2021年7月7日

またしても拙攻、ズレてる選手起用、援護直後の大瀬良失点


7月6日、DeNA戦(マツダスタジアム)、2対4。7月4日、阪神戦の逆転勝ちの余韻をきれいさっぱり吹き飛ばす、逆転負け。

カープは大瀬良大地と坂倉将吾のバッテリー。スタメン発表では、坂倉がファースト、磯村嘉孝が捕手となっていたが、試合開始直前に変更があったようだ。何があったんだ?

6月下旬、カープ首脳陣の間では「若手を起用していこう」という話になったらしいが、今さら遅いわ、もう若手はとっくに活躍しとるわ。と、ものすごくズレたものを感じたが、どんどん若手起用するんじゃなかったのか。

磯村1塁って。磯村、いまスタメンに入る人じゃない。サブとして支える存在。どうして最初から捕手・坂倉、1塁・中村奨成と、攻撃的なオーダーにしないのか。

2回裏、1塁3塁のチャンスで打席が回ってきた8番・磯村は空振り三振。わざわざ打線にこんなウィークポイント作らなくても。

上げた両手を下ろせない、みたいな中途半端さのまま、磯村、6回までファーストに。


大瀬良は3回まで三者凡退と、今日は手応え感じる立ち上がり。

3回裏、菊池涼介、野間峻祥の連打に続いて、小園海斗が3塁打で、2点先制。よしっ。

しかし、4番・鈴木誠也はファーストフライ(誠也は1回裏も、3塁走者を返せなかった)。坂倉フォアで1塁3塁。ここで期待の林晃汰が空振り三振。

坂倉が2塁を狙う間に、小園は本塁へ向かうもタッチアウト。林、バットに当ててほしかった。先制はしたものの、チャンスをとり逃したような、波が向こうにいってしまうような、ちょっといやな感じ。


4回、大瀬良が2アウトとってから、佐野恵太ヒット、オースティンに高めのつり球仕留められて2ラン、2対2、同点に。

また出た。打線の援護をもらった直後の、大瀬良の失点。

でも、1回裏、2回裏、そして先制しながらもさらに畳みかけられなかった3回裏の拙攻が下地になっている。これでまたひとつ、波が遠のいた。

大瀬良は5回から7日まで無失点。ところが打線は、DeNA先発・坂本裕哉から櫻井周斗に代わってから、5回裏と6回裏、三者凡退。

7回裏のシャッケルフォードも、8回裏のエスコバーにも無安打。


しかも7回裏、磯村の代打に安部友裕。は? 大瀬良の代打に田中広輔。はぁ? ともに凡退。そのまま、8回の守備につく。

あれ? 若手、積極的に起用するって決めたんじゃなかったんでしたっけ。この腰のすわらなさ。中途半端さ。勝利がそら逃げるというもんだ。

8回のフランスア、佐野恵太に2ラン浴びて、終ったなという感じ。

野球は最後まで何が起こるかわからないとは言え、拙攻と、ベンチの采配の腰のすわらなさを見て、これじゃあ勝利の女神は微笑んではくれないな、と。

9回は島内颯太郎、三者凡退。この人が、どんな局面でもこういう自分の投球っていうやつ?をしてくれたら、リリーフ陣がもっと豊かになるのに。でも、競った局面に弱い、それも島内。


9回裏、西川龍馬が三嶋一輝からヒット。最後のあがきがを見せてくれるか。ここで、代走に奨成。上本崇司や大盛穂もいるだろうに。奨成には打席に立たせてほしかった。

で、安部の代打に長野久義。右左病大好きのカープベンチが、右投手に右打者(長野は空振り三振)。

極めつけは、田中広輔に代打を出さなかったこと。松山竜平もまだいますよ。田中はあっさりショートゴロ。

なんだ? 何日に1回は出勤させるよう上から命じられている嘱託の人か、田中は。現役の選手を出せー。もうベンチが勝負を捨てているとしか思えなかった(もし田中で行けると思っていたなら、いつまでどこまでオメデタイんだ)。


チャンスを逃す攻撃、ベンチの中途半端な采配こそ、敗因だったが、大瀬良が2点の援護をもらった直後、2失点したのは、いただけなかった。

ここ数試合のことを思うと、今日は試合を作った。でも、大瀬良に求めてるのは、及第点なんかじゃない。

7月4日の阪神戦の5回、森下暢仁は満塁のピンチを招いても、味方(坂倉)のエラーを帳消しにして切り抜け、それが5回裏の逆転打につながった。

チームに勝ちを呼び込む投球とその後の展開が鮮烈だっただけに、大瀬良に物足りないものを感じた。望み過ぎだろうか。


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2021年7月6日

今頃若手使うってよ、とっくに若手頑張ってますけど


今年のオールスター。カープからは、森下暢仁と鈴木誠也がファン投票、菊池涼介が選手間投票、新人の栗林良吏が監督推薦で選ばれた。

プロ野球は人気稼業、ファン投票で選ばれるのは選手冥利に尽きるもの。同じ土俵でプレーする選手たちから選ばれるのも、(敵方の)監督から推薦されるのも光栄なこと。

ちゃんと見てくれている人がいるというのは選手にとって嬉しいことですね。

この4人は、オリンピック代表にも選ばれてしまった人々。ほんとなら、この期間に休息して後半戦にそなえてほしい気持ちでいっぱいでしたが(誠也はオリンピックやる気満々だからよしとして)。

栗林。クローザーをまかされ、しかも新人で、そのうえ結果を出して、選ばれないわけがない。

オールスター出場が決まって、「うれしい気持ちでいっぱいです」と語る栗林を見ていたら、何も言えない。いつもと違う場所で楽しんできてね~。中日の柳裕也とお話ししてきてね~。(「デイリースポーツ」)


ところで、先週末の阪神との3連戦。阪神に元気がなくて、長いシーズン、山あり谷ありだな、と。カープは谷あり谷ありのどん底ですけども。

佐藤輝明も不調で存在感が薄まっていた。いつまで続くかわからないので油断はできませんが、栗林の新人賞もまだ諦めずにいようと希望の光が。

新人賞の投票をする記者には、阪神担当の記者の数が多いと聞いたので、なんでフラットにしないのかなと思いますが。

でも、チーム状況が悪い中にも、与えられた場面でクローザーとしての仕事を続けている栗林の存在感、増しています。ちゃんと見てくれている人はいる。

昨シーズン後半は、「せめて森下に新人賞を」が数少ない楽しみになっていて、それがかなった。

今年も栗林をなんとか盛りたててほしい。もっとセーブシチュエーションで栗林を。選手のみなさん、くれぐれもよろしくお願いします。あ、ベンチはどうかおかしなことしないで(でも、絶対、やる)。
 

どん底ながら、栗林、小園海斗、林晃汰、坂倉将吾、玉村昇悟ら、若い選手の覇気あるプレーを見ることができて、まだ救いを感じる今日このごろ。

カープ首脳陣の間で、若手をどんどん使っていこうという方向づけが6月下旬ごろされたという話をネットの記事で見かけた。今ごろそんなこと、やっと決めたのか。おそ。と、ゴロゴロ後転しそうになった。

とっくにファンの気持ちはそっちに行ってましたけども、何か?(怒&呆れ顔)

どん底がさらに沼底になんて恐ろしいことにならないように、地道に起死回生できますように。選手に期待。


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2021年7月5日

次は森下&坂倉のバッテリーを見せてくれ


7月4日、阪神戦(マツダスタジアム)、4対3。

いつ以来? 思い出せないくらい久しぶりの勝ち越し。久しぶりに笑って終わった森下暢仁を見た。

1回、近本光司にいきなり3塁打。あんた、先頭打者には気ぃつけるてあんなに言うてたやんかぁ(涙)。続いて、糸原健斗のゴロであっさり1失点。今日も立ち上がり悪い森下。

3回にはサンズに2ラン。0対3。また序盤にトントントンと失点。でも、ここでとどめるのが、森下。


3回裏、石原貴規ヒット、森下バントで送って、菊池涼介がタイムリー(石原激走)。野間峻祥ヒット、小園海斗が犠牲フライでもう1点。2対3。失点のあと、すかさず得点。今日は、ちょっと、いける・・・か。

4回、大山悠輔、中野拓夢の連打で、2アウト2塁3塁。ここで、カープ打線の天敵・秋山拓巳に代打が出される(代打・原口文仁はライトフライに終わる)。

矢野監督、どしたん? 秋山が早々に降りてくれたのはカープにとってラッキー。だからと言って、けして楽勝になったわけでなかったが。

山場は5回。近本が2塁打でまた出塁。糸原のファーストゴロを坂倉がファンブルして1塁3塁。サンズにはフォアを与えて、ノーアウト満塁。

ここで森下、森下になる。ギアが上がる。マルテ、ファーストフライ。佐藤輝明、空振り三振。そして、大山の抜けるような打球を林がダイビングキャッチで3アウト! このプレーは大きかった。森下、味方(坂倉)のエラーを帳消しにした。


これは、これは絶対打って、森下に応えないと。の、5回裏。

野間と鈴木誠也ヒットで2アウト1塁3塁。ここで先ほどエラーの坂倉が2塁打! 4対3、逆転した! 森下、ベンチで両手を高く上げて拍手。

ピッチャーにとって、味方が打って(守って)くれる、こんな嬉しいことはない。ずっと、ずっと、こういう光景がなかった。やっと森下が報われた瞬間。

森下、111球を投げて、6回でマウンドを降りる。この後、リリーフ陣がこの1点リードを守れるか、スリリングなイニングが続く。

というのも、追加点がさっぱり入らなかったから。7回裏、満塁の場面で、6番・長野久義が凡退。このとき、林が6番だったらと思ってしまった。長野の6番に必然を感じないオーダーだった。

8回裏、ヒットを打った林の代走に出た中村奨成が走塁死。6月19日、DeNA戦でホームランを打って以来、いいところを見せていない奨成。このままではいつ人事異動させられるか。心配です。


と、追加点はならなかったが、リリーフ陣が1点リードを守った。

7回はフランスア。かつてクローザーを任されたときは弱い部分も見せたが、その一歩手前(とはいえ楽な場面などないけれど)にフランスがいてくれるのは、嬉しい。

8回はコルニエル。近本を打ちとって3アウトとったとき、ライブパフォーマーのように気合入ってた。

9回は栗林良吏。ところが、フォアを連発し、どうした、どうした、栗林。

でしたが、最後の最後、栗林は栗林だった。佐藤輝明と大山を連続三振にしとめ、森下5勝目、栗林16セーブ目がついた。やったー。


お立ち台は、坂倉と森下。シーズン途中から、森下は石原とバッテリーを組むようになったが、ベンチの意図がわからない。坂倉をときにリードしつつ、坂倉相手に投げ込む森下がまた見たい。なので、このツーショットが嬉しかった。

「一塁手は何回でも行っていい。(本職の)捕手が行きたいなと思っても行けないタイミングがあったりする。だったら行けるときに行きたい」(「デイリースポーツ」)

森下のみならず、投手がボール先行になったときなど、すかさず一塁から声をかけにいく坂倉。投手の近くにいる、もう一人の捕手。

森下が先発する時は、一塁の守備につきながら配球をイメージしていると言う。「いつか(森下の女房役に)戻るときがあったときに生かしたい」と。(「スポニチ」)

なんか、グッとくる。また、二人のバッテリーが見たい。


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2021年7月4日

スキのなさもベンチワークも違い見せられた阪神戦


7月3日、阪神戦(マツダスタジアム)、0対5。今シーズン8度目の完封負け。

大道温貴と伊藤将司のルーキー対決。1回、大道はわずか5球で3アウト。対する伊藤も1回裏、6球で3アウト。なんという滑り出し。しかし、そのまま順調に事が運ぶ試合って、ほとんどない(カープには)。

大道、三者凡退は初回だけ。毎回、走者を出す、テンポあんまりよくない投球。3回に1失点するも、最小失点で踏みとどまる。

雨が気になる日。コールドに備え、早めに点をとっておきたいところが、なかなか伊藤を打てないカープ。予想はしていたけど、誰か裏切ってくれまいか。


4回、坂倉将吾にヒット、林晃汰にも5試合ぶりのヒットが出て、1アウト1塁3塁。やっとチャンスが。

ここで野間峻祥。野間かぁ・・・。巨人戦で菅野智之からホームランを打ちはしたけれど、あれはサプライズ的なもの。安部友裕はスタメンから消えたが、次は野間という打線のウィークポイントをなんとかしていただけないか。

野間、ショートゴロ。ここで、ショートの中野拓夢が、自ら2塁ベースを踏んで、すかさずホームに送球し、坂倉タッチアウト。打っても点が入らない今シーズンのカープ。走塁の甘さもその一つ。

解説の岡義朗さんが、中野のみごとな併殺について、「伊藤を救うビッグプレーだが、三走の動きが見えないだけに、糸原の的確な指示があったはずで、その声もまた、ファインプレーだ」と。(「デイリースポーツ」)

カープは今シーズン、声をかけあっていれば防げたような、小園海斗と西川龍馬が交錯するシーンが見られたりと、対照的です。


しかし、この後、石原貴規ヒットで、2アウト1塁3塁。まだチャンスは残ってる。ここで、大道に代わって、長野久義。長野かぁ・・・。今日は点の香りがしない。セカンドゴロで終わり。

1点ビハインドの6回、森浦大輔がマウンドに。いきなりフォアにヒット、進塁ゴロにフォアで、1アウト2塁3塁。はわわ。しかし、動かないベンチ。ここは任せたということか。

近本光司ショートゴロで、2アウト満塁。糸原健斗サードゴロで、ピンチ(自分で作ったものだけど)を切り抜けた。おじいちゃんのような、孫のような、不思議な森浦。ひとまず、試合をこわすことなく終わり、ホッとしました。


しかし、7回、コルニエルがマルテにホームランを浴び、0対2。

7回裏、再度チャンスの場面が。鈴木誠也ヒット、野間併殺くずれのセカンドゴロで、2アウト1塁3塁。石原フォアで、満塁。

ここで点とれなかったら、もう終わりと言ってもいい場面。ここで、代打・松山竜平。松山かぁ・・・。今日はやっぱり点の香りがしない。

ここで、矢野監督がじきじきにマウンドに。これはなかなかないこと。試合後の伊藤のヒーローインタビューによると、「おまえに任せた。思い切って行け」というエールだったようだ。こんな局面だったけど、矢野監督がやってきて、伊藤に笑顔が。

結果、伊藤は松山をセカンドゴロに打ち取って、しのいだ。このベンチとの連携プレーも、今のカープには見られないものだなと思った。


8回、バードが打たれ打たれて3失点。調子のよくなかった阪神打線にまた元気を与えてしまった。なんというホスピタリティあふれるチーム。

今日はカープ、4安打。阪神は14安打。大量得点した翌日は、たいてい負けるの法則がまた繰り返されました。

だったら、明日の森下暢仁に少しは点を取ってくれるかな。と思うことにしよう。相手が天敵・秋山拓巳だけど。

今日はサンフレッチェ広島とコラボした紫のユニフォームを着用。企画ユニフォーム、めっきり多くなりましたね、どのチームも。

広島の方が、ファンの方が、選手が気に入ってるならいいけれど、なんかもったりと戦闘意識が薄れそうなユニフォーム。いつものスッキリした戦闘服でいいじゃん? と思ってしまいました。

企画でなく、ふつうにプレーでファンを楽しませてほしいです、できることなら。


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2021年7月3日

玉村に先発投手らしさ感じた、4番の誠也、眠れる獅子が二度寝から醒めた


7月2日、阪神戦(マツダスタジアム)、7対1。

ふっふっふ。5連敗していた阪神に勝ちました。しかも、これまで対カープ11勝2敗だった西勇輝から7点奪いました。

先発は、玉村昇悟。毎度のごとく打てていない西が相手でしたが、玉村は、カープの希望のひとつ。いまカープにあって悲壮な気持ちにならない、負けない気持を感じる、数少ない投手の一人。

しかも、今日のスタメンマスクは坂倉将吾。ガッツを感じる若鯉の組み合わせ、ワクワクする。


2回裏、ノーアウトで鈴木誠也が場外ホームラン。よっしゃー。

続く、坂倉もヒット。ツーアウト、安部友裕を申告敬遠で、玉村との勝負を選択。阪神さん、ご存知ないようで。うちの玉村は9番目の打者なんだから、打つコなんですから。むしろ安部より期待できるという。お気の毒さま。

そしたら玉村、ほんとうに打った。ピッチャーへのボテボテな内野安打を全力疾走して、2アウト満塁。

そこから菊池涼介が2点タイムリー。西川がタイムリー。小園海斗ヒットで、誠也が走者一掃の3点タイムリー。

誠也が、人がいるときに、打った! 鈴木に始まり、鈴木が仕留め、この回だけで7点奪取(最後走りすぎて、3塁タッチアウトになりましたが)。


しかし、7失点しても、西は続投。台所事情もあっただろうけれど、カープなら追いつけるとなめられていたのか。球自体は悪くないとベンチが見極めていたのか。結果、3回4回は連続三者凡退(4回で降板)。原監督ならこういうとき、途中交代させただろうか。ちょっと興味ある。

玉村、6回を投げてちょうど100球。2塁に走者を進めることはあっても、踏みとどまる。大崩れしない。

7回も続投。6回の壁すら越えた。しかし、そろそろ疲れが見えるころ。ベンチの節約志向が裏目に出なければいいが。

で、連打を浴び、近本光司の犠牲フライで1失点。しかし、これ以上、傷は広げなかった。玉村、天晴れ。先発投手らしくて、いい。


その後、追加点は入らず、それはちょっと不安材料だったけれど、今日の阪神、元気がなかった。スタメンに佐藤輝明もサンズもいなかった。

8回はコルニエルが三者凡退。6点リードの9回、まさか栗林良吏を出すんじゃないだろうなと一瞬思ったが、さすがに大丈夫だった。フランスアがマウンドに。

2アウトとったあと、ヒットとフォアで1塁2塁をこしらえるも、最後は糸井嘉男を空振り三振。

コルニエル、バード、フランスアと、外国人選手がリリーフ陣を豊かにしてくれそう。打線にもクロンが加わってくれれば。

ようやく(と言ってもまだ3試合だが)7番までのオーダーが固定されつつあるけれど、8番・安部はウィークポイント。もう一歩オーダーをブラッシュアップしてもらえないか(当社比ですが)。


今日のお立ち台は、7回1失点で2勝目をあげた玉村と、4打点の誠也。

2年目、20歳の玉村、可愛いながらも、森浦大輔や大道温貴の受け答えよりしっかりしている。いえ、あの二人はあの二人ならではの味わいはありますが。

最後の誠也の言葉が誠也ならではだった。

「ここまで不甲斐ない試合ばかりで、ファンのみなさんを悲しませている試合がたくさんありますけれど、これからみんなでしっかり頑張って、みなさんを喜ばせられるようなプレーを」

「前みたいにすごい声援のある球場にまたなってもらいたいんで、今は野次ばかりなんで(スタンド、どっと沸く)、少しはいい声援が送ってもらえるように僕たちも頑張っていきたいなと思います」

これからも熱い声援よろしくお願いします、なんて紋切り型でなく、こういうことスッと言えるところが、誠也。やっぱり誠也にはお立ち台が似合う。


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2021年7月2日

また同じパターンで負け。つける薬もない


7月1日、巨人戦(東京ドーム)、4対10。

1回、小園海斗のタイムリーで1点先制。3回、西川龍馬のソロ、鈴木誠也の2ランで、3点追加。不調とはいえ菅野智之から4点奪取した幸先のよいスタート。

だったが、ここで原監督、第1戦と同様、スパッと菅野を途中交代。

3回裏、高橋昂也が松原聖弥に2ラン浴びる。出ました、援護のあとの失点。ちょっといやな感じ。

4回裏、坂本勇人と中島宏之に連続フォア。北村拓己のタイムリー、代打・廣岡大志の2点タイムリーで、4対5。あっさりひっくり返される。(怒)

それでも動かないベンチ。大城卓三のバントを見届け、やっと島内颯太郎に交代。


ここで、松原のファーストゴロを、坂倉将吾がフィルダーズチョイスで本塁へワンバウンド送球、磯村嘉孝はじいて、1失点。あげく、ウィーラーに2ランを浴び、この回、つごう6失点。

打線が援護すれば、投手が大量失点のパターン、また出た。投手にもがっかりだが、昂也が打たれ始めた時点で、早めに交代しておけば、また違った展開になったかもしれない。

両チームとも先発が試合を作れなかったが、投手交代のタイミングで、大きな差が出た。

打たれたのを見届けてから交代させるベンチ。なんで何度も同じことを繰り返すんだろう(と、何回言っただろう、この台詞)。負けるスイッチをわざわざ押しにいくカープベンチ。


5回、小園が3打席連続安打で出塁と勢い見せたが、けん制死。ドヨ~ン。なんか今日は、やることなすことダメな日かも。

それでも鈴木がデッドボールで出塁。坂倉セカンドゴロで鈴木と入れ替わり、林晃汰のレフトへの打球を廣岡が落球して、2塁3塁。まだチャンスの灯は小さくともってるところに、野間峻祥レフトフライ。

5回裏、高橋樹也が、坂本勇人にソロ、松原にタイムリーで、2失点。4対10。まるで連鎖反応みたいに君まで打たれんでも。泥を上塗り。

6回裏、7回裏は、森浦大輔。敗戦処理(まだ負けと決まってはいないけど)の場面であれ、2イニングとも無失点に抑えたのはよかった。

しかし、7回、8回、9回の攻撃は、みな三者凡退。9回にいたっては、安部友裕、田中広輔、松山竜平の「昔の名前で出ています」シリーズの人たちが代打で繰り出され、なんの迫力もなく見せ場なし。茶番みたいだった。


野球は最後まで何が起こるかわからない。どんな大差でも、たいてい見届ける。

でも、さすがに今日は、打線の援護ありながら、先発投手が大量失点、続くリリーフも(野手のミスもあったものの)負の連鎖反応帯びたみたいに失点、打線も沈黙・・・のわかりやすいパターンがまた繰り返され、はいはい負けですね。と、途中からあっさり了承。

みんな森下暢仁や栗林良吏にようになれとは言わないが(いや、言いたい)、失点しても踏みとどまり修正する森下や、1イニング、絶対点をとられない覚悟で工夫して投げる栗林をもっと手本にしてほしい。

昨日のリードが評価されたのか、今日のスタメンマスクは磯村嘉孝。大量失点の日は、投手だけでなく捕手の力量も問われるが、捕手が誰であれ、やっぱり投手がしっかりしていないと。

投手が失点しても、それを切り替える展開に持っていく采配を監督がしないと。ここにまた、げっそりとなったゲームだった。つける薬もない。もう知らーん。選手せめて自分の持ち場で頑張れ。


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2021年7月1日

九里粘って、野間サプライズの1本、最後を栗林が美しく締めた


6月30、巨人戦(東京ドーム)、1対0。完封勝ち。

昨日の乱打戦と打って変わって、7回まで互いにゼロ行進。

巨人先発、山口俊。アメリカで居場所がなくなり、古巣の巨人に声をかけてもらっての復帰。覚悟を感じる立ち上がり。

カープ打線、ヒットが出ないこと、出ないこと。會澤翼も不在。デッドボール問題もなく、静かにゲームは進みます。

対する九里も、安打は許すものの、点を与えない。ゲームは早くに進みます。


あわや山口にノーヒット・ノーラン達成されるかという8回。野間峻祥がまさかのソロホームラン。よくやったー。

これは死守せねば。110球投げた九里が8回裏も続投。ここで目に見えてガクッと球威が落ちてきた。早めに交代した方が吉。

ツーアウト1塁で、ウィーラーにフォア。早く早く、ここで代えないと昨日みたいなことに。あれ、横山投手コーチがマウンドに向かおうとしてる。また引っぱってゲームを台無しにする気かぁぁぁ。

と、頭抱えたくなったとき、佐々岡監督の、腰が、少し、浮いた。そのまま立ち上がり、投手の交代を告げた。よしよし、それでいいんだ、それで。


九里、ここでバードに交代。まだ登板回数の少ないバード。スリリングではありましたが、丸佳浩をレフトフライのファウルに仕留め、グッジョブ。

追加点がほしい9回。西川龍馬がヒット。代走に上本崇司。が、盗塁失敗。バッジョブ(怒)。上本をムードメーカーと呼ぶ人もいるが、一気に空気が淀んだ。

しかし、一瞬淀んだ空気は、栗林良吏が美しく引き締まるものに一掃してくれた。1点リードの9回裏、最高の場面で栗林がマウンドに。今日はちゃんと準備出来ていたはず。

岡本和真、空振り三振。坂本勇人、見逃し三振。この2打席、とくにしびれました。いいもの見せていただきました。梶谷隆幸、セカンドゴロで、九里6勝目。栗林15セーブ目。

九里が無失点に抑え、野間がサプライズの1本を打ち、最後に栗林が主軸を抑えた。栗林の充実した投球を見ていると、個の力の大きさを感じた。

今日のヒーローインタビューは九里。ここがマツダスタジアムだったら、九里と野間と栗林の3人にお立ち台に上がってほしいくらいだった。


九里は新型コロナ感染から復帰して、石原貴規、坂倉将吾とバッテリーを組んできて、今日こそは中村奨成かと思いきや、まさかの磯村嘉孝。スタメン知って、じつは最初、失望した。

また奨成じゃなかった。九里が新型コロナで離脱する前の5月19日の巨人戦、奨成とのバッテリー、とてもワクワクするものだったのに。

なぜ今、磯村。というより、そこまで奨成を拒むのはなぜ? 小園がなかなか起用されなかったときと似た匂いがする。

誰がそうさせているのか。佐々岡監督は采配はヘンテコだが、いいものはいいと素直に言いそうな気がする。倉バッテリーコーチって、そんな力あるの? やはり河田ヘッドコーチの意向なのか。疑念。

しかし、ふたを開けると、九里は6安打されながらも点は与えなかった。磯村とのバッテリーが活きた結果になった。磯村、グッジョブ。


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