた。自分のペースで役割まっとうしてもらえたらいいな。

小園は今や井端JAPANの常連(坂倉もそうだったんだけど)。監督からの信頼も感じる。やっぱり評価されてる場所でのやりがいって、格別なんじゃないだろうか。のびのびやってほしいです。

小園は今季、終盤になってやっとショートスタメンに。小園と矢野雅哉を同等(?)に扱う時点で、すでにカープベンチの見る目のなさがやるせない(ポジションコロコロは日本代表でも経験させられているが)。

小園は今季、首位打者と最高出塁率のタイトル2冠。さらにWBCにも出てキャリア積んで、好きな場所に飛んでってほしい(ドラフトのときカープに入れて嬉しそうな小園だったのに、その後の扱いが雑すぎる)。


小園がいなくなったカープを私は応援し続けているのかな……。そうだ、岡本駿がいる(小園と全然立ち位置違うけど)。

その岡本、フェニックスリーグで、四国IL選抜戦に先発。7回4安打2失点と好投。(「スポニチ」)

7回も投げたか、よしよし(まるで孫に目を細めるように)。このスタミナはベンチからも好評価。

岡本の先発転向(お試し枠?)はなかなか目の付け所がいいなと思う。

辻大雅も先発挑戦中。7日のDeNA戦では、4回1失点と好スタート。(「デイリースポーツ」)

ただ、辻は三振をとれる投手。引き続きリリーフや、クローザーでも見てみたい気持ちが。


それより、栗林良吏の先発転向なんてどうでしょう?

登板過多で疲労蓄積が見える栗林。入団時の力は感じないなりに、どんな場面でも誠実な仕事をしようとする栗林の姿勢にはいつも胸打たれる。

栗林=リリーバーという思い込みを解いて、自分のペースで調整できる先発に挑戦させてあげたらどうだろう?


今年のカープ、数少ないよかったことは、岡本と辻と髙太一が1軍でいい投球を見せてくれたこと。私の中ではミニ旋風。

3人とも、「勝たせたくなるピッチャー」という、なぜか応援したくなるものをもっているところがポイント。

現役ドラフトで、日ハムから移籍のアンダースロー、鈴木健矢も新鮮だった。後半、1軍復帰してからはとくに安定感。もっと見たい。

大型新人、菊地ハルンの物おじしない感じも楽しみ。

こんなふうに投手陣には、新鮮さと可能性を感じることがポツポツあったカープ。打線は小園と中村奨成以外、まだ輪郭が見えない……。

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2025年10月7日

ファビアン&モンテロが「倍増」宣言! 実現したらカープ優勝できる?


10月7日、ファビアンとモンテロがドミニカ共和国へ帰国。お疲れさまでした。(「日刊スポーツ」)

来季も契約更新される見通しの二人。

ファビアンは「日本に来る前はもっとできるかできないか分からなかったけど、1年やって(来年は)もっとできる自信はあります」。

モンテロは「日本のプロ野球を見てすごく勉強した。今年の結果は、自分のできるものじゃない。もっともっと、2倍ぐらいできる。長打、ホームランをもっと打てる。だから、いい準備をしないといけない」。

二人とも来季に向けて威勢いい!

得てしてプロ野球選手の意気込みが試合に反映されるかどうかはまた別の話だけれど(先発前の森下暢仁とか床田寛樹とかとか)、本当だな? やってくれたら嬉しいぞ?


すっかりチームになじんでる二人。通訳のフェリシアーノさんの力も大きそう。

ベンチでも陽気なファビアン、投手のことも気にかけてよく声をかけているモンテロ。二人とも人柄がよさそう。

開幕4番をまかされたモンテロは、開幕3試合目に左わき腹の違和感でチームを離脱したものの5月半ばに1軍復帰。ときどきのホームランとタイムリーで、カープファンを喜ばせてくれた(ときもあった)。

ファビアンは規定打席に達し、一時期、打率リーグトップでオールスターにも監督推薦で選ばれた。ホームラン17本はチームトップ。これは意外にも、リーグ外国人選手の中でトップ。


最後は二人とも失速した感じは否めなかったが、これはチーム全体にも言えること(失速しなかったのは、小園海斗と中村奨成だけ)。

全体が低調だったセ・リーグ。ファビアンとモンテロ(とくにファビアン)はシーズン通して健闘した方?

いやいやちょっと待って。なんか今年のカープの外国人選手はけっこうオッケー的な感じになっているのは、昨年のシャイナーとレイノルズがアレだったからだ。

レイノルズは2試合に出場してノーヒット。はぁぁぁぁ? シャイナーは12試合で4安打(ホームラン1本)。はかないストーリー♪(by大瀧詠一)


ファビアンとモンテロが、今季以上のパフォーマンスを見せてくれたら言うことなしだが。もし、この二人だけでなく、チーム全体で個々の選手がよいパフォーマンスをしたとしたら、カープは優勝できるんだろうか?

ん? 今のセ・リーグなら、なくはない?(どんだけレベル低いのセ・リーグ)

さすがにそこまで甘くない。小園と奨成が引き続き打ってくれたとして、やっぱり長打がカープには欠けている(もう末包昇大にはあまり期待できない)。

ホームランバッターがほしいです。(素直に~)

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2025年10月6日

〔カープ2025事件簿〕かつて現役ドラフト候補だった奨成の覚醒、昂也の復活


10月1日に発表された、カープ8人の戦力外通告。

上本崇司、松山竜平、田中広輔のベテラン3人は、生温かい球団のこと。また1年引き延ばされることもあり得ると思っていたので、ついにというか、やっとそのときが来たかという感じだった。

河野佳は昨年、リリーフでいい球投げていたときもあったので意外だった。今年の様子は知らなかったけれど、3年目にして、地元広陵高校出身の選手を切るんだ、と。

赤塚健利は顔なじみになる前にサヨナラになってしまった。


小林樹斗は雰囲気ある選手と楽しみにしていたのだけど、2021年と2022年、1試合ずつ登板しただけに。あれ? うーん。自分をすくすく育てるのって、難しいですね。

宇草孔基にいたっては、今年、応援歌を作ってもらって、一度も1軍で流されることなくチームを去ることになるとは。なかなかに衝撃的だった。

同期の森下暢仁も寂しがっているだろう。いや、森下もがんばらないと……。

健人は、昨年、現役ドラフト候補と予想する記事もあったが、今年は現役ドラフトどころか……。あの堅固な外野守備、好きでした。今年は1軍で10打席0安打。ううううう。


健人の戦力外を聞いて、浮かんできたのが、同じく昨年現役ドラフト候補扱いされていた中村奨成と高橋昂也。

8年目にして本気出したドライチ奨成、頭角表した。表舞台に立った。もともと打席やお立ち台に立ったとき、雰囲気があった。いや、ほんとによかった。

シーズン終盤では、カープの打者でプロ野球をしているのは、小園海斗と奨成だけに見えた。そんな状態だったカープ。

来季からは二人で打線をグイグイ引っ張っていってほしい。こういう選手がもっと増えないと、きびすぃ2026。


高橋昂也のリリーバーとしての復活も、感慨深かいものがあった。

トミージョン手術を受けたのは2019年。そこから先発として復活し勝ち投手になった2021年4月24日の巨人戦も感慨深かったけれど、さらにまた月日を経ての感慨。

ビハインドでの登板から、ロングリリーフで流れを変えてくれた試合は印象深かった。

奨成の成長と昂也の復活は、今年のカープの嬉しかった出来事の一つです。

〔事件簿〕なんてちょっと物騒な響きだけど、〔出来事〕というニュアンスで、今季印象的だったことを思い立ったとき備忘録として書いていこうと思います。

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2025年10月5日

吉井監督は辞任で、新井さんは続投、これがカープクオリティ


ロッテの吉井監督の辞任はショックだった。

冗談の通じる軽やかさや哲学も感じるところ、好きだった。DeNAの三浦監督に続き、エレガント系の監督がまた一人いなくなる。

首位ソフトバンクとのゲーム差が31.5。今季最下位なのは知っていたけど、いつのまにそんなに。佐々木朗希の抜けた穴が何気に大きかったりしたんだろうか。

就任1年目の2023年は2位、2024年は3位、2025年は6位。

ん? 新井さんが就任してからのカープの足取りと、ちょっと似ているぞ。カープは2位、4位、5位だが。今季の首位阪神とのゲームさは25.5だが(これはこれで相当なもの)。


昨日、試合後のセレモニーでの、吉井監督の挨拶。(「デイリースポーツ」)

「ファンの皆様には嫌な思いをさせて申し訳ありません」

「スタッフ、コーチ、選手の皆さんにも嫌な思いをさせて申し訳ありません。結果は全て私の責任です。本当はもうちょっとやりたかったですけど、今日で監督辞めます」


「選手の皆さん、あなたたちには希望しかありません。自分の可能性におおいに期待して頑張って下さい」

と、最後にエールを送ると、スタンドからは割れんばかりの吉井コールが巻き起こったそうだ。

昨日のカープセレモニーでは、新井さんの挨拶中、ブーイングに近いどよめきが起こった。最後は拍手で終わったけれど。


現役時代、あんなにもファンに愛された新井さんが、あんなブーイングを浴びることになるとは(でも、そういう結果だった)。

プロ野球の監督というのは、勝てば官軍、何やっても文句言われたりするけっこう大変な稼業。

ただ、昨年と今年のカープ、監督が辞任してもおかしくない結果だった。同時に選手にも、もう少しプロとして工夫して結果を出してほしかったが(がんばった選手も、もちろんいた)。

これで監督を続けるのは、新井さんなりの展望があるのか、鈍感なのか(昨年、「眠れない」と高津監督に言っていたそうだが。高津さんは「そんなの当たり前だ」と返したそうだが)。


それより、新井さんにもう2年託そうとする球団の方こそ、どうかしてると思う。見る目ないなと思う。結局、野球のことわかってない人たちが運営してるんだな。

佐々岡さんに3年目の要請をしたときも、そう思った。あのときの失望もすごかった。あの2年間の佐々岡さんの采配を見て、どうして続投要請できるのか。結局、何も見てないってことだな。

野球にワクワクしながら、ファンを喜ばせようとしている南場智子さんみたいな人に、オーナー変わってくれないかな。

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2025年10月4日

最終戦、新井さんの挨拶で響いた「どよめき」の意味


10月4日(土)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対3

セ・リーグ、全日程終了。最後までヤクルトに勝てなかった。8勝15敗2分けで大負け越し(阪神には6勝19敗)。

最後の試合、戦力外になった田中広輔、松山竜平、上本崇司が昇格(菊池涼介と堂林翔太も)。内田湘大、佐藤啓介、前川誠太は抹消。

田中は8回まで出場、上本崇司と松山竜平は代打で登場。堂林昇格は何だったんだ?

田中も松山も上本も、最後にファンに姿を見てもらうことができて、それはそれで最終戦の演出として大事なことだったかもしれない。1番田中(ショート)と2番菊池(セカンド)の並びを懐かしく喜んだファンの方もいたかもしれない。

田中は4打席ノーヒット(チーム全体で5安打というカープクオリティ)。引退試合じゃないのに、戦力外の選手を最後の打席まで試合に出す……最後まで、新井さん、わけがわからなかったよ。


今日も試合は見なかった。カープと距離をとりたい気持ちになってた。

昨年、最終試合後のセレモニーで、こう言った新井さん(おさらいタイム)。

「来シーズンは様々なことが変化する年になると思います。来シーズンだけではなしに、その先のカープのことを考えると、変わっていかなければいけない。そう考えています。変わるということは、それとともに痛みを生じてくると思います。覚悟と信念を持って、強いチーム、そして強い選手を育てていきたいと思います」

これを聞いたとき、「俺は好き嫌いで起用しない」の前例があるので、半信半疑で聞いていた。


今年は新井さん、どんな挨拶をしたのか? (「スポニチ」より)

「今、チームは変革期にあります。変わろうとする時、また新しい力が生まれる時、必ず、苦しみが生じます。来年以降もこの苦しみは続いていくと思います(場内からどよめき)」

 「(静まるのを数秒待って)そこから逃げることなく、忍耐強く立ち向かっていきたいと思います(大きな拍手)」


この「どよめき」って、どういう意味? そう思っていたら、Xで、そのときの様子をアップしてくださっている方がいた。

「えぇーーー」という声が響いているように聞こえた。あと失笑も。

「来年以降もこの苦しみは続いていきます」っていうのは、わかる。1年そこらでチームが、若手がみな急速変化するほど野球は簡単じゃないと思う。

私が不服なのは、「覚悟と信念を持って変わる」と言いながら、腰を据えて若手起用を続けなかったこと。會澤翼や磯村嘉孝、上本、田中らをそばに置いて安心しているように、何も変えるつもりがないように見えた。

「そこから逃げることなく」って言うけれど、逃げてるように見えた(というより、何も考えていないように見えた)。


シーズン終盤になってやっと、會澤を抹消して清水叶人をスタメンにしたり、やること1年遅かった。田村俊介ら、起用の期待に応えられなかった選手も選手なんだけど。

そもそも監督1年目からいつメン(いつものメンバー)中心で、そのうち力ないベテラン(by藤川監督)の力はますます自然の法則で低下し、若手への舵取りも遅れ、いま焼野原ですわ。

優勝する気のない球団も球団。テコ入れもなく、相変わらず投手大好きドラフトで(投手ももちろん大事!)、なにも変えるつもりがない。


パワフルな素質のある選手をそろえることもしないで、そら、強くなりません。今いる選手の個々のパフォーマンスを上げてどうにかするのにも限度が。

3年目で最下位から花開いていった新庄監督の日ハムのように、来季、カープが花開くイメージが今はわかない。

日ハムは最下位だったときでも、若い選手たちがイキイキしているように見えて、ワクワクしたもの。

マルチポジションの選手ばっかり増やして、芯がぶれて見えて仕方ないもの。もし、来季もショート小園を動かすようなことがあったら、カープに未来は感じないかな。

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